remixも

曲自体は結構前の物ですが元気ロケッツのこの曲は私的に気に入っていて(ビジュアルも含め当時は衝撃的でした)、それをさらにremixされたこの曲がまた素晴らしいです。特段ダンスミュージックが好きと言う訳では無いですが、元々好きだった曲がこうやってさらに味付けされて完成度が高くなるのは嬉しいですよね。

ちなみにyoutubeと言えば、先日購入した本「1984」の帯で紹介されていた「psycho-pass」に興味が出て動画を見ていたらまんまと嵌ってしまいました。と言っても平日で見る時間は無いので土曜日の夜から明け方に掛け、第一話から18話くらいまでを一気に見てしまったのです(徹夜でした・・・)。

しかし実際に見てみるとなるほど、帯に使われていた「紙の本を読みなよ」のセリフが物語上で本当に使われていて、これには妙に納得出来たと言うか何か新鮮さを感じました。その他の本も色々な場面で紹介していたりするので、このアニメは最初からそういった意図を仕組んで作られているんでしょうね。一歩間違えると出版会社の単なる宣伝道具に使われている気もしますが私的にはこういったやり方は歓迎です。今まで全く興味が無かった物に対しても自然に入り込めますからね。

今週末(明日)に残りの続きを見るつもりですがそうなるとまた徹夜ですか・・・。

参考までに→psycho-passオフィシャルサイト

種までもが・・・

himawari_1いつもホームセンターで買っている小鳥用のヒマワリの種ですが、ちょっと油断して切らしてしまったので急遽amazonで購入するに至りました。まさか小鳥のエサまでネットで買う時が来るなんて思いもしませんでしたが・・・!

ただそれにしてもネット上では色々な種類のヒマワリの種が売っていて、小鳥のエサ程度では普段は気にもしない「保存料ゼロ」なんて事でついついそれを選んでしまったりもするのです。ただしその後の注意事項には「虫が湧くことがあります」なんて事が記載されていたりもするのですが(怖)。

それにしても今回購入した種は量が有り過ぎです。1.5キロと言う重量がどんな物かと思っていましたが、うちのインコだと一年掛けても食べきれないんじゃ・・・と思う程の量なんですよ。封を開けてしまうと保存している内に湿気てしまう可能性が高いので、乾燥剤と共に小分けにしておく必要がありそうですし。

しかしこれじゃあ街のペットショップも続けていくのは大変です・・・。何だか申し訳無い気分になってしまいます(私が言うのもなんですが・・・)。

ちなみに併せて新たな工場用にmakitaの業務用掃除機とケルヒャーのスチーム洗浄機もamazonで購入しました。最近の楽天市場は欲しい物が探し難いのでどうしてもamazonに偏ってしまいます。以前は「大きい物は車で買いに行かなくちゃ」という事もありましたがこれでは若い人が車を持つ必要も無いと言うのも判る気がします。

 

色合わせ一例

lambo仕事でよくある問い合わせで、自転車の一部分を傷つけてしまい「そこだけ元に戻せないか」といった内容の事がありますが、出来ない事は無いですが大抵の場合その費用は大きくなってしまいます。1ミリの傷でも4万~5万円掛かるのが普通だったりするのです(ロゴが絡むとさらに膨大になります)。

対して「好きな色に塗り直したい」という事であれば剥離無しなら2万円でも可能だったりします。これは塗る範囲はこっちの方が数倍大きかったとしても手間と時間と苦労度としては前者の方が数倍大変だからで、そもそも工賃の算出方法が「㎡」では無く「時間工賃」なので当然の事なんですけどね。

上の画像は以前一時期勤めていた会社で行った仕事の一例で、フロントバンパーがFRP製でこの時ボディ同色に塗ったのですが、実はボンネットも一枚塗っていたりします。ボンネットには傷一つありませんでしたがフロントバンパーとの色違いを無くす為にそちらにもベースコート(3コートグリーンパール)をボカしているのです。ベースコートはボンネット全体に塗装している訳では無くヘッドライト辺りのラインでボカし、クリアーはボンネット一枚塗っています。実際に記憶している訳ではありませんが塗装屋ならこれがセオリーです。序でに言うとボカシ際はボンネットの緩やかなラインに沿わせて山なりな感じでボカしている筈です。横一線でボカすよりも人間の目の錯覚を利用したボカし方ですね。ちなみに使った色は勿論配合データそのままと言う訳では無く、恐らく一日掛かりで調色したようなものです。

