150mm幅マスキングテープ入荷&テープホルダー作製

 一般的に使うマスキングテープは幅が50mmまでですが、もっと幅の広い物が欲しくなりこちらの3Mの100mm幅を入手しました。

が、結局これでは足りなかったので・・・、

 新たに150㎜幅のマスキングテープを入手しました。これは長い!(笑)。

このサイズは3Mもニチバンでも対応してくれなかったのですが、担当してくれているオートサプライヤーさんに何とかお願いして、ようやくこちらのKAMOI社製のカブキSを特注で作って貰える事になりました。

 カブキSの特徴としてはテープの引き出しが軽く手切れ性が優れている事で、確かにこの幅でも簡単に引き出せます。恐らくこの幅を3Mの243Jでやろうとするのは難しかく、だから100mmまでなのかも知れません。感覚的に倍くらい違います。

これでようやくカッティングプロッターやレーザーカットでマスキングテープをカットする際、50mm幅のマスキングテープを重ねて貼らなくて済むようになります。重なったところはカッターでもレーザーでも切れ難くなるので剥がす時に面倒な事になり、また塗装の時にその段差が影響して凄く嫌だったんですよね。

ただ一つ難点があって、普通のマスキングテープであればそこまで気にしないのですが(ぶつ切りの際に使うのを別として)、150mm幅だとそんなに使う機会がありませんから、テープの側面が少しでも汚れると気になってしまったんですよね。かといってこれを毎回ケースや袋に入れて仕舞うなんて考えられませんし・・・。

 と言う訳で、ジャジャーンと!

150㎜幅専用のマスキングホルダーを作ってみました。レーザー加工機とMonotaroの力と端材で出来ています(笑)。

 引き出す時はもちろん両手で押さえないとダメですが、これがあると位置を決めて貼る時に便利ですし、またハサミで切った後にテープがコロコロと転がって行ってしまうのを防いでくれます。これが転がっていくとか、地獄絵図でしかありません・・・。

 何よりこれなら側面が汚れませんので、使う度に置き場所に気を使わないで済みます(ただ完全密封ではないので絶対と言う訳ではありません)。

片側はナットをアクリル板に埋め込んだ事でフラットとなり、画像のように縦に置いておく事も出来るようにしました。側面のアクリル板には6mmの穴もあけているので、S字フックなどで壁に引っかける事も可能です。

150ミリ幅のマスキングテープは既に当ウェブショップで販売しておりまして、また現在2本以上まとめてお買い上げいただいた方にこちらのマスキングホルダー(試作品)を一個プレゼントしています。まだ量産が出来ていないのですが、注文が入ったら一週間くらいで出来ると思います(売り切れ次第終了です。ご容赦くださいませ)。


PRO_Fitウェブショップ→マスキングテープ150mm幅 長さ18メートル


この幅を使う人は限られているので殆ど需要は無いと思いますが、大量に使う人からすると、模型用としてシートで売っているあの金額では買う気にはならないと思います。その点こちらは18メートル(!)ですし、またなんといっても自動車塗装向けの物なので安心して使えます(自動車塗装屋は建築用や模型用のマスキングテープは基本的に使いません。足付け処理した面に貼った場合や、塗料の溶剤でテープが侵されて糊残りが起きてしまうからです)。

ようやく見つけた・・・!と言う方は是非どうぞ(私がそうでした。笑)。

表札制作&塗装 承ってます

 本業の案件で、現在表札の作成・塗装のご依頼を承っています。ただ内容は伏せさせていただいておりますので日記の方では紹介はせず、デザイン等詳細は控えたままそれ以外の事をこちらの社外記で紹介させて頂こうと思います。

素材として使うのは5ミリ厚のアクリル板で、在庫しているアクリルの端材はまだまだ沢山ありますが、それらはどれも幅が100ミリくらいなのでサイズが足りなく、今回新たに148×148と200×200のアクリル板を購入しました。

表札は今や近所のホームセンターでも作れますが、「自分で一からデザインを決めたい!」と言う方もいらっしゃると思いますので、後発でもある程度の需要はあると思っています。今の小物塗装も始める前は誰もが「そんなので仕事が成り立つ訳が無い」と言っていましたが、そんなに欲張らなければ保険修理が一切無い状況でも十分やっていけています。

そう言えばうちの自宅の表札も以前自作していまして、確かどこかに画像が・・・

ありました!

