Y32 VG30サージタンク結晶塗装 凸部研磨

先日本塗りを終えていた日産Y32用VG30のサージタンク(コレクトケース)の蓋部分です。その後恒温機で120℃40分程(熱の上昇時間を考えると20℃~120℃に20分、その後120℃を20分程)の熱を掛けておきました。

最初は#120ダブルアクションサンダーで粗研ぎを行います。アルミ素地自体腐食している部分もあるのでそれも一緒に削り落すような感じです。

その後は手研ぎで研磨します。

研ぎ作業に使ったのがこちらの材料で、空研ぎ用ペーパー#120~#400、布状研磨副資材#500~#800、合計7種類です。全て新品を使っています。金属の研磨で中古を使うと一見光っているようで深い傷が取れず残ってしまい最後に絶叫する事になるので、ここは景気よく使うようにしています。作業時間は1時間くらいでしょうか(なのでこれも頚椎に良くない原因かと…)。

マスキングを剥がし、エアーブローして研磨作業が完了です。

最後にアルミ素地が露出した部分に、クリアーを筆で塗っておきます。クリアー自体に防錆効果はありませんが(防錆顔料が入っていないので)、直接空気に触れないという点で腐食の進行を遅らせられる事を期待しています。

この後は60℃40分程の熱を掛けてクリアーを硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!