なのでこういった塗装ではこのバンパーの塗装費用にボンネットの塗装分も含まれていたりします(実際どうなのかは知りませんが)。ちなみにディーラーに勤めていた時に非常に色に細かいオーナーさんの、やはりバンパー交換の際にはボンネットに加えて左右のフロントフェンダーも同じ様にボカしました。バンパーを交換しただけで塗装部位は4部品、総額は50万円くらいの見積もりだったと思います。ちょっとあり得無い気もしますがそれも一つの方法(対処法)ではあるのです。作業者のレベルが低いと言われればそうかも知れませんが、100%同じ色を作れない以上、バンパーに隣接するパネルどれもと同じ色に見せる為にはこの方法しか無かったと思います。

塗装の場合には「フリップフロップ性」といって、一方向からだけでは無く全方向からの見た目の違いがあり、さらにこの車体色は下色のグリーンの上に透過性のパールコートが塗られた「3コートパール」の色で、下色(ベースカラー)とその上に塗るパールカラーのどちらも色を完全に合わせ、さらに透過するパールカラーを完全に同じ膜厚で塗るという神業を持ってしてようやく同じ色に出来る訳ですが、顔料自体が見る方向によって色が変わるものをさらに他の顔料と混ぜ合わせて全ての角度で同じ色にするなんて到底無理ですよ・・・。

ただそこまでの作業(費用)を行う意味があるかどうかの判断は難しく、本来であればユーザーのこの判断に委ねられる訳ですがどの程度色が違うのかどうかを説明するのは非常に難儀ですし(出来た物を見せない限り不可能かと・・・)、その責任を素人に押し付けると言うのもちょっと問題かと思うのです。

という事で、「補修」(修理または復元)といった塗装作業は非常に難しく、「1ミリの傷にその金額はどういう事だ」と思われそうですがこんな事もあって費用は高くなってしまうのです。特に自転車の色の場合には「配合データ」がメーカーから供給されている訳では無いので一から自分で作らなければなりませんから自動車のボディカラー以上に大変だったりするのです。さらに言うとこの「調色」は塗装作業の極一部の事でこの他にも大変な作業は沢山あるのです。

ちなみに自動車のボディカラーは近年の物であれば配合データが無いなんて事は殆どありません。ただしカラーコードが車体のどこに記載されているのか発見出来ない・・・なんて事は時々ありました。ご苦労お察しいたします(笑。私は車の塗装は引退しましたので)。

まるで工芸品のようで・・・

odyssey_1仕事で撮影する画像はjpeg形式なのでそれらを編集する事は殆どありませんが、今回はちょっと面白そうだったのでraw形式で撮って弄ってみました。塗装のリアルさは消えてしまっていますが、単なる自動車パーツがまるで美術品か工芸品のように見えなくもありません。内部のオレンジ色のパーツはフラットな形状の筈なのに近くで見るとなんでこんな風に見えるんですかね。とても不思議です。

自動車部品はその開発の為に膨大なお金と時間が費やされていますが、その用途から外れてしまうとそれ単体では殆ど価値が無くなってしまいます。新品で買えば数万円する部品でも、中古品となって市場に数が溢れてしまうとタダ同然になってしまう部品もあったりします。まあ需要が無ければそれも仕方ない事なんですけどね。

ただそれのお陰で欲しい部品が手軽な値段で手に入れ易くもなりまして、現状の形は崩さずに代替品を自分好みの形や色に変えるような事も手軽に出来るようになったと思います。昔は中古品を買うとしたら雑誌の「売りたし・買いたし」みたいなものを利用するしかなかったですので・・・。しかも発売日に買って連絡しても大抵は既に売却済みだったりして・・・(何かの陰謀か或いはまともに発売日を待っていたら太刀打ち出来ません)。

いずれ時間が出来たら、車体とは関係なくそのパーツ単体で見ても面白いような物を、塗装という手段を使って何か作ってみたいと考えています。先日のMINIのボンネットみたいな感じですかね。あれも元々は事故車から外した廃棄物を塗装で復活させた物なんですよ。

その前にエヴァ仕様の電話機の修整と、iMacの電飾も進めなければ・・・なのですが。自前の工場が持てたらそういった事も楽しめるスペースを作りたいと思います(と隠れウェブマスターから要望がありますのでw)。