サンプルマイク 塗装準備

 シリコーン型を使って作っているレジン製の色見本は型から抜いたままでは表面に離型剤が着いているので、その後はこんな感じでアルカリ洗浄液に浸け置きしています。さらにこの後シンナー槽にも入れて脱脂しますが、そっちに油分が残るのが嫌なので二段階に分けて脱脂洗浄と言う訳です。

 またどれも型から抜いたままの状態で塗れる訳では無く、パーティングラインやバリをペーパーで削って平らに均しておく必要もあります。

 その後は固定用にドリルで穴を開けて、

 こんな感じで芯棒を挿し込んでおきます。使うのは全ネジでも良かったのですが、切る手間を考えると最初からこのサイズになって売っているコンクリート型枠用のネジ(セパレーター)が便利でした。コンパネ同士を一定の間隔に固定する為の物です。

色に関しては、マイクの柄としては余り前例が無い物と言う事で、以前一斗缶に塗装したカモフラ柄を考えていたのですが、工場二階に間借りして貰っているクリエイティブディレクターのK氏からは「キャンディーカラーの色相環でしょ!」といった鶴の一声があり、ただ12個も塗るのはさすがに大変ですし、また私的には蛍光塗料も早く試してみたいところですし、うーん、ここは敢えて一番簡単なクロマフレアからにしようかと(いや、今結構忙しくてせいぜい一本塗るのが限界と言う感じでして・・・)。

クロマリュージョンカラーは一応施工例の記事がありますので宜しければどうぞ。

CrhomaLusion Color

2 thoughts on “サンプルマイク 塗装準備

  1. 一連の蛍光顔料の話から、当方の製作物で蛍光を使ったアイデアを思いつきました。
    というわけで、先ずは蛍光塗料から始めてワタクシのために人柱になっていただきたく…(笑)

  2. 実は10個買ったグリルボールが先方の不手際でまだ揃っていなく、となると一個だけの塗装でも比較的映えるクロマ系か!と言う判断も含まれているのです(苦笑)。
    キャンディーカラー然り、本体と、せめてグリルボールのリング部分には同色で色を着けてあげたいなぁと思っているのです。

    しかし蛍光塗料をどう使われるのか、その内容次第では次回の塗装に当方もやぶさかでは御座いません。是非ともその内容やらを…(越後谷と悪代官風に。笑)

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