天吊ワイヤーネット棚

factory-140工場二階のワークスペースには既に以前ワイヤーネットを吊るしているのですが、これが非常に便利なので工場の一階にも設置する事にしました。

factory29 ワイヤーネットは以前中古で買っておいた物があるのでそちらを使います。二階で使っている物は畳みと同じくらいのサイズですが、こちらは一回り小さい900×1200です。

factory30 ただし中古品を安く買ったので表面には錆や傷があり、そもそもシルバーの発色がちょっと悪くてまるでグレーのよう・・・

と言う事でこちらは塗り直す事にしました。

factory31 フレームに使う鋼材は以前塗装ブースを作る時に余った物があったのでそれを利用します。

ちなみに重たい物を載せるので無ければ軽天などを使った方が断然手軽で(以前はそうしていました)、それならお値段も安いですし、ちょっとした大きなホームセンターなら普通に売っています。ルーフキャリアがあればそのまま載せられますし、無ければサービスコーナーの高速カッターで切ってしまえば車に積めると思います(ハッチバックなら3メートルは大丈夫な筈です)。軽天なら3メートル程で数百円ですし、トタン製なので手のこでも切る事が出来ますからね(上記鋼材は高速カッターが無いと無理です)。

factory32 シルバーは余っていた色で、ただ折角なので最後に金属感の強いMIX818を少しだけパラっと塗りました。

factory33 プライマーの茶色だったCチャンネルは断然金属っぽくなって格好良くなりました。フフフフフ!(と言うかそもそもが金属なのですが。笑)。

factory34 ワイヤーネットも輝きのあるシルバーで復活です。

factory35 そして所定の位置に穴を開けていきます。ちなみに順番は少し逆で、先に固定する躯体の方の位置を決めてからこの作業となっています。

factory36 そう言えば最近気付いたのですが、11ミリの穴を開けるのに11ミリのキリ(刃)を使うのではなく、最初に小さい穴(今回は5ミリ)を開けてからステップドリルを使う方が断然楽ですね。これならわざわざボール盤を使わなくても簡単に穴が開けられます。一体今まで何をやっていたんだか・・・。

factory18 そしてこちらが先ほどの鋼材を天井から吊るす為の「全ネジ」(寸切)です。業務用エアコンやダクトなどを天井から吊るす時に使われる物で、天井が剥き出しになったカフェなどの店舗で上を見上げると多分見れると思います。ただ天井やらダクトやらを一緒くたに艶消し白で塗られてしまっている場合が殆どなので判り難いかもですね。

factory19これの良いところは汎用性が非常に高く、またとても安いのも魅力的です。ホームセンターで1メートル¥100くらいで売ってます。

今回躯体に固定する為に使うのは端が平らになっている部品で、高ナット(細長いナット)を使って全ネジと繋ぎます。尚もう一個普通のナットが入っているのは緩み防止の為のダブルナットで、これは片側だけで大丈夫だと思います(多分)。

factory14ちなみに前回工場二階の天井に付けた時はこちらのワッシャーにナットが付いた部品で、この時は天井の裏に当て木を梁に持たせています。これが結構面倒だったんですよね。

factory20今回設置する一階は梁が剥き出しで、先ほどのプレートを使って梁の横にビスで固定するだけなので非常に簡単です。

一階は天井パネルが無い分作業性が良いのですが、ただし見た目がちょっと残念で、本当は最初に天井も塗っておけば良かったと後悔しています。ただ引っ越して来た当事にそんな余裕は全く無かったんですよね(今も余り無いので結局塗っていないのですが・・・)。。

factory21 75センチの全ネジを二列に四本ずつ固定し、そこに先ほど穴を開けておいたCチャンネルを通してナットで引っ掛けます。

factory22 そしてCチャンネルの上にワイヤーネットを乗せます。尚、各ネットには全ネジが通るようになるので、その際は一旦そこのネジを外して付け直しています。4枚塗りましたが今回使ったのは3枚だけです。

factory24 これの素晴らしいところは全て一人で作業が出来る事で、またネジを止める位置や穴を開ける位置もアバウトで大丈夫なので非常に設置がスピーディーです。多少穴位置がズレていてもネジが長いのでちゃんと入るんですよ。

factory23主要部分には落下防止の為にダブルナットにしておき、また余った端の先端は危ないので丸味を帯びた袋ナットをつけておくのが良いかと思います。

factory25 またはホームセンターにはこういった小物も売っていたりして、こちらは大型機械など重量物をクレーンで吊るす時の為に着いているアイボルトですが、径とネジ山さえあれば何でも応用出来ます。

factory26 こんな感じで余ったネジの端に取り付けたり出来ます。ここは梁に直結しているので多少重い物を吊るす時なんかに良いかもですね。

factory27 S字フックを使えばこんな感じで簡単に吊るしておく事が出来ます。余り使わない物であればネットの上に、よく使う物で嵩張る物はどんどん吊るしてしまいましょう。

factory37または先ほどのアイボルトを二個使ってそれに余った全ネジを通し、ペーパーやらコードなどのロール物を通しておくと非常に便利です。

ワイヤーネットは単に収納スペースを増やすだけでは無く見た目も格好良いですし、何よりもその細身のフレームのお陰で「埃が積もらない!」という所が私的に大好きです(笑)。

