TOYOTA86樹脂製インマニ&カバー結晶塗装承ってます

 先日到着しておりましたトヨタ86用の樹脂製インテークマニホールドとカバーパネルの二点です。

こちらのオーナー様は以前同型のインマニを青の結晶塗装でご依頼頂いた方で、今回はこれらを赤の結晶塗装で承りました。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難うございます!

 カバーを外した状態で、前回は青いカバーの色に似せてインマニの方だけを塗装しました。その時の画像を紹介させて頂きます。

元々青い色をしたカバー(着色樹脂)があって、その色に似せてインマニを青の結晶塗装に仕上げました。

その他の画像はこちらのページで紹介しておりますので宜しければご参照くださいませ。かなり昔の事だ思っていましたがまだ5年前なんですね・・・。

 樹脂の素材はPA=ポリアミドで、PP(ポリプロピレン)と同様、塗料との相性(密着性)は良くありませんから、下地処理としてサンドブラスト加工を行ってからの上塗りとします。

 裏側にはアルミテープが貼ってあって、

 ただブチル(熱可塑性のベタベタする素材)で貼ってあるので綺麗に剥がすのは困難ですから、いつものようにマスキングでの対応とさせて頂きます。

 そしてカバーパネルです。

こちらは凸文字部分にシルバーが塗ってあって、これをそのまま綺麗に残すのは難しいですから(サンドブラストをしなければ残せますが)、型を取ってマスキングシートを作成し、再度シルバーで塗り直そうと思います。

以前施工したアウディエンジンカバーの塗装が判り易いかと思いますのでそちらを紹介させて頂きますね。

 サンドブラスト後に凸文字の天面を研磨して#800くらいに仕上げ、プラスチックプライマー、シルバーを塗布しています。

 その後凸文字よりも一回り大きいサイズのマスキングシートを貼り、

 結晶塗装後に剥がします。

最終的にこのような感じで仕上がります。シルバーは金属っぽい質感になるSPFシルバー(またはMIX818)を使う予定です。

尚、本体は結晶塗装の鮮やかな赤で、こちらも以前の施工例がありますのでそちらを紹介させて頂きます。

その他の完成画像はこちらのページからご覧いただけます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!