エアーベスト導入

いつも仕事で使っている空調服ですが、塗装時など溶剤を扱っている際に使うと、それが体の中を通ってしまう為、その都度ファンを止めて対応していたのですが、さすがにこの連日の猛暑日でそれは厳しくなって来たので、

ジャジャーンと!新たにエアーベストを購入しました!

こちらは今まで使っていた空調服のようなファン駆動では無く、エアーホースを繋いでコンプレッサーからのエアーを身体に浴びせるという優れものです。

ベストの中にはホースが通っていて、そこに小さい孔が沢山空いていてエアーが噴出するようになっています。植木の土の上にホースを敷いて自動的に散水するようなシステムと似たような感じですね。

ちなみにエアーチャックはこれだと逆なので(一体何故・・・)、

新たに雄のチャックに取り替えました。また本塗りの際に使えるよう二股を間に入れてエアーを分岐出来るようにしておきました。

ちなみに実は今回のエアーベストも自作しようと思って材料を買っておいたのですが、amazonで調べてみると想像以上に安く売っていたので、わざわざ時間を掛けて作るより(多少出来が悪くても)既製品の方が楽だろうと思っての購入となりました。結果としては大満足の商品でした。

ちなみに身体にエアーホースが繋がっているのは鬱陶しそうな感じがしますが、本塗り時は元々送気マスクを使っているので問題無く、むしろもっと早く購入しておけば良かったと思うくらいです。

尚、実際に使ってみた感じとしては、エアー調整のレギュレーターを入れる必要も無く、そのままコンプレッサー直で丁度良い具合です。塗装用のコンプレッサーなら冷凍式エアードライヤーが必ず付いているでしょうから、冷え冷えのエアーを体に浴びる事が出来ます!

遂にこれでクーラー+送気マスク+エアーベストの三種の神器が揃いましたから、何とかこれからの地獄の日々を乗り越えていけそうです。


販売用壁時計

  当ウェブショップにて販売をしている壁時計ですが、現在それらは全ては売り切れ状態としています。在庫自体はまだあるのですが、GW明けから大量の仕事が入ってしまい、この状況で不採算部門(苦)を動かして本業に影響が出る訳にはない(今以上に納期が遅れるのは避けたい)、といった感じです。

・・・が!

一つだけ残っていた真っ白の壁時計=無色環壁時計を、うっかりそのまま販売し続けていたのを忘れてしまっていて、つい先日、最後のこちらの品が無事ドナドナ、お買い上げ頂いて旅立っていきました。

またその際に、オプションで交換できるようにしているSKP=シチズンの高性能ムーブメントが在庫切れだった為、購入された方には少しお待ち頂き、急遽こちらを追加注文する事になりました。とりあえず一個だけで良かったのですが、10個だと単価が安くなる事、また¥7,700を超えると送料が無料になるのでまとめて購入しています(大体いつもこうするので工場内は色々な物で溢れ返っている訳です・・・)。

ちなみにこのムーブメントはいつもこちらのショップさんを利用させて頂いております。

手作り時計.com

と言う訳で、既存のムーブメント(海外製の比較的お安い物)と組み換えし、一日稼働テストを行って、問題無いのを確認したら発送の準備をしました。

また今回は、こちらのSTANDOX缶(風)のペン立てもご希望頂きました。当ウェブショップを利用すると無料で差し上げている、こちらですね。

あと同じ様に、これは買う方が居ないだろうと思って放置していた「モールテックス+色相環壁時計」もお買い上げ頂いていたりしました。他の壁時計に比べると高額なのでまさか売れないだろうと思っていたのですが、私と同じくコンクリートの質感が好きな方がいらっしゃったようです!(そうなのかは不明ですが・・・)。

ちなみにその際「裏側も見たい」との事で、

撮影したのがこちらです。シンプルと言うか殺風景過ぎますね・・・。

私的にコンクリートのような「人工物+無機的」な質感が好きで、ただ本物のコンクリートを使うとその重さから壁時計に使うのは危険過ぎる為、どうしたら軽量化できるか・・・!という事で出来あがったのがこちらのモールテックス仕様でした。

ある程度DIYとか好きな方なら「漆喰で良いんじゃ?」と思うかも知れませんが、表面が粉っぽかったり、経年で劣化&剥落するのは避けなければならなかったので、MDF材に塗れる(そして剥がれないとメーカーが明言している)こちらの製品を使う事になりました(しかし材料がともてお高いので未だ赤字が続いていますが…)。

在庫して飾っている壁時計はいつ出品してもOKな状態なのですが、とりあえず売り切れてしまった無彩環仕様と、こちらのモールテックス仕様を追加制作して、それが出来たら一緒に販売を開始しようと思っています。

