第27回岡本太郎現代芸術賞展行き

先日の日曜日、毎年この時期恒例の岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)を観に、川崎の生田緑地内にある岡本太郎以美術館に行って来ました!

前回まではバイクで行っていたのですが、ここ最近は首と腕の調子が良くなって来たので自転車で行ってみる事に!

自転車はスタンドが無いので停める所を心配していましたが、木製の手すりがある所はハンドルが掛けられたので問題無く駐輪出来ました。自宅から一時間ちょっとなので丁度良い運動にもなりますね。

開館は9:30で、早い分にはその辺を散策していれば良いと思い、8時に家を出て9時丁度くらいに到着した感じです。

30分前なので当然誰も居ません(笑)。

作品を観る際に苦手なのが周りに人が居る事で、それらの人を邪魔に感じるという事ではなく、逆に自分が他人の邪魔になっているのでは?と思って疲れてしまうので、とにかく人が来る前に見終わりたいんですよね。

という訳で(多分)一番乗りで入場です!(笑)

会場に入って正面に見えるのがこちらの作品で、

ぱっと見は単に顔が並んだ作品に見えるのですが、何周かして見ていると異様さに気が付きます。透き通っている布に刺繍?で顔を表現しているんですよね。

しかも手前の方はラフっぽい感じでディテールがハッキリしていないのでっすが、

レイヤー状に重ねられた布を後ろに移動していくと、徐々に顔がハッキリとしていきます。

最後の方なんて非常に精密で、写真を転写しているんじゃないかと思える程です。

裏側は勝手に赤くなっていると思ったらそうでは無く、これも意味を込めて敢えてそうしているみたいです。

掛けられた時間と労力、やり遂げる為の気力を考えると寒気が止まりません・・・。

さらに入口近くにあったのがこちらの作品で、

カラフルな格子状の棚に、それぞれ小さな何かが入ってます。

どうやらそれぞれカテゴリが別れているらしく、こちらは食べ物シリーズで、

こちらは家具?

レジャーシートとかがかわいいキャラクターになっていました。

驚くべきはそれらの数でもあるのですが、

それぞれの棚には専用のファイルが!(なんか懐かしいですね笑)

それぞれの作品に一つずつ説明書みたいなのが着けられています。子供の頃から何年も作り続けて来たんですかね。

尚、今回の岡本太郎賞はこちらの作品でした。

そして私的に一番面白かったのがこちらの作品です。

タイトルが「Space X」で、イーロンマスクのロケットの事なのか、

またはこちらのエイリアンみたいな事なのかはよく判らないのですが(笑)、とにかく面白かったです。

素材がカラフルな紙で出来ていて、一見するとポップなのですが、

全体のイメージが凄くどす黒い感じがして、そのギャップがとても面白かったです。設営も大変だっただろうなぁ、と(笑)。

そして圧倒的な存在感のこちら!宙に浮いちゃってます(笑)

素材は紙と発泡スチロールから出来ているようで、比較的軽く作られている為かワイヤーで天井から吊るされてます。

自動車FRPパーツの場合、まずスタイロフォームでマスター型を作り、それを元にメス型を作ってそれにファイバーを貼って樹脂で固めてバンパー等を作りますが、この場合どうやっているんでしょう。中が中空では無く、発泡スチロールが詰まっているとかでしょうか。

現代アートの作品は不可解な物が多いですが、使われている素材とか作る工程とかを想像するのが楽しいですね。

他にも画像があるのでまた改めて紹介しようと思います。今回も面白かったなぁ~と。

2024新木場行き

先週の日曜日、新木場にあるCASICAさんに行って来ました。倉庫をリノベーションして、カフェ&雑貨等の販売をしているショップさんです。

オープンは2017年頃なのですが今まで全く気が付かなく、いつもバイクで訪れている夢の島に今回も行こうと思っていたところ、その手前の新木場にこちらのお店がある事を知りました。

