11月の19日(土)と20日 (日)のデザフェスに、知り合いの塗装屋さん(GUNさん。笑)と一緒に出店する事になりました!前回はGUNさんのブースに間借りさせて貰った形でしたが、今回はその隣での自前のブースとなります。青い角地がGUNさんで、私はその隣の414ですね。
と言う訳で今回もGUNさんと、ブラックラビット産みの親のhotaniさんにも許可を頂いて、キーホルダーを作成して販売する事にしました。画像は熱で曲がってしまった結晶塗装仕様ですね。
昔日産の販促品かなにかで赤の結晶塗装が施されたキーホルダー(確かFJ20仕様)があったと思いますが、それの現代版みたいな感じでしょうか。私はこのずっしり重たそうな質感が好きなのですが、一般の方には受け無いですかね・・・。
ちなみにこれは元々黒いアクリル板では無く、わざわざ一旦艶消し黒 (2コート仕上げ)で塗装し、24時間以内にトップコートを行うといった、一応セオリー(自補修のマニュアル)通りで仕上げています。
という感じですが、一般受けしそうなのはやはりこういった透明感がある系ですかね。
ちなみに下地にシルバーを塗らないキャンディーカラーは、作業的にはソリッドカラーよりも楽だったりします。
隠ぺいさせる必要が無いですし、裏表に色が入るので通常の倍のスピードで色が入りますから、工程的には通常の塗色より楽です。
他には一回り小さく薄いピアス用も作成していたりします。これはオレンジキャンディーの他に下色に一部メタリックを塗ったり、キャンディーカラーの後にゴールド系レインボーラメ(0.2mm)を入れたりしているので、実はかなり手間が掛かっていたりします。一回のクリアーではラメの突起を抑えられず、2回塗ってます。
12色の色相環をキャンディーカラーで一から塗り直すという作業を行っていたりもしました。
透明感を残しつつアクリルパーツを接着するには既存の方法ではどうしても気泡が入ってしまいますから、
素晴らしい商品を見つけて購入しました。凄い謳い文句ですね!
100mlで¥13,200とかなり高価な接着剤ですが、ここまでかなりの失敗を繰り返して来たので、それらが解消されるのであれば安い買い物です。
他の接着剤でここまでの事にはならなかったので、一応メーカーにこれらの画像と詳しい作業内容等を記載して問い合わせたのですが、技術担当者が不在と言う事で結局原因は判らずじまいです。マニュアルには「レーザーカットした直ぐでも大丈夫」(レーザーカットした直後は通常割れやすいがこれは大丈夫)といった事も記載されているので、こういったトラブル=ケミカルクラック系が起き難い製品だと思っていましたが、明らかに接着剤の成分が素材を侵してしまっているように見受けられます。
まあ今回は(今回も)良い勉強代だったという事で・・・。
と言う事で、改めて違う方法=素材にアクリルミラーを使う事にしました!
再びレーザーで一から切り出し、ただ折角なので下地にシルバーを塗ったキャンディーカラー仕様(こちらは通常の透明アクリル板)も塗る事にしました。
一度に12色は大変と言うか経営を圧迫してしまうので、何度かに別けて行っています。
背面が鏡のようになっているので、キャンディーカラーが映えてとても綺麗です。
これらは単なる飾りという訳ではなく、それぞれの色は配合データが判るようになっているので、基本的には塗装の仕事で使う為の物という事なっています。先日塗ったランサーエボリューションのヘッドカバーの塗装にも大いに役立ちました。
RGB値で且つメタリックとのご指定でしたので、キャンディーカラーで表現しました。#ランエボ #ヘッドカバー塗装 #PRO_Fit pic.twitter.com/95BDGbNwe1
— PRO_Fit/高畑 DF / G413・414 (@Takahata_P) October 19, 2022
色はハウスオブカラー社のKK顔料と、知り合いの塗装屋さんから買っているキャンディーカラーを使っています。原色をそのまま使っている物と、色を混ぜている物があります。
背板と枠と色相環との色合いがイマイチなので、この辺の組み合わせをちゃんと考えないとですね。
デザフェスで¥3,800、その後ウェブショップで¥4,000(税別。既存のソリッドカラーと同額)で販売しようと思っています。