先日本塗りを終えていたBOSEの101MMスピーカーです。その後熱を入れて塗膜を完全硬化させマスキングを剥がしました。
グリルネットに派手なピンクの布を貼り、塗装前に外しておいたバッジを取り付けて完成です。
・・・が!
使った布は所謂女性が履く「タイツ」でして、その為ちょっと何かに引っかかっただけで毛羽立ちが出てしまい、近くで見るとちょっと残念な感じです。しかも折り目も残ってしまったので、こちらは没として後日改めて貼り直そうと思います。
という事ですが、多分次の機会はやって来ない(笑)気がしないでもないので、とりあえず撮影だけしておく事にしました。
ちなみに今のところこれを使う予定は無く、今回は施工例と色見本を作る為となります。
木製のスピーカーボックスは家具屋さんとかが塗られているのでわざわざ当店が出しゃばる必要は無く(STANDOXで塗る必要は無く)、ただ今回のような樹脂素材(恐らくはPPかPAかPU)なら需要はあるのでは、と思った次第です。商品自体は古い物で今更感は否めませんが、一応googleで探してみたところ他で塗っていた人も居ませんでしたし。
仕事のご依頼で意外に多いのがレジスターの塗装で、最近はお洒落なケーキ屋さんとかが増えたせいかデザインに特化した設計事務所が多いようで、そういった業務用電気製品のお問合せが多いです。大抵は什器を専門に扱う会社が下請けに入っている筈ですが、レジスターなどは難しいのかも知れませんね。
と言う感じで、今までいったショップでBOSEの101に塗装した事例は見たことが無かった事、ただそれでも未だによく見かける事(もう生産終了ですが・・・)、あと塗って面白そうな物(一番重要)と言う点で久しぶりに仕事以外で何かを塗ってみた次第です。
いずれショールルーム的なのが出来たら是非使いたいですね。激しいチヂレ部分は見えないようにして(笑)。