うみたかマルシェ2022行き

少し前、デザフェスで商品を陳列する為の勉強として、知り合いの方が出展しているうみたかマルシェ2022に行ってきました!

場所は品川区にある東京海洋大学で、文化祭である海鷹祭の中で行われているイベントの一つのようです。

構内への入場は事前に予約制になっているので比較的ゆっくり見れるかと思いきや、イベントが行われている建物には多くの人の行列が!

うみたかマルシェでは海の生き物?に関するハンドメイド品が売られていて、予想していた以上の盛況ぶりにビックリしました。皆さんハンドメイドと海の生き物が好きなんですね。

ちなみにこちらは以前当工場で行われたワークショップにも参加して頂いたはる☆どりさんのブースで、先日の記事で紹介したデザフェスで使うテーブルクロスについても色々アドバイスを頂いていました。その節はありがとうございました!

ちなみにこういったハンドメイド品を販売する大きな催しに行くのは今までの私の人生で殆ど無く、最初に行ったのがGUNさんが参加していた2018年のデザフェスで、その後GUNさんのブースで間借りさせて参加した2021年のデザフェスだけ!といった感じでした。なので先日のデザフェス56は実は右も左も判らないまま出展する事になったんですよね・・・。

と言う感じで、私がデザフェスに出店する2週間前くらいに開催されていたこちらの催しは、そういった事を勉強するには丁度良いタイミングでして、実際にはる☆どりさんに逢って色々と教えて貰えたのがデザフェス参加への大きな足掛かりになったと思います。

ちなみに頂いたアドバイスで、一個前の画像にある「ターンテーブル」も持って行こうと思ったのですが、当日荷物が多過ぎてこちらは断念し、上の画像にある「照明」を採用させて頂きました!デザフェスでは100V電源を使うにはお金が掛かりますが、モバイルバッテリーを使えばこういった事が出来るという事で、私も今回それを導入してみた次第です。

実際に照明を設置してみた感じとしては非常に有効で(ちょっと判り難いですが画像一番左端にクリップで留まっているのがぞうです)、やはりと言うか塗装は光源によってより綺麗に見えますから、これのお陰で多くの物を手に取って頂けたのだと思います。次に機会があったらもっと増やしたいですね!

ちなみにうみたかマルシェでは、こちらのうみうすしシリコンカバーを購入しました!

私的には飾るだけの物より何かしら実用出来る物が好きなのでこちらかなりツボでした!こちらのページから通販で入手できるようで、それにしてもこのクオリティでこの金額はかなりあり得ないのではと・・・!

ちなみにこの時に3日前くらいにギックリ腰をやってしまい、金曜日に鍼を打って貰って何とか土曜日で回復しての日曜日でした。正直これは行けないかも・・・と思っていましたが、何とか2日間である程度回復し、実際の現場を見て話も聞けたのは本当に良かったです。お忙しい中有難う御座いました!

デザインフェスタ56行き

先日の11月19日(土曜日)と20日の日曜日に、東京ビックサイトで行われるデザインフェスタ56に参加してきました!

ちなみに前回は壁時計の針を着けた状態での販売でしたが、今回は取り付けマニュアルを制作し、針は購入者さまご自身で着けて頂くようにしました。これのお陰で箱のサイズが半分となり、搬入がとても楽になりました。

ただ今回は以前のようにGUNさんのブースを間借りする訳では無く自分用のブースを借りたので、展示用の棚など持って行く物がそれなりに多くなってしまい、私一人での運搬は難しくなってしまったので、工場近くに住んでいる知り合いの原型師さん=くまさんに御願いする事にしました!

朝の7時に工場で待ち合わせ、京急大森町駅から青物横丁まで行き、そこから歩いて品川シーサイド駅→国際展示場に向かいます。

そしてビッグサイト到着です!

以前は工事中かなにかで別館でしたから、こちらで何かをするのは今回が初めてです。

オーシャンビューな通路でテンションが上がりますね!

到着は8時半くらいで、案の定GUNさんはまだ来ていませんでしたが(笑)、お互いなんとか開場の11時に間に合ったといった感じです。ちなみにBLACKRABBiTのブースは角地で本来なら斜めに設置する筈だったのですが、今回レンタルした背板はこの状態で固定されてしまっていて、予め予定していたレイアウトに出来なかったようです。他にもTwitterでは机が届いていない方なども見受けられたりと、多少なりトラブルは発生しているようです。机が無いのは想像しただけで恐ろしい・・・。

今回はサイン代わりと言う事で、以前作成した大きな色相環のオブジェも持って来ました。直径50cmあるのでそのままでは持ってこれず、1ピース毎に壁に固定出来るようにしています。これもくまさんに設置して貰いました!

