ワークショップ

matsuと言うのは冗談で、友人が工場に遊びに来ていたのでちょっと仕事を手伝って貰いました。カットしたマスキングシートの要らない部分をピンセットを使って除去して貰っています。いやはや猫の手も借りたいくらいですから助かりましたよ。

chair1 奥にあるのがそのマスキングシートを使って塗っている仕事で、手前の物はそれの序でに塗らせて貰っている椅子の脚部分です。元々ここの工場に置いてあった残物で、ちょっとボロくて古い物ですから撤去を御願いしたのですがやはり現状渡しと言う事でそのまま引き継ぐ事になりました。ただこのご時勢捨てるにもお金が掛かる訳ですから、だったらと言うことでちょっと塗ってみる事にしたのです。当然お金にはならない塗装なのでクリアーなどは塗りません(塗れません)。

chair2ただ一応何か得られる物があればと言うことで、普通は塗らない椅子のビニール地も塗ってみる事にしました。当然非常に柔らかい物ですから使っていて塗装がパリパリと破け剥がれる可能性もあり、またクリアーは塗りませんからもしかしたらズボンに色が移ってしまう可能性もあります。通常こういった場合は専用の塗料(染めQなど)を使うのですが、そういえばディーラーに勤めている時に、車のレザーの修理に普通の塗料(その時はDUPONT)を使って直しているのを見ましたから多分大丈夫だと思います。そもそも染料では無く顔料ですから色移りもし難い気がしますので。

ちなみにこのままの単色だとちょっとノッペリして勿体無いですから、ロゴか文字でも入れようと考えていましたが、丁度英語が得意な友人が居るので何か気の効いた言葉を頼んでみました。明日には何か出来上がってくると思いますので楽しみです。

この事務イスは全部で6脚あるので、良い感じに出来そうなら他の物も色々な色で塗ってみようと思います。元のボロい状態も今後紹介しますね。どう見ても「これはゴミでしょ」って感じなんですよ。

廃材から

starwars 先日100円ショップで木枠の額を幾つか買っておいたので、そう言えばという事で以前廃クリアーで作成していたダースベイダーを使って何か造る事にしました。ダースベイダーは余ったクリアーを利用して作っていますから透明な物が殆どなのですが、その中でも一個だけ黒で出来た物があったので今回はそれを利用します。

ちなみに額についていた透明なアクリルはそのままだとちょっと残念な感じがするので艶消し黒の缶スプレーで塗ってみました。

starwars_1 「STARWARS」のロゴデータはわざわざ今回の為に作った物では無く、元々出来た物があるのでそれを利用します。ロゴは色々あったのですがやはりシンプルなのが良いですかね。イエローも考えましたが定番通り白のカッティングシートを使います。

ただそれだけだとちょとと引き締まり感が無かったので、カッティングシートを適当な幅にカットしてをれを枠のフチに貼る事にしました。

starwars_2と言う事でこんな感じで完成です。うーん、フチの白ラインは外側の方が良かったかもですね。全体的にもちょっとシンプル過ぎて寂しい感じが否めません。

どうせなら手作り感をもっと出してダースベイダーに吹き出しを付けて何か気の利いたセリフでも喋って貰った方が良かったかも知れません。物語中に出てきた名セリフでも良いですがふざけた感じも面白いかもです。本来捨てる筈で出来た物なのでそういった意味を含めると良いかも知れません。

なんて、夜な夜なこんな事をやっているから寝不足なんですよね・・・(苦)。

MAKERS

honda3d工場に間借りして貰っている相方から来たメールで、タイトルもそのまま転載しています。メールの文章にはひとこと「きましたよ。」との事でしたから何のことかと思いましたよ(笑)。

Hondaの歴代コンセプトカーの3Dデータを公開 -3DプリンターでHondaの「ものづくり」を体験-

どうやらホンダのサイトから3Dプリンター用のデータがダウンロード出来るらしく、手元にそのハードウェアさえあれば歴代コンセプトカーのモデルカーが出来てしまうようです。メーカーがこんな事をするなんて・・・素晴らしい試みですね。

恐らく近い将来、自動車のエアロパーツもFRP成型品と言うのは無くなってしまうのでは・・・と思う次第です。今までネックだった車体合わせの箇所についても一回データが出来てしまえばそれを使い回してデザインだけを変更すれば殆どコストを掛けずに「一品物」が簡単に、しかも町工場レベルで作れてしまうと思います。と言うか成型は業者に任せてデータ自体はユーザー自信で作れば良いですからカスタムはもっと身近な物になると思います。しかしそれで困る業者さんも居ると思いますが・・・。

塗装に関してももしかしたら大量生産だけでは無く一品物でもスイッチ一つで好きな色に塗ってくれる機械がいつか出来るかも知れません。確か以前そんな様な物も見かけた事がありますが(IWATAもやっていたような気が・・・)、「塗るだけ」が塗装の仕事では無いので、むしろ代わりに塗ってくれるなら有り難くお願いしたいくらいです。いずれは塗るより下地の方に専念したいですので・・・(疲)。

10/130

guin先日購入したグインサーガ、ようやく10巻まで読みました。文章は比較的読み易いのでストレスは無いのですが、どうも描写の表現の仕方が古い感じがして刊行日を見たらもう30年も前に書かれた本だったのですね。なるほど・・・、と納得です。

それにしても長い。普通なら折り返し地点を過ぎていて良い筈ですがまだ10%にも行っていないので今後どんな展開になるのか全く読めません。まあ読めたら面白く無いですからそれは良いのですが。

そう言えばちょっと前に「下町ロケット」の文庫本が出たようですから、途中ちょっと休憩してそっちを読んでみたいと思います。単行本は表紙が立派なのは良いのですが二千円近くと高価で、どの道お風呂に沈む可能性がありますから安い文庫化を待っていたんですよね。内容はとても面白いらしく大田区の下町工場が舞台ですから是非読んでおきたい一冊です。