屈強じゃ無くて苦境

tamagawa_31今週は恐らく今までで初めてでは無いでしょうか。遂に「一週間フル自転車通勤」を果たしました。朝の天気予報で雨の報せが無かったのと、いつもご贔屓頂いている業者さんからの依頼品が小さかったのでリュックに入れられたというのが重なったお陰ですかね(大きい場合はカブが出動しますので)。

ただ今週の確か水曜日か木曜日は凄い強風で、上の画像のようにいつも穏やかな多摩川の水面も凄いことになっていました。波立ってますよ・・・(恐)。この日の通勤路は完全に逆風で、ビンディングシューズ履いていても時速13キロしか出なかった区間もありました。まるで延々上り坂を登っているみたいでして・・・。

こんな時はひたすら「エンウンドウ~、エンウンドウ~」と唱えて乗り切るのですが(=「円運動」の事です。ペダルの漕ぎ方をそう習いましたので・・・)、ただここを抜けると今度は超追い風に変わって凄くスピードが乗ったりします。上の画像だと多摩川は右にカーブしていますがその先で同じくらい大きく左にカーブするといった凄く変化に富んだ通勤ルートなのです。一つの目標に進んでいるのに太陽の位置や星が右から左に変わりますからこれには結構ビックリですよ。

tamagawa_30 途中にあったシャープの大型倉庫?は外壁の化粧直しをしている模様です。大規模なリストラの恩恵でしょうか(いや必要だったんでしょうね。工事が・・・)。

気温が下がってくれればリュックでもそんなに苦では無いので(汗で背中が蒸れるのが凄く嫌でして)、今度何か良さそうな物を物色したいと思います。ちなみに今日はリュックとウェストバック二個装着して帰ります。手持ちのリュックには部品だけしか入るスペースがありませんでして・・・。

インバータ制御

electric_2塗装ブースの排気側についてはパッケージの製品なのでファンの制御もインバーターで設定が自由自在でしたが、給気側のファンについては自分で設置したのでこちらは電源のオン・オフしかなく「常に全開」と言う状況でした。結果、給気側のファン出力が排気側よりも相当強いプラス圧の状態でした。まあ自動車工場と違って周りに塗装ミストが飛んでもそんなに問題では無いですからとりあえずは放置していたのですが(自動車工場だとこれが大きな問題になります)、それにしても激しいプラス圧だったので、制御関係の仕事をしている友人に協力して貰い給気側のファンを制御する事にしました。ちなみに塗装ブースは中がマイナス圧だと周りからゴミばかり集めてしまうので危険です。排気よりも若干給気が強い弱プラス圧が基本ですかね。

electric_1用意したのはファンの容量に合ったインバーターとサーマルリレー二個です。給気のファンは二基設置していて、それらを同時に使うとなると安全上の問題からしてこのサーマルリレーが必要との事です。片側に起きた負荷を検知して?暴走を止めてくれるらしいです。

12Vの換気扇ならスピードコントローラーを使っての制御はした事がありますが(と言っても基盤を設置しただけですが)、200Vのしかも動力電源となるとこれはちょっと恐ろしいです。まあ秀ちゃん(その友人です)はその道のプロなので多分問題は無いでしょう(と言ってもそのやり取りはメールだけだったりするのですが・・・苦笑)。

electric 最初はブレーカーを壁の板に打ち付けていただけなのですが、秀ちゃん的には「やはり箱があった方が良いでしょう」という事でこれも一緒に買い揃えました。定価は高い物ですが在庫セール品で安く手に入りまして、やはり箱に入るとそれらしく見えますから断然この方が良かっと思います。それにしてもちょっとこれは楽し過ぎますよ。感覚的にはLEGOブロックを組み立てているような感じです(壊)。

electric1そして現在はこんな感じになっています。下は元々あった排気ユニットの制御ボックスで、上が今回作成した給気側の制御ボックスです。ちなみに設置自体はかなり前に終わっていました。

これで給気側に設置した200Vのファンも好きな出力に設定が可能となりまして、ブース内の気圧もジョグダイヤルを回すだけで調整が可能です。また場合によっては塗装ブースに限らず一階の作業場全体をプラス圧にして「ホコリを強制的に屋外に出す」といった事も可能となりました。本日日記の方で紹介しているカーボンフレームの剥離作業でもかなり粉っぽい作業になりましたが、その時もこれを利用して空中に浮遊する研ぎ粉は強制的に外に出していました。

当初200Vモーターについては制御が難しいと考えていましたが、インバーターを使えばこんなにも簡単に出来るのかとちょっと拍子抜けしてしまいました。二階作業場に設置した換気扇も夜中に使うには結構騒音が大きいので、今後はそちらもインバーター制御をして控えめ運転を可能にしたいと思います。眠っている場合じゃありませんよね。

通勤ルート開拓

tamagawa_24いつもの通勤ルートとしては多摩川沿い下って東京湾羽田空港方面に向かい、この産業道路近辺まで来たら今度は直角に品川方面へ北上していきます。随分と無駄な距離ですが、車が居ない所を走ろうとすると自然とこのルートになるのです。下手に車もバイクも乗ってしまうと如何に車道を走る自転車の存在が邪魔な存在かと言うのを知ってしまうのでおいそれとその辺を走れなくなってしまったのです。せめて国道だけでも自転車専用レーンがあると助かるのですが・・・。

tamagawa_25 と言う事で、さらに遠回りですが羽田空港近くまで行くルートもあります。もはやここまで来ると川では無く「海」ですからちょっとした旅気分です。ちなみに昔船釣りでサヨリを釣りに行ったらサメばかりが釣れて困った記憶があります(それはそれで楽しかったのですが)。

tamagawa_26羽田空港手前で北上すると途中で首都高速一号羽田線の下を通りました。この辺から北上していく道はまさに工業地帯の中となるので下手に裏道なんかを走ると色々な物がタイヤに突き刺さります(苦)。

tamagawa_27さらに迂回して殆ど人の居ない海沿いの小道と言うのもあるのですが、ここまで回るとさすがに時間が掛かり過ぎるので余程時間に余裕が無いとここまでは来れませんかね。既に会社とはまるで違う方向に向っている気がしないでも無いですが・・・。

tamagawa_29ディズニーランドは遠いかと思っていたら距離だけで見ると30キロは無いので自転車で行けない距離では無かったんですね。夜中に出て日の出の時刻に到着、朝食時間には戻ってくるなんてスケジュールなら車道を走るストレスも少なく帰って来れそうです。いつかチャレンジしてみたいです。

ご心配をお掛けしまして

tamagawa_28帰り道の多摩川沿いでは毎日綺麗な星空が見えるので、今日は土手を降りたところに自転車を止めて撮影をしていました。と言っても自転車にスタンドは無いのでそのまま地面に倒した状態だったんですけどね。

が、どうやらその姿が「転倒して困った人」に見えたらしく、一度通り過ぎた方が心配になって戻って来て声を掛けてくれました。まあ確かに今日はいつものミニ三脚を忘れてしまったのでカメラの固定に困ってはいたのですが(笑)。何にしても嬉しい出来事で、ただまた他の方に心配をさせるのもマズイので数枚を撮影して早々に帰路につきました。と言うか走っている時は暑いくらいでも止まっていると結構寒いんですよね。そろそろシューズカバーが必要な季節のようです。