ダイハツコペンヘッドカバー 凸文字接着

 先日素地調整を行っていたダイハツコペンのヘッドカバーです。その後凸文字と共にリン酸処理を行いました。

カットした文字をそのまま貼るのはとても難しい為、ガイド用としてマスキングシートを貼り付けます。オフセットの調整はせず、そのままのサイズとしました。

金属加工業者さんに作成して頂いた2ミリ厚のアルミ製切り文字です。

金属同士の接着に適したエポキシ接着剤(3M DP420)をしっかり塗り込み、

ガイド用のマスキングシートの凹んだ部分(カットされた部分)にはめ込みます。

今までは多少サイズを大きくカットしたマスキングシートにしていましたが、今回はそのままのサイズで使う事でアルミの文字がピッタリ嵌ります。たかがシートの厚みと侮っていましたが、凄く楽で良い方法を見つけました。

その後上から抑えつけるようにしてマスキングテープを貼り、このままの状態で60℃20分ベイクします。

熱々の状態で炉(恒温機)から取り出し、カッターの先端を使って食み出た余分を取り除きます。ちなみに温度が下がるとエポキシ接着剤はガチガチになり、カッター程度では刃が立たなくなってしまいます(経験済みです)。

その後はフチにエポキシプラサフを筆で塗って隙間を埋めておきます。

今回は平面だったので殆ど隙間は無かったのですが、装着される部分からして上側の断面が目立つのでしっかり塗り込んでおきました。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!