先日バイク(セロー250)に取り付けていた後付けの汎用小物入れ=車載工具箱ですが、
ご依頼品の塗装のついでに、濃いめのグレーの結晶塗装を施しました!
未塗装の樹脂素地に比べると大分良い雰囲気になったと思います。
が・・・、
というのも、
思ったよりも結晶目が出せていなく(結晶目が細かく)、パーティングラインはそのまま見えてしまっていますし、
元々樹脂の表面にあった梨地模様もそのまま残って見えてしまいます。膜厚が足りなく、結晶目がちゃんと出ていない状態ですね。
が、これはこれでOKで、というのもこちらは本塗り前のテスト用として塗った物で、これでまず結晶具合を確認し、その後塗り方を修正して本番の御依頼品の塗装に挑んでいます。いつもはこれを色板等で行っていますが、面積が大きく形が立体的なお陰でより本番に近い塗装ができ、これはこれで中々良い使い方が出来たと思っています。おかげでご依頼頂いた製品(VMAXヘッドカバー)の方は良い具合に結晶目を表現できたと思います。
ちなみにどちらも予備用で、現在は何も塗っていない太い方が着いていますから、取り敢えずそれと今回塗った物を交換し、また本塗り前のテスト用と使用、今回失敗した物もペーパーを掛けてまたテスト用として使おうと思います。
こんな感じで私物を本塗り前のテスト用として塗れるのは中々良い方法だと思いますので、今後も同じように使えるよう他も何かしら用意しておこうと思います。