ホンダNBOXオイル&フューエルキャップ 下準備

先日お預かりしておりましたホンダN-BOX用のオイルキャップとフューエルキャップです。

今回はロゴ入れも承っておりまして、オイルキャップにある既存の凸文字やロゴ等は不要となりますから、まずはそれらを削り落とします。

ツマミの左右にある凸凹も塗装をする上で邪魔になるので、こちらも削って平滑に仕上げます。

こういった端部分はエアーツールが使い難いので、当て板を使っての手作業となります。

その後ダブルアクションサンダー#120~180で研磨して凸文字を削り落とし、#240の手研ぎで角やペーパー目を均します。

フューエルキャップも#120~#240で研磨して足付け処理を行います。

台にセットして、よく脱脂処理を行います。

通常はこのままプラスチックプライマーを塗りますが、

念のためガスプライマーでの処理も行っておきます。

ガスプライマーについては以下の記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

Mazda Diesel Fuel Cap

尚PMMA(アクリル樹脂)やABSでこれは使いません。PPやPAのみとなります。

続けてプライマーを塗布し、

サーフェサーを塗布します。この後の研ぎ作業でライン出しも行うのでしっかり5~6コート程塗りますが、一度に塗り重ねると溶剤が籠ってそれが気化→塗膜が膨れるブリスターを生じるので、コート間には5~10分程のしっかりとした乾燥時間=フラッシュオフタイムを設けています。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせてます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!