元々木材を扱っていた倉庫と言う事もあってか天井がとても高く、

中は非常にお洒落な内装と調度品が揃えられています。無用に物を置かず通路が広く取られているのが良いですね。

ランチは先に席を確保してからカウンターで注文をするスタイルで、今回お昼時だったのでほぼ全ての席が埋まっていましたが、広いテーブルは相席が出来るので、お願いして無事座る事が出来ました。

頼んだのはつみれ系の日替わり定食で、どれも非常にやさしい味というのが特徴でした。昔は揚げ物&肉でボリュームがありコッテリした物が好きでしたが、最近は魚と野菜を好んで食べるようにしています。

その後はCASICAさんの向かいにある木のお店、もくもくさんへ!(実はこちらがメインです)。

木材屋さんというとちょっと敷居が高くて(そしてお値段も高くて)、直接お店に行く事は殆ど無いのですが、こちらは小物を多く扱っていてしかもお値段も非常に良心的です。ホームセンターとかハンズとか行くより絶対こちらの方が種類が豊富で楽しいです。入った瞬間ヤバイヤバイ!を心の中で連発していました(笑)

初めて行く図書館やユザワヤに来たような感覚で、終始興奮が収まりません(笑)。

と言う訳で、普通のお店では見かけないような薄さのウォルナット材を入手しました!厚さは2ミリと3ミリで、いつも作っている色見本キーホルダーの素材にする物です。普段ネットで買っている金額の半額以下で買えてしまいました。

その後は木場公園の隣にあるコーヒーショップ、Allpress Espresso Tokyo Roastery & Cafeへ!

店内はガラス張りで、奥の作業スペースにある大きな焙煎機が見えるのが特徴です。スターバックスのリザーブロースタリーみたいな感じでしょうか(あちらも行ってみたいのですがとても混んでそうなので近寄れません…)。

頂いたのはドリップコーヒーで、このまま歩いて木場公園に行きました。店内と外にちょっとした座るスペースがあるのですが距離が近いので基本的にはテイクアウトで頂く感じですかね。公園から近く天気が良いからかとても賑わっていました。

そして木場公園の隣にある、東京都現代美術館に!

少し前に館内改装の為数年間休館していて、数年前あたりから再開されていたようです。以前はよく来ていましたが、その後自転車乗らなくなってしまってからすっかり足が遠のいていました。

よく行っている川崎の岡本太郎美術館も好きですが、やはりと言うか床面積が大きいので空間全体の見せ方が違います。豪華というか贅沢というか、周りの大理石の壁と床が素晴らしいので正直ここは何を置いてもかっこいい!と感じてしまいます。

館内は撮影可能な作品とそうでない物が別れています。

こちらは確か前にも見た事のある作品で、表現の意味自体はよくわからないのですが、これを作り上げるまでの気力と展示する労力(裏方的な作業)とかを考えるのが面白いですかね(他人事だとしても大変そうで気持ちが辛くなります…)。

そして翌日、この日は月曜日ですが建国記念日で祭日となります。私はいつも通り普通に仕事に行くのですが、工場近くの大森駅に献血バスがやってくると言う事なので、

前日にアプリで予約登録して、朝一に寄って行きました。

普段は自宅か工場近くの区役所で会場が設けられる時に行っていたのですが、日赤からのメールで「O型とA型が足りません!」と何度か催促が来たので、タイミングがまあまあ良かったこの時に行っておこうと思った次第です。バスの中で献血するのは18代の頃、免許が合格して鮫洲試験場から出たその時以来ですね。今まで行っていた役所の会場に比べ中が狭くてビックリしました・・・。

本当なら献血ルームに行った方が色々充実してそうなのですが(フリードリンクとか漫画読み放題とか)、基本的に週に一回しか休みが無いのでそれを潰してまで予定を立てるのは厳しいので、今回みたいに近所に来てくれるのは有難い限りです。

被災地へのボランティア活動とかは行かないので、せめてその負い目を多少でも減らせるという点で献血は良い手段の一つだと思ってます。