2021初夏 上高地行き③

先日に引き続き、長野県の上高地に行った時の紹介となります。

画像は宿泊したホテルの部屋から撮影した合羽橋で、三日目のこの日に東京に帰ります。天気は二日目に続き朝から快晴でした!

この日はバスが出発するまでの間、近場をハイキングでもしようかと考えていたのですが、昨日の時点でアキレス腱の痛みが再発してしまっていたので、急遽計画を変更する事にしました。

上高地バスターミナルから路線バスを使って、平湯バスターミナルに向かいます。

昔はバイクか車でしか移動しなかったので、こういった公共交通機関はかなり苦手だったのですが、今はスマホのアプリのお陰で普通に乗れるようになりました。

道の途中では、初日に歩いてきた大正池の傍を通ります。ここがアラスカとかカナダって言われても信じてしまうような光景が続きます(勿論どちらも行った事はありませんが・・・)。

そして平湯バスターミナルに!

ここで一旦濃飛バスに乗り替え、新穂高ロープウェイまで行きます。なので少し休憩です。

ガチャがあったのでGUNさん3のブラックラビットを探したのですが、残念ながらそれは無く、ただザクヘッドがあったのでG-SHOCK塗装屋さんに買っていってあげようとか考えたりもしたのですが、まあ既に沢山お持ちなのでもう必要無いですよね(笑)。

そして新穂高ロープウェイ駅に!(しかし誰も居ません・・・)。

さすが梅雨時の月曜日という事もあってか、行くところは殆ど貸し切り状態です。まあ実際はこのコロナ禍のせいでもあるのだと思いますが。

ここから第二ロープウェイに乗って頂上に向かいます。バスもそうでしたが乗り換えだらけですね。

やはりと言うかこちらも無人状態です。ただまだ時間が早いという事もあるのかもですね。

そして第二ロープウェイに!

ちなみにこちらのロープウェイはなんと二階建てで、これは日本唯一なのだそうです。多分ベストシーズンは凄い人出になるんでしょうね。恐ろしや・・・。

ゴンドラ内は360度のパノラマで、めちゃくちゃ景色が良い・・・。

そして頂上に到着です!

屋上に居たガイドさんが色々説明してくれましたが、聞くだけの説明だと全く頭に入らず、どれがどれなのか全然覚えていません・・・。

見渡す山の中に、頂上一体が瓦礫みたいになった山があって、多分こちらが焼岳だったと思います。乗鞍火山帯で唯一の活火山との事で、だから草木は燃えちゃったのか・・・と思って眺めていました(そうじゃないかも知れませんが)。

頂上からは登山道に出る事が出来て、ここからラーメンが美味しいと言う西穂山荘まで一時間半、さらに初日に入った登山道まで降りられるとの事なので、いずれチャレンジしたいと思います。

ここでなんだか今まで見た事も無い不思議な植物が生えていて、後で調べてみたらキヌガサソウと言う名前で、やはりと言うかこんな形ですから近縁種は無く、しかも細胞1つ当たりの総DNA量=ゲノムサイズはこれまでに記録された範囲では最大!と言うなんとも珍しい植物だったのです!

綺麗と言うよりちょっと異質な感じがしたのは多分そういう事だったのかもですね。

他にはこんな物も(笑)。

頂上には食堂もあったのですが、時間がまだ早かったのでお腹は空いておらず(朝食バイキングは貧乏性には良く無いですね・・・)、非常に残念ですがスルーする事に。

と言う訳で、再び二階建てロープウェイに乗って下に降ります。

本当はこの第一ロープウェイと第二ロープウェイの途中にある温泉施設に寄ってから帰るつもりだったのですが、この日は何と休業!という事で、仕方なくそのまま降りる事に。

そこからは第一ロープウェイで下まで降りるつもりでしたが、温泉に入れなかった為に時間に余裕が出来たので、折角ですからここからは徒歩で降りる事にしました。

Googl Mapで調べてみると、一時間5分程度で麓のバスターミナルに行ける事が判りました。

幸いにしてこの時点では脚の痛みも殆ど無く、また下りならアキレス腱も余り関係ありませんから、ゆっくり歩いて残りの時間で上高地を満喫しようと思った次第です(実際はここはもう長野県では無く岐阜県だったのですが)。

まだちょっと長くなるので、続きはまた後日に別けたいと思います。

2021初夏 上高地行き②

先日に引き続き、上高地に旅行に行った時の紹介となります。

二日目は初日と打って変わって朝から快晴です。部屋からの景色が素晴らしい・・・!

