先日紹介した色相環用の塗料ですが、知り合いの塗装屋さん(GUNさん笑)から注文が入りましたので、
GUNさんは本業はデザイナーなのですが、それとは別にフィギアなどを塗装・販売していて、以前からこういったパステルカラーな色の塗料が欲しかったとの事です。確かに自動車用の塗料だと原色そのままでは濃くて判り難く(青系は黒にしか見えません・・・)、今までそういった場合にはプラモデル用の塗料を使っていたそうです。
GUNさんについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さい(身内ネタにならないよう注意はしているのですが一応すいません)。
またパッケージデザインも以前のと少し変更し、STANDOXの配合データは(普通の方には)余り意味が無いので廃止し、代わりに色を作った時に参考にしたRGB値を入れておきました。デザインの仕事をしているGUNさんならこの方が判り易いと思います。
ただしパッケージの色や中の塗料はRGB値では表せないので(印刷ならCMYKなので)「RGB」と言う文字は入れず、その値だけを記載しました。
例=(255,0,0)=赤
最初は自分の為の物だったので紙なども普通の印刷用紙に両面テープを貼っただけでしたが、それだと後で剥がれたり滲んだりしてしまうので、改めて専用のラベルシールを買って刷り直しました。っていうかここは溶剤プリンターを自宅に持っているGUNさんにお願いすれば良かったのかもですが・・・(いやまあそれもどうかなと思いまして)。
ちなみにGUNさんから頼まれたのは奥の200グラム(希釈無し原色まま)で、ただ普通の人であればそこまでの量は必用無いと思いますので、それとは別に手前の「希釈済み100グラム」の仕様も作っておきました。いずれ色相環色見本と共にウェブショップで販売も出来るようにしようと思います。
尚、塗料は自宅で作って来るので、徒歩通勤だと一回に4本(容器が30グラムくらいなので合計で1キロくらい)が限界といったところで、何日かに別けて搬入しています。
ラベルは取り敢えず区別がつくように貼ってあるだけなので、後日ちゃんとした物に張り替えます。
あと12色に加えて入れるのがこちらの「白」の原色で、これを使えば既存の色をさらにパステル調に調整が可能!、と言う事になります(ただし彩度が落ちる色もあるのでそこは注意が必要ですが)。
価格はネットで販売されている国産塗料を参考にしますので、GUNさんがいつも使っている塗料とさほど変わらない金額でご提供出来るようにする予定です。