今後拡張していくと思いますので、また改めて長所や短所なども紹介したいと思います。いやー、今回は長かったです(笑)。

ちょっとここらでひとやす・・・

factory (1 - 1)-21ここ数年ほぼ毎日続けていた自転車通勤ですが、先週から痛めた背中が中々治らないのでこの一週間はカブでの通勤となっています。まあ年が明けてからずっと仕事が忙しかったので疲れも溜まっていたんでしょうね(って、もう少しで一年の半分を迎えてしまうのですが!)。

ちなみに先日の確定申告でようやく去年の売り上げが判りまして(今更ですが…)、一応一昨年に比べると14%はアップ出来ていました。ただこれは依頼が多過ぎてサボる暇が無かった、作業環境の整備や工場の修繕など、通常業務以外の事をしていなかっただけだと思いますが・・・。

と言う訳で、丁度ゴールデンウィークにもなるのでここらで少し体をセーブしながらやって行こうと思っています。何て事を言っている矢先、何を間違えたかつい先ほど受付停止を解除してしまったのですが・・・(もう少し先延ばしするつもりだったのにウッカリしていました・・・)。

R2-D2充電ステーション⑧iPad格納 完成

r2d282予定外の作業になってしまいましたが、何とかR2-D2のお腹の中にiPadとキーボードを無事格納する事が出来ました。目標としていたスマートな取り出しと収納も良い感じに出来たと思います。

r2d280材料の調達で助かっているのがモノタロウの存在で、とにかくこういった建築(?)資材が豊富です。 蝶番一つとってもありとあらゆる物が写真や図面付きで紹介されているのでホームセンターでは売っていないような物でも手軽入手が可能になりました。ただし余計な物も色々買ってしまう事になりますが(笑)。

r2d269前回までは上のレールにiPadを吊るせるようにしていて、それによって空いた下のレールに、こちらも収納&脱着可能なBluetoothキーボードを取り付けるようにしました。

r2d273 レーザー加工機で3ミリ厚のアクリル板をカットし、先ほどの蝶番を使ってスライドレールに固定します。

r2d274 据え付けるキーボードには予め磁石が内蔵されている為、それを利用してR2-D2からも着脱可能にします。

r2d275 アクリルプレートに穴を開けてネオジム磁石を嵌め込みました。丁度そこにスチール製の蝶番があったので特に接着剤などは使わずとも良い感じに固定してくれています。アクリル板は後で色を塗った方が良いかもですね。

r2d276 こんな感じでキーボードが置けるようになりました。磁石はピンポイントでくっ付くので位置は殆どズレず、また片手で着脱が可能です。勿論簡単に落ちたりもしません。

プレートを畳んでレールをスライドさせればキーボードを中に仕舞う事が出来ます。全て片手で出来てしかもとてもスムースで、強度も申し分なさそうです。

r2d278そして上のレールにもiPadを装着しました。画像だとキーボードも出した状態ですが、上下のスライドレールはそれぞれ別なので普段はこちらは仕舞ったままで大丈夫です。

r2d257どちらもスッキリ収納する事が出来ました。ちなみにキーボードも内蔵バッテリー駆動ですから普段はこの中で充電される事になります。

次はいよいよ頭周りですかね~。

自作塗装用スタンド(保管用) Ver1.3

stand2 先日に引き続き、塗り終わった物を乾燥機に入れたりそのまま持ち運べるスタンドを作成していました。気が付けば3個目に突入です。

stand3 手前にあるのが二個目に作った物で、最初に作った奥の台に比べて穴の数を9個から13個にしました。

ただ面積自体は変わっていないので、塗った物が大きいと余り意味は無いんですけどね。

stand9と言う訳でこちらが3台目となるVer.1.3です。今日は仕事が忙しくて社外記的な事は全く出来ていませんが(しかし鬼門のS20ヘッドカバーは塗り終わりました・・・)、休憩中にデータをいじっておけばレーザーカット自体はセットすればほぼ勝手にやってくれるのでとても便利です。

ただ火を使うような事なので目は離せなく、なのでデスクワークの傍らに、と言う感じです。

stand4 そして組み立て完了です。今回のは天板に直径3ミリの小さな穴を追加しました。

どうやって使うかと言うと・・・

stand7 こんな感じで、ワニクリップを直接挿せるようにしました。

色板のようなちょっとした物を固定しておくのに便利ですし、プラモデルのパーツとか趣味で使う分にはこれで十分かもです。

stand8あと三個は欲しいので、もう少し何か手を加えられ無いか考えてみようと思います。

とりあえず今度レーザーで切る前に色でも塗っておきましょうかね~。