年末になれば落ち着くと思うのですが、うーん、どうでしょう・・・。

BOSE 1705パワーアンプ 本塗り

先日分解作業を行っていたボーズのパワーアンプです。

仕事では無いので気が抜けていたのか、この後の足付け処理作業等で全く撮影をしていなかったようです。しかも・・・。

下地(アルミ素地)が露出していた箇所もあったので、まず全体にプライマーを塗り、下塗りとして通常のピンクを、さらに中央部分に蛍光ピンクを重ねます。

既にマスキングがしてある状態で、

その部分のみ蛍光ピンクを残します。

その後全体にミントグリーンを塗り、マスキングを剥がしたら、艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。

ミントグリーンはBOSEのスピーカー塗装にも採用した色で、CORSAIRのPCケースで作成したPANTONE322近似色(初音ミクのグリーン)ですね。

ちなみにこの後熱を入れるまで全く気が付かなかったのですが、折角作ったPowerとVolumの部分の文字入れを忘れていました・・・!

仕事の場合は常に仕様書や作業内容書を確認しながら作業をするのでこんなミスは殆ど無いのですが、自分の事となると完全に記憶だけに頼ってしまうので(そして無用に勢いがついてしまう為)、こういった事は結構良く起こります。と言うか元々の私はむしろこういった方が通常運転で(病的な程かも知れません・・・)、それ故に事前の確認と仕様書の作成、見直しなどをしっかり行うようになったのだと思います。

あと折角なのでスピーカーも飾れるよう、専用のブラケットを購入しておきました。

中古市場だとスピーカーとさほど金額が変わらないというのが怖ろしいところですが、お揃いだとやはり格好良いと思いましたので。

台座は本体と同色のミントグリーン艶消しクリアー仕上げで、

途中ステー部は蛍光ピンクにしました。なんかフワチャンみたいになってしまったような気が・・・。

全て出来上がったらアンプも含め天井から吊るしたいと思います。どうせならスピーカーケーブルも可愛い色で、カールがついていたりするのにしたいですかね。

フィギュア用時計 制作

以前作ろうとしていたドラゴンボールの壁時計ですが、いざフィギュアを固定しようとすると、穴を開けたり接着剤を着けるのに躊躇してしまい、結局その後作業は進行しておらず、気が付くと長い月日が経ってしまっていました。

ただその間には色相環壁時計やキーホルダーの制作、販売等も実現していたりするので、案外こういった事も全く無駄では無く、色々な事に繋がっていたりするのだとも思っています。出来る出来ないでは無く、とにかく何でも手を付ける事が重要なのかも知れませんね。

と言う訳で、7年ぶりの作業進行です。まずはレーザー加工機を使い、MDF板をカットしました。当時は手前の工場でレーザーカットなんてできませんでしたから、こういったところでは随分と進化したんだなぁと感慨深く感じます。四角い孔が味噌ですね。

色々な長さのサイズで、S字の形にアクリル板をカットします。

それをフィギュアに固定します。

接着剤にだけ頼ろうとすると経年劣化で剥がれて落ちてしまいますが、アクリル片にバランス良く乗せる事で接着剤の強度に依存せず、ある程度の重さがある物でも盤に垂直に貼れる(飾れる!)と言う寸法です。徒歩通勤中に思いつきました。

ちなみに今回は手軽なホットボンドを使っていますが、これをフィギア用の「貼って剥がせる接着剤」などにしても良いかも知れません。

MDF板は白で塗りました。こういう事にSTANDOXを使うのはちょっと勿体ないかなぁ・・・と。

フィギュアに接着したS字のアクリル板の突起部を、盤の孔に挿し込みます。

S字にカットしたアクリルの長さが色々あるのと、盤に開けた孔が二個ずつあるのは高さ調整の為で、これによってフィギュアによって固定位置が変わったりサイズが違うのに対応出来るようになっています。

全体的に配置が内側に寄っていますが、これは今回は枠を取り付ける為だからで、今後のキット化においては枠無しを想定していますから(コストが上がってしまいますから)、実際にはもっと外側に配置する予定となります。ちなみに盤のサイズは310mmです。

接着剤を直接フィギュアに塗るのに抵抗がある場合は、一旦マスキングテープを貼ってからその上に盛れば良いと思います。

マスキングテープの上ならある程度強い接着剤でも問題無く、もしこれでマスキングテープを剥がした時に塗装が剥がれたりしたらそれはもう諦めるしかないかと思います(マスキングテープの糊くらいで剥がれる塗装はそれが不良品です)。

とりあえず枠を組み付けてみました!↓

盤には好きなイラストを印刷した紙を貼ったりするとそれらしい感じになって良いかと思います。画像はコピー用紙に印刷してカットしただけですが、本番ではこれを白いシール紙に印刷して貼ろうと思います。コントラストはもう少し低くしようと思います。

その他には先日届いたBLACKRABBiTガチャ仕様と、スターウォーズのキャラクター(ペプシのおまけ品)、あとミニカー仕様も作ってみようと思います。カラーコードとかの情報を記載した紙を添えて昆虫採集ケースみたいな感じにしたら格好良さそうな気がします!