セロー250 ジェネレーター交換

少し前にヤマハトリッカーのレギュレーターとジェネレーターを交換していたのですが、

どうやらセロー(DG17)の方も同じような症状で、ツーリングから帰って来てから比較的早い段階(一か月くらい)でバッテリーが上がってしまう!という事態が続きました。

なのでとりあえずバッテリーを買ったのですが、前回のトリッカーの件もあったので不安になり、一応バッテリーを外した際に発電される電圧を測ってみると、やはりというかアクセルを開けても12V程しか出ていません!

まあこちらのセローはもう3万キロ走っているので、寿命と言えば寿命だったのかも知れませんね。なので今回もジェネレーターの交換をする事にします。

ちなみにバッテリーはトリッカーの時と同様、Webikeさんでデイトナのを買いました。

DAYTONA デイトナ:ハイパフォーマンスバッテリー 液入り充電済 【DYTZ7S】・・・¥4,969-

と言う訳でジャジャーンと!今回は国産?の社外品、ATopさんのジェネレーターを購入しました。

と言うのも前回利用したBRUCE&SHARKで同製品が値上がりしていて、現時点で79.09カナダドル=日本円に換算して¥8,676、以前購入した時から3千円程度高くなっていました。と言う事もあって、今回は安心の日本メーカー製を選んでみた次第です(しかし後に後悔する事に…)。

ちなみに前回はモノタロウのヤマハ純正品でも¥15,900で買えたのですが、その後調べてみたら取り扱いを中止していて、改めて別のページで

ステータアセンブリ 5XT-81410-00

として¥19,900で販売されていました。やはりというか最近は短期間での値上げが半端無いですね。

と言う訳でまずはオイルを抜きます。前回交換してから一回?しか走っていないからか、比較的透明なオイルが出てきました。ちょっと勿体なかったかなぁ・・・と。

ジャッキでリフトアップします。余り使わないかと思っていましたが、買っておいて良かったと思う工具の一つですね。

セローとトリッカーはこの辺の構造が一緒なので、一度やっておけばもう一台の方で何かあっても直ぐに対応出来るのが良い所です。中のコイルや金具を止めているネジが異様に固いので一般的なL型六角レンチだと外し難く、なのでソケットタイプを使うのがお勧めです。

ガスケットはモノタロウで、仕事の物と一緒に購入しておきました。¥3,500以上なら送料無料なので、こういう時用にガムテープ等の消耗品を購入しています。

と言う訳で取り外しが完了です。手前が新品、奥が元々着いていた物ですね。ぶっちゃけ見てもどこが悪いのか全然判らないです。

と言う訳で新しいコイルを着けようと思ったら、どうも配線の長さが違う!

配線自体はATopさんの物が10センチ程長く、それ自体は問題無いのですが、配線に嵌っているオイル止めのゴムとゴムの隙間が全然違います。

なのでその間の保護被膜(黒いカバー)をカットし、配線が通るゴムの穴の中にオイルを入れて滑りを良くして動かし、位置を変更します。どうもセロー専用という訳では無く、汎用品としている感じですかね。

先ほどの箇所はゴムを動かせば問題無かったのですが、コイル側の方では逆に保護用の被膜(黒いカバー)が足りなく、固定するステーと配線が直接当ってしまう事に!

なのでコイル側根本の固定部分を緩めて被膜を引きずり出して位置をズラすという、結構面倒な作業をする必要がありました。これなら多少値上がりしていてもBRUCE&SHARKで買った方が良かったですね・・・。

ガスケットが着いていた面を綺麗にし、新しいコイルを取り付けたら元の通りに取りつけます。

ちなみに最後にこちらのギアを入れようとしたところ奥まで入らず、

どうやら中のギアーを逆に入れてしまっていたようで、再度クランクカバーを外してやり直す事に・・・。

あと元々着いていたコイルのオイル止めのゴムを見たところ、どうやらシーラー(液体ガスケット)が塗られていたようです。トリッカーの時には気付かなかったのですが、やっておいた方が良かったのかな…(まあ自分のなので洩れたら考えます)。

と言う訳で最後にエンジンを掛けて電圧を測ってみると、無事14ボルトを超えてくれました!