今見るとフォントも字間ももっとやりようがありましたが、当時は仕事でロゴ入れをやる機会は余りなかったのでまだまだ不勉強でした。

ちなみにこの時はいつものブレーキ屋さんにジュラルミンをカットして貰いましたが、今ならレーザー加工機があるので形も遣りたい放題です。

また通常の表札は接着剤などで固定しますが、アクリル板なら重さが無いので両面テープで可能です。「それじゃ落ちちゃうんじゃ?」と思うかも知れませんが、車の外装部品はその両面テープだけで付いている物が沢山あります。要はやり方次第という事です(足付け処理と脱脂とプライマーです)。

こちらも以前廃材で自作したサインです。

当工場は一般の人から判らないようにしているので看板は出していませんが、階段の途中の壁にそれらしいこれを貼り付けています。素材は今回用意したのと同じく5ミリ厚のアクリル板で、これは缶スプレーの艶消し黒で塗ってその上に白のカッティングシートを貼っただけなので日が当たると劣化してしまいますが、塗装は本気を出せば自動車ボディ並みに出来るので(と言うか当店がやっている塗装はまさにそれでして)、表札や看板にはとても向いていると思う次第です。

尚、ご依頼頂いている案件とは別に友人の新居にも頼まれておりまして、そちらは掲載OKとの事なので作業が進行したら紹介出来ると思います。取り付ける壁はテクスチャーと塗装が施された化粧板で、通常であれば穴を開けるか接着剤を使いますが、後で綺麗に剥がせるように一旦マスキングテープを貼ってから取り付けようかと思っています。

表札を交換するという概念は殆どの人に無いと思いますが、これが数年おきに変えられたらきっと面白いと思うのです。

という訳で、自宅用にも一つ作ろうかと思います。ジュラルミンの表札は壁に穴を開けてアンカーしてしまっているので、それに貼り付ける感じですかね。

有孔ボード増設

 色見本プレートを飾る場所が無くなってしまったので、新たに有孔ボードを購入しました。

購入は最近話題の楽天オンラインショップで、1840×920のサイズが二枚で送料込み¥6,000くらいでした。¥3,980を超えたので、もう少ししていたらさらに安くなったのでしょうか・・・(運営側は横暴というか酷い扱いですよね)。

 色は白を買ったのでてっきり塗装されているのかと思いきや、そういう色の紙を貼ってあるような感じです。至るところでフチがバリバリになっていますが、ネットショップでの購入ならこういうのも仕方ないと思っています。むしろ割れていなかっただけ良かったです(まあ割れていてもそのまま使いますが)。

 ベースは4ミリ厚のベニヤ板なので、同じ所に何度かカッターを入れて切ります。これだとおが屑が出ないのでとてもGOODです(鋸だったらここでは作業は来ません・・・)。

2枚はそれぞれ縦と横にカットして使います。

 有孔ボードは壁からは少し浮かした状態で固定するので、その間に挟む端材を適当に切って作ります。

 こんな感じで壁に打ち付け、既存の有孔ボードの上と右に延長しました。なんと面積は今までの二倍に!

