西陣織壁時計 土台作成②

先日紹介していた西陣織を使った壁時計ですが、これだけだと塗装屋的な作業が殆どありませんので、

新たにMDF板をレーザーで切り出し、

裏→表にベースコートの黒を塗り、さらに表側への塗装を何度か繰り返し、

とりあえず土台の試作2点を完成させました!

下色に使っているのはどちらも同じ原色の黒=MIX571で、

こちらはその上に、見る角度で色相が変わるクロマフロア系の光干渉型顔料を使用しています。以前知り合いの塗装屋さん(Gショック塗装屋さん)に別けて貰ったパウダータイプの顔料ですね。

先ほどと同じ物ですが、見る角度でここまで色が変わります。

そしてこちらはマスキングシートを使い、先ほどと同じクロマフレア風の顔料=EB1を流水文で描いています。

線はわざと細くしてかなり控えめにしています。

上に当たる側には月や雁を入れても良かったのですが、今回は上下好きに向きが換えられるようシンメトリーっぽくしました。いずれは図柄もオーダーメイドで受付られるようにしようと思います。

こちらも見る角度によってオレンジ~グリーンへと色が変化します。かなり判り難いのですが、今回は黒をメインにした仕様なのでこれでOKとしています。クリアーは3工程(3回分)で何とか仕上がりました。サフェで下地を作れば2工程で終わりますが、「何かのついで」という事でコストを抑えています。

あとはこれに西陣織を被せたピースを12種取り付けます。今回の壁時計はどちらかと言うとそちらがメインですからね。針は短針と長針を黒かゴールドで、秒針を赤=今並行して作業している「日本の伝統色」で使用する色=真緋(あけ)にしようと考えています。それぞれの製品が実は繋がっている、みたいな感じで派生に派生を繰り返して作っていったら無理なく出来て面白いかな~と!

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