あれだけ雨が降ったのに、川の水は全く濁っていません。わが故郷大田区の呑川とはだいぶ違いますね・・・。

昨日の雨のお陰か、植物が青々としています。まあ元々こうなのかも知れませんが(笑)。

水の中も一面水草で青々としています。

そういえば尾瀬に行った時もこんな風景を見ていますね。同じ種類でしょうか?

二日目は梓川沿いに上流の方、徳沢方面に向かいます。往復5時間くらいのコースです。

新鮮な苔が取り放題です(罰せられますが)。

二日目は日曜日になる訳ですが、梅雨時だからなのか今日も余り人が居ません。

そこら中の景色全てが美しい・・・(惚)。

ヤバイ・・・(惚)。

時期的にまだ早い(寒い)からか、動物の姿は余り見かけませんでした。

遊歩道の真ん中にクワガタが!

あと川の中に魚が居るのを発見して、何の魚かな~と思ったら、

その後にあった食堂で、答え合わせが出来ました(笑)。おにぎりが美味しそう・・・!

その後も歩き続けます。地面が白いのは、ここが昔川だったからでしょうか?

途中にあったロッジの雰囲気が凄く良くて、老後はあんな感じの所で極小さい物だけを塗って過ごしたいです。千葉の内房、富津か君津辺りに良い物件無いですかね。

と言う訳で徳沢に到着です。ここはキャンプ場になっているみたいです。

ここでお昼を食べようかと思っていたのですが、まだちょっと時間が早過ぎたので少しだけ休憩して折り返す事に。

その後橋の下に降りられる所を見つけ、ここで昼食にする事にしました。

昼食はホテルで用意してくれたお弁当です。

ただ正直なところ、朝食で頂いた食事(バイキング)の方が断然美味しくて、どうせならそれを詰めてくれた方が良かったのでは・・・と思ってしまいました。もしかしたらお弁当は外注さんなのかも知れませんね。

と言う訳で宿のある合羽橋に到着です。

ちなみに今回止まったホテルはこちらの白樺荘で、

従業員の方々の対応もすこぶる良く、

また泊まった部屋もとても素晴らしく、大満足でした!

と言う訳で三日目に続きます。

2021初夏 上高地行き①

先日の休日を利用して、上高地に旅行に行って来ました。

宿を予約したのは去年の2020年12月で、その時は半年もすれば今みたいなコロナ禍も落ち着いているだろうと考えていましたが、実際はそんな事は無く、このバスが出発する20日にようやく緊急事態宣言が終了したという感じです。

移動手段は新宿から上高地までの直通バスで、出発が22:25、到着が5:30くらいとなります。高校の修学旅行で長崎ハウステンボスに行く時に夜行列車に乗った事はありますが、夜行バスは今回が初めてです。事前にネットでチケットを取りました(うっかり日付を間違えて出発三日前に修正する事態に・・・)。

と言う訳で、その日の仕事が終わってから電車で新宿までやって来て、いよいよ乗車です。純粋な三連休は独立してから多分初めてで、背徳感と高揚感が相まった気分です。

最初の間違えた予約では前の方だったのですが、その後取り直したチケットでは空いている一番後方となりました。予約の時は5個くらいしか座席残っていなかったのですが、何故かガラガラです。

ちなみに座席にはコンセントやカーテンが、しかも車内にはトイレまでついていて至れり尽くせりです。

しかしながらこの後頚椎の痛みで全く寝れず、睡眠サプリやリリカ(頚椎症の薬で深い眠りに入る副作用がある)を飲んでも熟睡は出来ず、結局寝不足のまま現地に到着する事に・・・。

と言う訳ですが、無事上高地に到着です!

天気予報通り見事に雨ですね(笑)。でも全然良いのです。何と言っても念願の上高地ですから!

上高地バスターミナルには朝の6時から開いている荷物預かり所があるので、そこに不要な荷物を預けます。なんて素晴らしいシステム!

雨や朝靄で山々の景色は殆ど見えなく、まるで水墨画のような世界です。水の流れる音と鳥の鳴き声しかしません。なんて素晴らしい・・・。

本来なら向こうに穂高連峰が望めるらしいです。いずれARとかで見れるかも知れません(まあそれもどうなのかと思いますが)。

この雨のお陰で他の観光客は全く居らず、この辺の遊歩道一帯は完全に貸し切り状態です。「皆何も判っていないんだな・・・」と負け惜しみ心の中で思っていました(笑)。

初日は寝不足という事もあり、到着した上高地バスターミナルから下の方=大正池方面への短いルートをハイキングをしました。往復2時間くらいのコースでしょうか。

ここが中国の湖南省だと言われても判らないかも知れません(そもそも行った事もありませんが・・・)。

ちなみにこの日は登山用の合羽と靴を装備しているので、かなりの雨でも全く問題無く過ごせています。最初にモンベルに行った時、店頭に並んでいる合羽が凄く高くてビックリしたのですが、登山をやっている知り合いの方から「レインウェアだけは良いのを買っておくべし」と言われていたので、なるほどようやくその意味が判りました!