 さらに色見本プレートを引っかける為のフックも増産しました。

一般的にはスチール製の専用フックを使いますが、今の使い方だとそこまで耐荷重は必要無いので端材のアクリル板をレーザーでカットして自作しています。多分フック一個買うお金で50個くらい作れるのではと・・・。

 さらにマイクを固定するフックも新たに作りました。というか新しく買った有孔ボードの穴の位置が元々あった物と違うという・・・(てっきり規格物かと思って確認しませんでした)。

以前はマイク一つずつに作っていましたが、どうせならばと纏めて置けるようにしました。

 そして後日、マイクの位置を下から上に変えました。

 これだけ空きがあればあと二年は大丈夫そうです。素晴らしい~。

 マイクの色見本は元々目線より下にあった為に色味が判りにくかったですが、今回上になった事で彩度・明度・色相どれも判りやすくなりました。

車の塗装なら色板だけあればそれで足りますが(いや今は測色機だけあれば良いですか・・・)、マイクとかだと実物があった方がイメージは伝わり易いと思っています。

今はウェブ上だけでの紹介ですが、いずれは週末だけでも開放して実物を見れるように出来ればと思っています。

エメラルドグリーン調色

 ご依頼を頂いていたマイクの塗装に使った、ロゴを印刷したデカールです。いつものようにALPS社のMDプリンターを使って作成しました。

 下色にシルバーを印刷し、その上にシアン、イエローを重ねています。

今回のご依頼では「このロゴの色に合わせたエメラルドグリーンでマイクのグリルを塗装」といったご指定だったので、この印刷した色に合わせて色を調色する事にしました。

尚、MDプリンターを使ったデカールの作成についてはこちらの記事が判りやすいかと思いますので宜しければご参照くださいませ。

 こういった場合は適当にグリーンとブルーを混ぜて作ってしまえば手っ取り早いのですが、当店の場合「前回依頼した色と全く同じで!」や、「ウェブサイトで紹介しているあの色と全く同じに」といった、まるで背筋が凍るようなご指定を頂く事が多く、なので今回もその場のノリで色を作ったりはせず、しっかりデータとして残すようにしました。念の為ですが配合データが無い場合、全く同じ色を作る事は不可能です。

上の画像はどちらもハウスオブカラーの塗料を使って作った色見本で、左がKK-09オーガニックグリーン100%、右は少し前にお納めした64 AUDIO Fourte Noirのイヤホン塗装の為に作った、KK-09とKK-04を混ぜて作った色見本です。

今回はこれらを参考にして色を作ります。

 実際には「調色」と言う程の作業では無く、先ほどの色見本から大体を予想して配合率を決めて2種類を作っています。

 左がグリーン:ブルー=4:1で、右がグリーン:ブルー=2:1です。

色味的には右の方がエメラルドグリーンっぽくて良いのですが、今回はデカールの印刷色に合わせるので左の色を採用する事にしました。

 こちらがグリーンが多い方です。

こちらがブルーが多い方です。

そして本塗りです。

印刷と塗装を比べる物ではありませんが(そもそも全く違う物なのでどうやっても同じにはなりません)、概ね良い具合にはなったと思います。

 既にマイクはお納めしていて、その後それぞれの色見本もいつものようにプレート化しておきました。

色見本プレートの作成についてはこちらの記事が判りやすいと思いますので宜しければどうぞ。

 塗膜構成は印刷と同じく、下地にシルバーを敷いた3コートキャンディーカラーとなります。

キャンディーカラーの場合、下色を調整する事でも色を変える事は出来ますが、そこに手を出すと天文学的な組み合わせになってしまうので、基本的にはそこは弄らないようにしています。

今回は印刷した色に合わせて塗料(の配合データ)が作れたという事で、これはいずれ役に立ってくれる日が来ると思います。と言うかこういう事にも結構なコストが掛かっているので、役に立ってくれないと困る訳です(笑)。

あ、でも現在入っているマイクの塗装でもこれらが大いに役にたってくれまして、いずれ海外から観光で来られた方が実際にこれらの色見本を見てそこでオーダーし、作業工程はブログで紹介~完成品を国際便で発送する!という日も来るかも知れません。まあ現状既に手一杯なのでそんな事する予定もありませんが・・・。