初日は開場早々GUNさんのブースに長打の行列が出来て、運営さんから苦情が来る程の盛況ぶりでした。それに乗っかってうちも予想以上に商品が売れてくれまして、一部在庫が無くなってしまう!という程の状況になってしまいました。多分コロナ禍で買い控えがあった反動だったのでは、と思う次第です。

と言う訳で、1日目の出店が終わってからは一旦工場に戻り、予め塗るだけはしておいた色相環のピースを台紙から外して組み立てていきます。

それらをこちらも在庫しておいた枠素材に組み込み、なんとか2日目に売る商品を増産しておきました。

梱包する袋に入れている台紙も想定していた二日分が一日で無くなってしまったので、こちらも新たに増産しました。ただこちらは自宅で印刷&カットが出来るので、帰ってから先にご飯を食べてお風呂に入り、いつ倒れても良い状態にしてから(笑)深夜3時くらいまで掛かってようやく一日目が終わった感じです。普段の仕事よりハードですね・・・。

そして二日目です!

BLACKRABBiTキーホルダーは多めに塗ってはいましたが、それに装着するキーリングが足りなくなっていて、ただこちらは初日にamazonで注文→工場のポストに届いていた物を持って来て当日会場で付けて増産しました。数は数えていなかったのですが、300個以上は売れたと思います。

ちなみにBLACKRABBiTキーホルダーで一番売れたのはこちらの黒の結晶塗装だったと思います。直前に増産していた分もかなり旅立っていきました。

あとはこちらの垂れたBLACKRABBiTも評判が良かったです。キーホルダー用の在庫は早々になくなってしまったのですが、小さいピアスタイプをキーホルダーに替えてでも買いたいという方が多くいらっしゃいました。

他に意外だったのがこちらの淡いグリーンと、

淡いピンクメタリックの色で、二つセットにして買われる方が多かったです。余り派手じゃなく、特に珍しいという物でもないのを好む方も一定数居るという事でこれは面白い発見でした。まあ確かにそうですよね。

色相環色見本キーホルダーは、やはりと言うか今回新しく塗ったミラーキャンディー系が非常に好評でした!

ベースがミラーアクリル(文字以外は未着色)の物もとても好評だったのですが、指紋や小傷が目立つので私的には余り好きでは無いので、今後進んで作りたくない物ではありますかね。またはベストな状態でお渡しできる通販なら問題無いかもです。

それでもやはり一番売れたのがこちらのソリッドカラーで、金額的にも他の物より安く設定していたのが理由だと思います。

そしてこちらのミラーキャンディーも前記した物と同じ金額設定だったので、かなりの数が売れました。手間的にはソリッドカラーより楽なので、ミラーアクリルの材料費分はペイ出来ると考えて販売金額を抑えたのが良かったのだと思います。まあそれにしても単なるキーホルダーとしては決して安い物では無いと思いますが・・・。

そして以外だったのがこちらの下色メタリックの普通のキャンディーカラーで、こちらの方が¥1,000高いので余り売れないかと思いましたが、こちらも初日に在庫分が全部売れてしまいました。

こんな感じで色相環キーホルダーは全部で50個くらい売れたと思います。塗装した材料はまだ残っているので、いずれウェブショップで販売しようと思います。

あと今回手伝ってもらったくまさんオリジナルのキャラクターフィギア(?)専用棚も設けました!自宅の3Dプリンターで作ったそうです。いつか「ここが始まりだった」みたいな伝説な日となれば嬉しいですね(笑)。

二日目は比較的落ち着いた状況だったので、トイレに行くついでな感じで少し周りを見たりも出来ました。

ただ挨拶に行きたかったところなどは結局殆ど行けず、だったらもう次回は二日目は昼過ぎくらいに店を閉めて、会場全体を見て周る時間に割くようにした方が良さそうです。次に参加する場合は「留守中」の看板を作っておくか、代わりに誰かに店番を任せられるよう値段がすぐに判るようにしておくようにしたいと思います。

あと高校生の姪っ子が「こういう所で店番をしてみたい!」と言う事で、多少サポートしながらですが御願いする事にしました。本人も喜んでくれて本当に良かったです!

ちなみにデザフェス開催までの一か月間は毎日帰宅が22時過ぎといった状況で、疲れが溜ったせいか途中でギックリ腰をやらかしてしまい、いつもの鍼灸師さんにお世話になっていたりもしました。通勤に費やす時間も無くなってしまったので徒歩では無く自転車が主となり、運動不足&寝不足で不健康な一か月になってしまったと思います。

ちなみに売り上げ的には当初は赤字で当然と思っていたのですが、実際にはかなり利益が出ていて(本当にビックリする程でした・・・)、次回はどうなるか判らないと思っていましたが、これなら今後続ける事も前向きに考えられそうなので、準備はしておこうと思った次第です。まあそれも周りの方のご協力のお陰でもあって、私一人ではどうにもならなかったと思いますが・・・。

当日お越し頂いた方々、出店に関してご協力頂いたGUNさん、hotaniさん、くまさんには本当に感謝です。有難う御座いました!

オリジナル防炎テーブルクロス制作(塗装)

デザフェスではテーブル等の備品はレンタルして用意して貰えるのですが、そのまま使うとかなり殺風景になりそうですから、今回の為にテーブルクロスを購入しました!