と言う訳でその翌週、とりあえずはテスト走行という感じで近場の第三京浜に乗り、都築パーキングエリアに行って来ました。

普段の生活でスターバックスに行く事は殆どないのですが(席を取るのも苦労しそうなイメージなので…)、ここはいつも空いているのでお気に入りです。

店内は3割程、屋外はガラガラという状況です。ただPA内に人が居ないかと言うとそうでは無く、多分テイクアウトして自分の車の方に持っていって、そこで知り合いと話したりミーティングに参加しながら楽しんでいるのだと思います。

そういえば先日、ツイッター(X)で旧車がエンストしてレッカーされた記事を見かけていて、自分のバイクでそうなった場合はどうなるんだったっけ・・・と調べてみると、

100キロまでなら無料で運んでくれるそうです。あと全く知らなかったのですが、その際の宿泊費や帰りの交通費、レンタカー代まで出してくれるみたいです!無いに越した事はないですが、万が一の時はちゃんと領収書とっておかないとですね。

チューリッヒのスーパーバイク保険(任意保険) (zurich.co.jp)

よくツーリングに行く千葉のほぼ最南端から工場までの距離を調べてみると、何とか100キロ圏内に入るので一安心です。バッテリーが上がったくらいなら問題無いですが、ガスケット不良とかで結構な量のオイルが漏れたりしたら任せた方が無難ですかね。そういえば昔、クラッチレバーが折れても無理やり乗って帰って来たなぁ、と(信号待ちからセルで発車するのがちょっと格好悪いですが、走り出したらクラッチ切らなくてもギアー変えれない事はないですよね)。

色相環キーホルダー ウォルナット仕様 完成

先日紹介していた、ウォルナット無垢材を使った色相環の色見本キーホルダーです。

一つずつ木目が違うので、こちらは実物を見てから購入して欲しいと思い、販売は今年の5月に開催されるデザフェスでの出品を考えていましたが、「欲しいけど遠方で買いに行けない」という方がいらっしゃったので、ウェブショップでも販売する事にしました。尚、そちらでは「天然木を使用しているため、1点ごとに木目は異なります。木目は選べません。ご了承くださいませ。」という注意事項を記載しています。

ウォルナット仕様は数種類あって、とりあえず一番安価な仕様=オールウォルナットと、こちらの結晶塗装の2種類をウェブ販売する事にしました。

ウォルナットを使った背板に比べるとこちらの結晶塗装の方が手は掛かっていますが、これらは「本塗りの前に結晶目を見る為の練習台」みたいな感じで塗っているので、実はそんなにコストは掛かっていません。採用しているのも綺麗な結晶目が出た物だけを使っていて、普段仕事でやっている「お預かりした物を施工する一品物」に比べれば失敗が許されるので精神的には非常に楽なのです。手休め的に出来る丁度良い息抜きになっていたりもします。

ちなみに当初購入していたウォルナットは厚さが2ミリまでだったのですが、

その後1ミリ~1.5ミリまでの物を作ってくれたので、

それを背板とした、こちら「オールウォルナット」の仕様が出来た感じです。

私的にはメリハリが無いのでそんなに好きでは無いのですが、

天然素材が好きと言う方は結構多いので、一般向けとしては良いのかも知れません。私的には塗る箇所が少なくて助かるのですが(笑)。

尚、これがアクリル板の場合はレーザー彫刻しただけでは駄目で、その跡に彫った溝に塗料を入れる必要がありますが、ウォルナット材はその焦げ目だけで線が表現出来るので、これも楽でとても助かっています。

ちなみにTwitter(X)を見ていて気付いたのですが、「製造は外注任せ」と言う方が結構いらっしゃって、加工は勿論ですが発送までを外部委託、本人はアイデアと設計だけしかやっていないようなのです。確かに量を作って利益を上げるのならその方が良いのでしょうが、私的にはやはり自分の手で最初から最後までをやり遂げたいですかね(うちの口座残高が一向に増えない理由の一つがこれなのだと…)。

色相環キーホルダー ウォルナット仕様

ほぼ完成形に至った色相環キーホルダーですが、

その後2ミリ~3ミリ厚のウォルナット無垢材を入手したので、これを使ったウッド仕様のキーホルダーを作成する事にしました。ただそのままだと仕上がりが悪くて使えないので、ダブルアクションサンダー#80→#120、手研ぎ#120→#180→#240で目を均しています。

アクリル板の場合は予め台紙が貼っていますが、この場合は木素地が剥き出しなので、焦げ目がつかないようマスキングテープを貼ってからレーザー加工を行います。

レーザー彫刻&カットで裏と表のパーツを切り出した状態です。この後このマスキングテープを剥がす作業は結構面倒なので、これは持ち帰って作業するようにしています(自宅での作業は工賃として考えない為)。

アクリル板に比べて良い点としては(楽な点としては)レーザー彫刻した所が焦げて色が濃くなるので、この後溝に色を入れなくて良い事です。材料費は高くつきますが、作業が楽になる分コストを落とせています。

出来上がった枠に結晶塗装の黒を塗った背板と、ミラーアクリルのキャンディーカラーピースを取り付けて完成です。渋くて良い感じですね!

