マイク色見本 迷彩塗装 完成

 先日本塗りを終えていた色見本用マイクのピンクカモフラ塗装です。色はピンクを4色で、クリアーは二度打ち、最後は艶消しクリアーで仕上げています。

形はマイクですが本体は樹脂製で、判り易いよう一連の流れを纏めて紹介しますね。

まずは本物のマイクを分解&穴を目止めして、シリコーン樹脂でメス型を作製します。

マイクモックアップ 完成

 出来あがったシリコーン型に注型用ウレタンレジンを流し込み、複製品を作製します。

サンプルマイク 塗装準備

 元々あったSHUREのロゴをデカールで再現するようデータを作製します。

 事前にイメージイラストを作製して配色を確認します。

尚ピンク迷彩塗装はマイクの前に一斗缶などを塗っていて、塗料はその時の物をそのまま使用しています。

一斗缶 ピンク迷彩塗装(試作) 加装飾

 カモフラ柄はマスキングシート(オス型)を使って塗り分けます。画像は作業前の配置確認です。

色は濃いピンクから始めて、マスキングを貼りながら徐々に薄い色を塗り重ねていきます。

一旦普通のクリアー(艶あり)で仕上げたら、完全硬化後に全体を研いで段差を平滑にします。

 SHUREのロゴは小さ過ぎるので塗装では対応が出来なく、代わりにデカールを使って再現します。使っているのはALPSのドライプリンターMD-5000です。

木工用ボンドを薄めた水に浸して台紙を剥がし、デカール用接着剤を使って貼り付けます。

デカール貼り付け後、艶消しクリアーを塗って完了です。

最後に60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させたら完成です。

 ロゴは「特色ホワイト→マゼンタ→クリアー」の3度刷りで、フチを白くする為に最初のロゴは0.3mmオフセットして印刷してあります。

 反対側です。

 こちらはゴールドに黒フチのロゴにしてみました。

黒とゴールドは重ねず、それぞれのデータを別にして印刷しています(ピンクのロゴもそうですがあちらは白の上にマゼンタを重ねて印刷しています)。

一緒に作成したグリーン迷彩はマイク塗装のページで紹介しています。宜しければご参照下さいませ。

SHURE SM58 迷彩柄(グリーン)

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