知り合いの塗装屋さん(GUNさん笑)から頼まれている色相環12色₊1ですが、今回はイエローを大量に使うので新しいのを頼んでおきました。
と言う訳で、取り敢えずですが色相環用12色+1の完成です。後はラベルを本物に貼り直すだけですね。
尚、今回の塗料は希釈無しとなるので、別途専用のSTANDOXシンナーも購入して頂きました。
が、
何かいつもと違う気が・・・。
STANDOXの容器は、注ぎ口にプラスチック製のキャップが嵌っていて、それを引き出して使う構造になっている筈ですが、今回の物には何故か一斗缶と同じキャップが!!
ちなみに本物はドイツ製で、途中から一斗缶(16L)のみ日本製になっていたのですが、いつの間にかこちらの4Lも日本製になっていた模様です。
尚一斗缶Ver.は以下の製品で、当店でもベースコートにはこれを使っています(クリアーは別です)。画像は移動式ゴミ箱&椅子を作っている時の物ですかね。実際にはどちらも同じSTANDOX(現在はアクサルタ傘下)製品なのですが、こちらは本国から支給された仕様を基に中身は日本で作っていて、本物に比べると微妙にカブリ傾向にある為、デリケートなシルバー系の場合はデモマンの推奨により私は2Kシンナー(本来はクリアー用)を使っています。
ただ今回のようなソリッドカラーであれば問題は無いかと思いますし、そもそも全部日本製になってしまったのでその後仕様も改善されたのでは、と思う次第です(ただ何となく騙された感が否めませんが・・・)。
と言う訳ですが、最後にパッケージを本物に貼り直す前に塗料をよく混ぜておきます。以前も紹介したミキシングマシーンもどきの「振盪機」(マルチシェーカー)ですね。
シンナーが入っていればそうでも無いのですが、原色そのままだと粘度が高いので一つ一つ手で降って混ぜるのは結構大変です。
その点このシェイカーを使えば、箱を台に乗せタイマーを回しておけばあとは自動的に撹拌してくれます。一缶ずつ挟んで撹拌する専用の物もありますが(うちにはありませんが以前使っていました)、今の小物塗装ではこちらの方が断然使い勝手が良いです。
他にはホワイトパールとブルーパールも頼まれていて、ホワイトパールはそんなにしないので1キロ缶でお取り寄せ、ブルーパールは中々ヤバい金額なので(このホワイトパールの3倍くらいです・・・)300gでご注文を受けました。缶だと出し入れが面倒だと思うので、色相環用塗料と同じようにPP製の広口容器を用意しておくようにします。
それにしてもフィギアの塗装にSTANDOXを使うなんて、果たしてそれで採算が合わせられるのでしょうか・・・(恐)。
シールを貼ったら改めて撮影して紹介しますね。