TOYOTA FT86エンジンカバー 結晶塗装 本塗り

ft869 先日サンドブラストで足付け処理を行っておいたFT86の樹脂製エンジンカバーです。これと一緒にテールランプの塗装も御依頼頂いておりますが、そちらは他の依頼品と同時に行うのでかなりヘヴィーな作業になりますから、タイミング的にこちらを先に塗る事にしました。ただしやはりこれだけで塗るとなるとやはり効率が悪いので今回はアルピナのヘッドカバーも一緒に塗っています。プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

ft8610そして本塗り完了です。あっという間な感じですが、塗装後は140℃程度で一時間程は焼き付けているのでそれなりに時間は掛かっています。

ちなみに素材はプラスチックですから「溶けないと?」と思われそうですが、場合によってはやはり変形します(苦)。

ただし今回のように以前施工例がある物に関しては特に心配は無いですし、そもそも熱くなるであろう箇所に使われている部品であればそれなりに耐熱性はあります。

対してエンジンカバーでは無い「補器類」になると変形の可能性はぐっと高くなり、やはり今まで変形してしまった物もあります。何にしても「これは変形するかも知れない」と言う物に関しては予め進言させて頂きますので、実際はそんなに危ない橋を渡る事は殆どありません。今まで変形した物としては旧86(AE-86)のタイミングベルトカバーなどですかね。グニャグニャになりましたので・・・(苦)。

この後は凸部を面研~シルバーで筆塗りとなります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!