次のターンで本塗り予定のテールランプです。インプレッサが2セット、メルセデスが2セット、合計4セットを予定しております。
中古品のテールランプの場合、裏側のパッキン周りやレンズの隙間に泥が溜まっているのでブラシを使って水洗いを行います。時々苔(!)が生えているのも見かけます。
その後よく水気を取って裏側をマスキングし、表面のレンズを脱脂清掃→足付け処理を行います。
またレンズ表面にある凸文字周りにはワックスやコンパウンドが固まっていたりするのでブラシとシリコンオフで綺麗に除去しておきます。今回のW124のテールランプのように枠があるタイプはその隙間も念入りに清掃しておきます。
こちらのメルセデスW212E用の社外品テールランプは、バックランプ&ウィンカーとなるクリアーレンズ部分をマスキング(=クリアー抜き)で承っていますので、先にマスキングシートの準備をしておきます。
赤いレンズと透明なレンズとの間にちょっとした溝があるので、マスキングテープを貼った上からボールペンでこのように輪郭線をトレースします。
こちらの大きな方(ウィンカー)は曲面を含んだ複合ラインとなっていますので、途中はラインテープを使うとして、両端は同じように輪郭線をトレースしてマスキングシートを作成しておきます。
先ほどボールペンで描いたマスキングシートをスキャナーでPCに読み込み、ソフトを使ってベクトルデータを作成します。
カッティングプロッターで「カット→修正」を繰り返し、こんな感じで専用マスキングシートの完成です。ちょっと手間は掛かってしまいますが、これさえ作っておけば本塗り当日に貼るだけなのでかなり時間を短縮出来ます。
本塗りは来週中を予定しています。どうぞもう少々お待ちくださいませ!