こちらはそれぞれの色相環ピースを違う仕様にした物で、手前からソリッドカラー、メタリックキャンディーカラー、ミラーキャンディーカラーとなります。私的な好みとしては木目にはメタリックキャンディーが合いますかね。

さらに薄い板=1mm厚のウォルナット材を入手したので、背板もこれで作ってみました。オールウォルナット仕様ですね。

裏側のデザインは既存と同様で、色相環のそれぞれの色をRGB値で記しています。

当初はこの木目が製品毎にバラつきがあるので気に入らなく(私的にはiPhoneのようなカチっとした個体差の無い工業製品的な品質が好きです)、幾つか作ってはみたものの製品化をする予定は無かったのですが、ワークショップを開催した時に参加された方々からの評判が良かったので考えを改めた次第です(毎回これな気がしますね…)。

その後もウォルナット材の入手を安定して出来ているのである程度の数を制作出来ましたから、デザフェスの前にウェブショップでの販売も検討しています。販売日時についてはTwitter(X)で事前にお知らせしていますので、もし宜しければそちらもチェックして頂ければと!

給湯器(エコキュート)故障

自宅で使っている給湯器=エコキュートで「水漏れ」のエラーが表示され、外に設置された機械を見に行くと、見事に水が洩れていました。

使用している機器は三菱製のエコキュートSRT-HPT37WZ5で、ネットで調べてみると内部のホースが劣化で破れたりするらしく、直せない事もなさそうなのですが、設置してから12年、あと隣の空き地に家が出来るようなので、今の内に交換しておく事にしました(壁が出来てしまうと出せなくなる恐れがある為)。

時期的にお湯が出ないのは辛いので壊れたその日にお店を探し、今回はこちらのみずほ住設さんにお願いする事にしました。埼玉なのでちょっと遠いのですが、完全自社施工なのと、Googleでの評価が高かった事、あとブログで施工内容等を紹介しているのが決め手となりました。後ろめたい事をしているとそういうの出来ないですからね…。

交換出来るまで一週間お風呂に入れないのは困るので、何か良い方法は無いかと思い、昔買った投げ込みヒーターを使う事に!普通は現場の屋外作業でバケツの水を温める為に使う物ですが、時間さえ掛ければお風呂でも沸かせるみたいなので試してみる事にしました。

投げ込みヒーターは1000Wで、10リッターを10℃上げるのに10分、簡単に計算するとお風呂の水を沸かすのに5時間くらい掛かる感じです。さすがにそこまで待てないので、フライパンリレーで時間を短縮する事に!

結果としてはフライパンリレーを20往復くらいする事で1時間半で42℃くらいまでに出来ました。

アースは取ってますがさすがに感電は怖いので、バケツに貯めた水を沸かしながらそれを足して追い焚き&シャワーとする事にしました。元々私が育った実家にシャワーは無かったのと、四国の祖母の家で五右衛門風呂に入った時もあったので特に不便と感じる事はありませんでした。と言うか投げ込みヒーターの素晴らしさに改めて感動しました(笑)。

フジマック スタンダードヒーター 1000W H-1000L

と言う訳でジャジャーンと!

今回みずほ住設さんから、給湯器を交換するまでの間にこちらの風呂バンスなる製品を貸して貰いました!

エアファースト風呂バンス1000

サーモ機能付きなので熱くなり過ぎる事が無く、見た目的に感電対策もこちらの方が安心そうな感じです。ただパワーとしては投げ込みヒーターと同じく1000Wなので5時間くらい掛かり、だったらと言う事で2つ同時に使う事にしました。

いつもと違う事をやっているから、つくねもちょくちょく様子を見に行ってました。

お風呂に入っている時も感電していないかこまめにチェックしに来てくれます(笑)。

その後は帰宅してからでは無く、朝家を出る時に風呂バンスをセットし、帰ってくる頃には沸いている!という普通に快適な暮らしを過ごす事が出来ました。本当に有難い限りです。

尚、給湯器を交換した日は私は仕事で居なかったので、水漏れの原因と思われる部品を残しておいて貰う事にしました。

こちらは恐らくヒートポンプ(エアコン室外機のような物)とタンクを繋ぐパイプで、その一部に腐食?と見られる跡と、亀裂が見受けられました。なのでこちらも交換で、

①マエザワ製配管:税込み3.5万円
②ブリヂストン配管:税込み7万円

のどちらかを選んで下さいとの事だったのですが、次に本体を交換するのは厳しそうなので、10年保証のあるブリジストン製にしておきました。

尚、給湯器の方も交換は一日で終わり、対応も非常に良かったです。

中々痛い出費でしたが、毎日のインフラ的な物ですし、自分でやって時間掛けてまたトラブルが出るより、プロに任せて自分は仕事に専念する!という事で納得する事にしました。次は何とか20年持って欲しいですね・・・!