以前テスト的に塗っておいたスバルのエンブレムアクリルプレートです。その後メッキ枠を艶ありの黒に塗ったので、それぞれを組み合わせて撮影をしました。
中央のアクリルプレートは表側からキャンディーブルーを塗り、クリスタルクリアーでコートしています。
元々が青いので変化が判り難いのですが、メッキの六連星が青くなり、元々青かった背面部分は深みのある青になっています。
と、文章だけを書いても判り難いと思いますので、
ノーマルの状態と並べてみました。下側は現在仕事としてご依頼頂ているこちらのエンブレムとなります。
左側が純正で、右側が【表面キャンディーブルー+メッキ部黒艶塗装】となります。
純正は無色透明なアクリルプレートの裏側から青メタリックの印刷がされています。
今回はそれにさらに表側から透明な青=キャンディーブルーを塗った仕様となります。スモークは塗らず、その代わり中央を薄く周りを濃くして立体感を出しています。
ボディーカラーによって雰囲気は変わる筈ですが、単体で見る限りでは全体が引き締まった感じで、重厚感が出ています。特に枠が黒くなったのが大きいですね。
以前行ったアクリルプレートの裏側を削って塗装し直す方法に比べると、こちらの方がコスト的には優れています。
ちなみにアクリルプレートを塗るよりメッキの枠の方が費用は高いです。理由はメッキ素地への塗装は密着性が悪く、これの対応としては市販の密着剤(スプレー糊のような物)を使った安易な方法では無く、通常の塗膜と同様の密着性を保持出来る下地処理を行っているからです。
他には表側からキャンディーレッドに塗った物もあるので、そちらもいずれ紹介したいと思います。