ちなみにデザフェスで使えるのは防炎処理された物と決められていて、急いでいたという事もあって社名をプリントしたオーダーメイドとかでは無く、普通の無地の物となります。色は無難にアイボリーにしておきました。

注文してからのオーダーメイドらしく、届くのはデザフェス開催の1日前!と言う事でしたが、予想していたより少し早めに届いたので、折角ですから自分でロゴを入れる事にしました。ちなみにこういった作業は本業の仕事が終わってからなので、かなりハイスピードに行っています。

本当は全体のバランスとかを確認したかったのですが、余り考えている時間も無いので、前側になる面を1/3にに別けてその中心に黒いラインを入れるような感じにします。

ロゴは抜きでやっておけば良かった!のですが、先にマスキングシートを作ってしまっていたので後からやる事にしました。黒い部分は先に塗った黒で、その上にロゴを抜いたマスキングシートを貼っています。

その上から白を塗ります。具体的にはVW社のキャンディホワイトですね。

完全に隠蔽させるとフチが汚くなってしまいそうだったので、ある程度ムラが無くなった時点で終了としました。なので下地の黒が透けてグレーっぽくなっています。これはこれで格好良いですね!

折角なので▼部分のグラデーションも再現してみました。ちょっとムラっぽくて失敗した感じですが・・・(苦)。

ちなみにプライマーも塗っているので多分簡単には剥がれないと思います。ただロゴが上過ぎましたが…。

そして完成です!

生地の色は黒か紺色も考えていましたが、爽やかな感じにしたかったので今回明るいを選びました。ちなみに本当は普通の白が欲しかったのですがその設定は無く、ただこの色だと白でも映えるので、結果的にこちらのアイボリーで良かったかもですね。

という感じで、実際デザフェスで使った画像もあるのでそちらも後日紹介しようと思います。

2022デザインフェスタ準備 展示テスト

工場二階のテーブルを使い、デザフェスでの展示を仮想的にやっておきました。

ちなみにこちらのテーブルは150cm幅ですが、本番ではもう少し幅が広く180cmになる予定です。奥行きは同じ70cmですかね。

GUNさんに許可を頂いて販売するBLACKRABBiTのキーホルダーは、一個¥500~¥800と前回の半額~1/3の価格設定となっています。塗装自体の品質的は同じで、ただ工程を改善する事で大分コストをカットする事が出来ました。

色相環色見本キーホルダーは¥3,800、¥4,800、¥5,800、¥6,800と4種類にしました。

デザフェスでの出店販売は利益としては殆ど無く、本来なら工場で仕事をしていた方が余程お金になるし精神的にも楽ですが、普段塗装とは縁のない方々(そもそも存在すら知らない人)に知って頂くという点で良い機会になるのでサンプル品も飾るようにしています。

その他ワークショップの宣伝もしたいので、エアーブラシやスプラッシュ塗装したスニーカーも飾ります。

あと一般の方にも分かり易そうな物として、以前塗装したBOSEのスピーカーとアンプも持って行くことにしました!(まあ若い世代の方には全く響かないかもしれませんが。笑)。

一人では持って行けない量ですが、今回は知り合いの原型師さん(ワークショップにも来ていた「くまさん」)が搬入を手伝ってくれる事で人力(電車)での運搬が可能になっています。いやはや何とも有難い限りです。

壁時計は箱のサイズが嵩張るのですが、今回は針を外した状態で梱包するようにしたので(組付け説明書も作ったので)、箱を既存の半分のサイズにする事が出来ました。売れなくても見栄えが良いので5~6個持っていって後ろの衝立に飾るようにしようと思います。

ちなみに今回はミラーアクリルとホログラムラメを使った色相環キーホルダーが新作となります。

色相環の12色はキャンディーカラーで、

背面のホログラムラメがそれに良く似合った配色となります。

裏側は今までと同じくRGB値をレーザー彫刻&塗装したデザインとなります。鏡としても使えるので、外出時に目にゴミが入った時とかに便利かも知れませんね(?)。

動画もあるので紹介します。

ミラーのままは格好良いのですが、指紋がかなり目立つので私的にはやはりと言うか何かしら着色して使いたいですかね。

ちなみにミラーアクリルはいつも買っている端材セットにまず入っていない素材なので、新たに新品を購入しています。

なのでその分コストが掛かっていて、ただそれでも一個¥600ですから、いつもの仕事で行っている塗装の費用に比べればかなりの割安だと思います。仕事と違って濃さとか細かい事を気にしなくて良いのでそちらも費用を抑えられている要因の一つですかね(オーダーメイドでオーナー様のついている被塗物の塗装とはまるで心の負担が違います・・!)。

 

一番高いのはこちらの透明アクリルの裏からも色を塗った、見る角度で色味が変わるクロマフレア風の塗装を使った仕様ですね。ホログラムラメを使った分、前回より高額になってしまいました・・・。

色見本キーホルダーはデザフェス後にウェブショップでも販売予定ですので、宜しければどうぞご検討くださいませ!