金沢行き②

先日に引き続き、先週末の土日に石川県金沢市に言った時の紹介となります。

上の画像は金沢21世紀美術館にある有名な「スイミング・プール」で、去年のお正月に自転車で走りに行った時に途中で観た「Cloud」と同じレアンドロ・エルリッヒ氏の作品です。だまし絵のような非現実感的な事を実際に体験出来るのが面白いですよね。今も森美術館で氏の企画展がやっているみたいです。

二日目はホテルをチェックアウトしてからそのまま兼六園に行っていたのですが、前日の予報通り金沢の天気は大荒れに・・・!

さすがにそのまま屋外を観光するにはちょっと厳しい状況だったので、急遽すぐ近くにある「石川県観光物産館」を訪れる事にしました。

 ここの建物内では「和菓子手づくり体験」「金箔プレート手づくり体験」「砂彫すなぼりガラス体験」などのワークショップが出来て、今回はこの施設の二階で開催されている「加賀八幡起上り手描き体験」に参加させて貰う事にしました。

 参加費は¥1,030で、受付でお金を払ってこれらの素体から好きな物を選び、自分で絵付けをしよう!と言う内容です。

 使用するのはポスターカラーの有彩色5色+白黒2色で、筆やパレットなど必要な物を用意して頂き、あとはもう各々好きなようにやって下さい~といった感じです。勿論指導などはありません(笑)。

 と言う訳で完成です!

作業に集中し過ぎた為、途中の工程は一切撮影していませんでした・・・。

私が作ったのは一番手前で、今回は普段仕事では絶対やらない(やりたく無い)ストライプ柄を試してみよう!と思って塗ってみました。

顔の事は全く考えていなかったので、ここは最後の手段と言う事でGUNさんの作品を一部模倣させて頂きましたが、何故か異様な姿に・・・(苦)。

しかし終わってみれば今回の旅行で一番楽しめたのがこのワークショップで(笑)、やはりと言うか観光地を見て巡るだけよりも、自ら動いて参加する形の方が思い出としては残り易いように思います。単に筆で色を塗るだけですがこんなに楽しいとは思いもしませんでした!

生活に余裕が出来たら是非また訪れたいですね。次回は是非迷彩柄で(笑)。

金沢行き①

昨日は久々の土曜休日を利用し、一泊二日で石川県に行って来ました。

一応第一第三土曜日は公休としていますが、世の中そんなに甘くは無いのが現状でして・・・。

以前から金沢に行ってみたくて、2015年に長野~金沢間の北陸新幹線が開業したお陰で今回ようやくそれが実現しました。

それにしてもこの「かがやき」、発車したのが判らないくらい動きがスムースでビックリしました・・・。

と言う訳で到着です!東京駅から2時間半くらいで着いてしまいました。これなら日帰りでも来れない事は無さそうですね(それは流石に嫌ですが・・・)。

今回見たかったのが、金沢駅を出たところにあるこちらの「もてなしドーム」で、長さ3メートルのアルミパイプを6,000本組み合わせて造られたアルミトラス構造、アルミ合金の構造体としては全国最大のものだそうです。三角形の集合体が見せる幾何学模様が非常に美しいです。

 そしてその先にある「鼓門」です。このサイズでこの捩じれは誰が見ても衝撃を受けるのではないでしょうか・・・。

鼓門の柱は金沢の伝統芸能である「加賀宝生の鼓」をイメージしているそうで、

屋根は緩やか曲面を描いた格子状の構造となっています。

構造材には全て米松構造用集成材を用いていて、金沢の伝統技術を象徴するような綿密さと力強さを感じます。確かにこれは見るからに丈夫そうですよね。

そして以前からどうしても来たかったのがこちらの金沢21世紀美術館で、ただこの日はちょっと混雑し過ぎていた事、また時間もあまり無かったので今回は今一つ楽しめない所がありました。うーん、まあここはまたいつかの機会にと言う事で・・・。

他にもお約束の兼六園にも行きましたが、事前情報無しに来たのと、途中雪が結構降って来たと言う事でこちらも少々消化不良気味となってしまいました。足場が悪いので目線が下に向いてしまうのが駄目だったのかも知れませんね。次は時代背景とかを勉強してから是非また来たいです。

と言う訳ですが、今回凄く良かったのが食事で、料理の仕方は勿論だと思うのですが、魚介類や野菜など食材一つ一つの味が非常に美味しく感じられました。温泉も素晴らしく、日々毒に侵された体が浄化された気分です。

尚、帰りがけには天気が悪化して、急きょ予定していなかった「加賀八幡起上り手描き体験」をする事になったのですが、これがまた予想以上に楽しく良い体験をさせて頂きました。やはりワークショップは楽しいですね。そちらは後日紹介したいと思います。