イモリピアス【6+8 o’clock】完成

先日塗装していたイモリです。3mm厚のアクリル板をレーザー加工機でカットし、頭の部分をシルバー→ブルーグリーンのキャンディーカラー(色相環6時)、尻尾の部分は透明な上にブルーのキャンディーカラー(色相環8時)に塗装しました。

ピアス用の金具を取り付けて撮影をしました。

各画像はいつものようにサイズの縮小以外は未加工となります。

尻尾の部分は透明になっています。

自然光でも撮影しました。

これからは春と言う事で、暖色系で新たに塗ってみようと思います。

キャンディーカラー色相環キーホルダー 完成

先日一部を修正しておいた、キャンディーカラーの色相環キーホルダーです。

下色にはSTANDOX原色で一番粗いメタリック=MIX598を敷き、その上に透過性の塗装=キャンディーカラーを重ねました。

使っている塗料はハウスオブカラーを5色、それ以外は知り合いの水圧転写&塗装屋さんから購入している塗料を、それぞれを単色または混合して12色を作成しています。

一般向けの販売というよりは、自分的にこれがあったら超絶便利!というアイテムになります。

特に欲しかったのがグリーン~ブルー系の色見本で、イエロー+グリーン、グリーン単色、グリーン+ブルー2種、ブルー単色 ×2と、細かく分類しています。

結晶塗装を施した背板は、従来の2mmから1mmに変更して色相環ピースの飛び出しを2mmに増やしました。

ちょっと出っ張り過ぎてクドイ感は否めませんが、塗装の色見本として考えるとフリップフロップが判り易いこちらを優先する事にしました。

色見本なので当然同じ色(配合)で再現が可能で、希望があれば塗料自体の小売りも対応しようかと思います(まあ買うのはGUNさんだけだと思いますが。笑)。

キーホルダーは枠が在庫切れになってしまったので、現在そちらを作成中です。出来狩り次第ウェブショップで販売しようと思います。

イモリピアス 塗装

以前テスト的に作成していたイモリ型のピアスですが、これを作る際、ヒートンを捻じ込む作業が結構面倒で、その後は制作が滞っていました。

アクリル板の厚みが3ミリで、それに1.2mm程の穴を開けようとする場合、しっかり中心を取りつつ、回転による摩擦熱を出さないしなければなりません(画像はそれの失敗作です)。

と言う訳でジャジャーンと!

カットしたイモリをしっかり固定し、簡単に穴を開けられるジグを作製しました。

いつものようにIllustratorでデータを作成し、レーザー加工機でアクリル板をカットして作ります。

まず最初に電動ドリル(またはエアードリル)を使って下穴を開け、

その後ピンバイスでバリを取り除きます。

小さいヒートンなので無理にペンチで回すと簡単に折れてしまい、またアクリル樹脂は柔軟性に乏しいので直ぐにヒビが入ってしまいますが、作業が安定した事で量産化(?)を可能にしました。

ヒートン部をワニクリップで固定します。足付け処理もしました。

折角透明なのでキャンディーカラーにしようかと思いましたが、それだとヒートンを挿した箇所が見えてしまうので、

頭の部分だけシルバーを塗る事にしました。全体にはプラスチックプライマーも塗ってあります。

シルバーは粗目単体だと全く隠蔽しないので、予め細目も塗っています。DUPONT(現センタリ)のシルバーは隠ぺい力がすこぶる良かった為、落差が激しいです(MIX598なんてクリアーを塗っているのかと勘違いする程です…)。

本当は干渉パールを多用したい所でしたが、今回はテストなので使う色はキャンディーカラーのみ、ただ単調にならないようグラデーションを掛けてみる事にしました。参考にしたのはui Gradientsなるアプリで、こちらは水平線と空の境界をイメージしています。

それを見ながらイモリを塗っていきます。こちらは頭の部分をキャンディーカラー色相環の6時(ブルーグリーン)、尻尾の部分を8時の部分(HOK Burple=赤味のある青)にしています。色見本が超絶便利です。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

先ほどのとは配色を逆にしました。

尻尾が濃い方がバランスは良さそうです。実際にやってみて結果が判るのが楽しいですね。

こちらはキャンディーマゼンタと、青い方にも使ったHOK BURPLEです。

尻尾の部分はマゼンタの上に青を重ねているので紫になっています。やはり尻尾が濃い方がバランス良いですね。

裏側も同じ様に塗っています。

穴を開けるのが面倒だったのですが、今回のジグ作成でそれをクリアー出来たので、枠が無い分キーホルダーよりも楽だったりします。

ただ考えてみたらピアスって二個で1セットなので、そんなには値段を落とせないかもですね(なので販売よりもワークショップ向けかも知れません)。

知り合いの塗装屋さん(GUNさん。笑)が出店するデザインフェスタに誘われたので、参加出来たら試しにこれらも販売してみようかと思っています。

色相環キャンディーカラー 修正

先日紹介したキャンディーカラーの色相環ですが、11時の色味がやはり気になったので、

改めて塗り直しました。壁時計のピースも同じ色で塗っていたので、こちらも新たに制作しています。

またついでにイモリの形にカットしたアクリル板(3ミリ厚)にも塗っておきました。

さらにミラーアクリル(同じく3ミリ厚)にも。

色相環「11時」にあたる部分の色は、キャンディーレッドとマゼンタキャンディーを1:1に混ぜて作っている物で、配合自体は最初と同じですが、今回は塗り重ね(含有量)を増やして色を濃くしています。

ついでなので他にも色々と塗っておきました。

また端材のアクリル板も心許なくなって来た為、新たに追加しました。

さらに背板部分も追加制作しました。

背板は2ミリ厚としていましたが、キャンディーカラーはフリップフロップ性こそが大きな特徴となる為、出来るだけ側面も見せようと今回は1ミリ厚のアクリル板を採用しました。最初は変形してしまいましたが、今回は貼り方を工夫してなんとか熱で曲がらないように出来ました。

背面のパネルもある程度の数が出来たので、これでようやくキャンディーカラー色相環用の材料が揃いました。

知り合いの塗装屋さん(GUNさん。笑)が今度のデザインフェスタに出店する予定で、そこで一緒に販売しないかと声を掛けて頂いたので、都合が合えば壁時計やこれらの品を出品しようかと考えています。