ロードスター&シルビアヘッドカバー 下準備

road74 数日間アルカリ洗浄槽に入れておいたロードスターのヘッドカバーとシルビアSRエンジンヘッドカバーです。オイル汚れも綺麗になったと思います。一応届いた時の状態も撮影していますので紹介しますね。

road79こちらはロードスターの方です。中古部品で購入されたようですがそんなに汚れはひどく無い方だと思います。

sr2こちらのシルビアの方は結構汚れが強かったのですが先ほど紹介した通り浸け置き洗浄で綺麗になりました。こちらの洗浄はサービスで行っています。と言うかまずは洗わないと塗装の作業は出来ませんからね。

road75 今回はどちらも素地調整としてサンドブラスト処理を行いますますので裏側バッフルプレート内部に砂が入らないように目止めします。後で再度洗浄はしますが念の為ですね。

road76 サンドブラストボックスは工場二階のベランダに置いてあって、作業は箱の中で行いますがそれなりにホコリっぽい作業になるので作業場所としては丁度良かったです。

road77 手前のシルビアヘッドカバーがブラスト作業後で、奥のロードスターヘッドカバーが作業前です。並べて見ると全然違うのが判りますよね。

road78ブラスト作業が終わったら次は燐酸処理~洗浄を経ていよいよ本塗りとなります。どうぞもう少々御待ち下さいませ!

尚W124ベンツのヘッドカバーは一旦洗浄槽から出してバッフルプレート等の付属品を取り外し、再度洗浄槽に戻してあります。もう少し浸けてら残りのオイルシール(打ち込まれたゴムパッキン)を取り外し、一旦サンドブラスト専門店に送って既存の塗膜と全体に発生しているマグネシウム素材特有の激しい腐食を強力な直圧ブラストで除去して貰います。ここまでの作業となるとうちにある設備では力足りないですからね。こちらももう少々御待ち下さいませ!