そもそも雨で困るのは人間くらいで、植物達はむしろ元気そうに見えました。中々良い気分です。

それにしても上高地の中は鳥の鳴き声が半端無く、これの為だけでも来た甲斐がありました。体に浸透したイソシアネートとか有機溶剤分とかが抜けていくような気分なります(実際はそこまで浸透していなくあくまでもイメージです)。

と言う感じで歩いていたら、なんと登山道の入り口を発見してしまいました!

登山は全く予定はしていなかったのですが、チェックインまではまだ全然時間があるのと、装備はちゃんとしてあったので、少しだけ登ってみる事にしました。勿論登山届も書いておきます。

ここから3時間半程登ると西穂山荘なる山小屋に行けるらしいのですが(そしてラーメンが美味しいらしいのですが!)、この日はそこまでするつもりは無く、とりあえず行ける所まで行ってみようといった感じです。念の為ですが一応保温シートやヘッドライトも持って来ています(いつも最悪を想定してなんでもリュックに詰めるので重たくて仕方が無いのですが・・・)。

倒木の上に生えた植物がとても良い感じです。

 登山道はしっかり整備されていて、安心して登っていけます。

シダ系の植物が凄いですね。

二時間程登りましたが、誰一人すれ違う事がありませんでした。そういえば行きのバスもネットで予約した時に確認したよりも全然人が居なかったので、この雨の為にキャンセルをした人がかなり居たのかも知れません。

と言う訳で、雨も一向に止みそうもないので、途中で引き返して降りる事にしました。ラーメンはいずれの機会に・・・!

ちなみに鳥以外に見かけた動物はキジバトくらいで、その他は虫と魚と、こちらのカエルくらいでした。熊は居るみたいですが、リスとか兎とかも全く見かけませんでした。もう少し暖かくなってからですかね。

と言う訳ですが、上高地バスターミナルに戻って来て食堂に入ってみると、なんと美味しそうな味噌ラーメンが!

他にお店も無く、また店内の雰囲気からして余り期待をしていなかったのですが、予想以上にこの味噌ラーメンが美味しくてビックリしました。

と言う訳で無事この日の宿に到着です。15時にはチェックインして即入浴、その後は持って来たiPadで映画を観てゆっくり過ごし、早めの就寝としました。休養の為の連休なので、ゆっくり体を休める事とします。

2日目はまた後日改めて紹介したいと思います。

ウェットブラスト

塗装の仕事でご依頼頂いているTOYOTA1600GTのヘッドカバーです。オイル汚れの固着が酷く、この後アルカリ槽→溶剤槽にそれぞれ数日浸け置きをしたのですが、殆ど変わりが無く、

またケルヒャーを使ったスチーム洗浄でも全く効果がありません。もはや不働態被膜化しているのでは・・・

と諦めかけたのですが、

ジャジャーンと!

いつもサンドブラストに使っている吸い上げ式のガンです。以前予備用にと買っておきました。

実際に使えるかどうかは判らなかったので、取りあえず水でテストをしてみました。

この通り全く問題無さそうです。

と言う訳でジャジャーンと!

最初はガラスビーズを買おうと思ったのですが、今回はブラストボックスを使わない大気放出式になるので、そのまま下水に流せる(人にも環境にも優しい)重曹を使う事にしました。どれぐらい使うのか判らないので、とりあえず25kgを購入です(ただこんなに必要無かったっぽいのですが・・・)。

ちなみにそのまま床に置いて行うのではなく、適当な箱(衣装ケース)の中に置いて重曹水を循環して使えるようにします。

  水と重曹を適当量入れ(よく判りません)、一ヶ所に集まり易いよう、箱の下に板を置いて傾斜させました。

そしてウェットブラスト開始(完了)です。ファンを回していなかったのでブース内は靄が掛かって前が見えません(笑)。

ブラスト後の水です。

ブラストガンの口径が大きい為か塗装を剥がす程の威力は無さそうですが、ワーク(ヘッドカバー)に対して優しく作業が出来るので、用途によっては十分使えそうです。そもそもこれを使うのは、主に結晶塗装以外での塗装前の足付け処理用で、現在仕事のご依頼で入っている、キャンディーカラーに塗装する樹脂製インマ二の為となります。

ちなみに作業後にはかなりの量の重曹が残っていて、捨てずに(溶かさずに)このままにしておけば次回も再利用出来そうです。