一二の三次元

3dcupiPhone6を買うか度付きの特注オークレーサングラスを作るかで悩んでいたのですが、どちらもクリエイティブと言う点では何か物足りなく、現段階で一番の有力候補は3Dプリンターになっています。

ただ買ったは良いけども単にデータをダウンロードして作るだけ、と言うのは最も避けたい事なので、だったらまずは3Dデータを作ってみよう!と言う事で本日帰宅してから作ってみました。使ったソフトは123D Designなるフリーソフトで、マニュアルはありませんがYoutubeの動画を見て作ってみたのが上のマグカップです。ソフトのインストールから完成までは2時間も掛かりませんでした。尚、参考にしたのは下の動画です。

当初イメージしていたのはIllustratorのようなXYZ軸のベクトルとベジェ曲線の組み合わせ的な作業かと思っていましたがこのソフトはそれとは全然違い、単純な立体物を足したり引いたり伸ばしたりといった簡単な操作で3次元データを作り上げていきます。最後にフチや繋ぎ目を緩やかな曲線にする作業なんてこんな簡単に出来ていいのか!と言う程ですよ。

唯一躓いたのが「引く」と言う作業で、参考にした動画で使ったソフトと今回ダウンロードした物ではバージョンが違っていたのかプラグインのせいか判りませんがどうしても上手く行きませんでした。ただこれは違う動画を見て、「抜く」と言うより「下げる」と言う方法で解決出来ました。それを参考にしたのはこちらのサイトです。

今後はもう少し色々な物を作ってみて、あとは「何が作りたいか」のコンセプトさえ決まればもう3Dプリンターは買ってしまうつもりです。友人からの話ではそろそろ3Dスキャナー機能が付いた3Dプリンターが12万円台で出る!みたいな話もあるのでそれもとても魅力です。ちょっと予算オーバーではありますが、もう少しスマートフォンを我慢すれば何とかなると思いますしね。その情報をくれた友人も今日から勉強を始めている筈ですから、お互いアイデアを出しまくって溢れ出るくらいまでになり、こうなったらもうハードを買うしか無い!と言う状況になって欲しいです。深夜にこの記事を見た友人が、「なんだちくしょう、先をこされた!」なんて事になって躍起になってくれていれば面白いんですけどね。そう言うのが一番大事でしょう(笑)。

自家製鉄棒設置

tetsu5先日ピンクに塗装した鉄棒です。もうちょっと文字のインパクトが強くても良かったですかね。室内の物なのでクドさを控えましたが、むしろ目立たせた方が良かったかも知れません。

tetsu1 鉄棒の外径は24mmなのでホームセンターで25mm用のバンドを買って来ました。ただ実際に鉄棒に当ててみるとスカスカで、25mmどころか30mm用?にさえ思えます。何か水道管を引いていた時も同じ様な事を感じた記憶が・・・。単に規格物で「外径25mm用」と言う訳では無いのかも知れませんね。

tetsu1と言う訳で余っていたゴム板を巻いてサイズを合せる事にしました。何だかスタビライザーとゴムブッシュみたいですが(苦笑)。

まあでもこれのお陰で鉄棒が回転する事が無くなり逆に良かったかも知れません。ステーと鉄棒がピッタリだったらクルクル回ってしまっていたかも知れませんので。

tetsu2 と言う事でこんな感じで設置完了です。鉄棒と言うよりはデスクワークで凝り固まった肩を解す為のストレッチ用ぶら下り健康器といった使い方ですね。蹴上がりとかしたら頭が天井を突き抜けるかも知れません(一応出来ますが前記理由により止めておきます)。

factory-106実際に使ってみた感想としては思ったよりも手が滑ってしまう事で、今回は「艶消し仕様」にしましたが「艶有り」の方がグリップ感は良かったかも知れません。ただ一番良かったのは、鉄棒をやり終わった時に手に残る「金属臭さ」が全く感じられなかった事です。鉄にしろステンレスにしろあの臭いは余り良い物ではありませんからそれを気にせず利用出来るのが良いですかね。

ちなみに画像のモデルは工場二階に間借りして貰っているカッティング屋の抹茶★ん!で、今度登山用の滑り止めを持って来て試してみると言ってましたが、まあそこまでしなくても・・・(笑)。

私も一日に数回利用していますが、今日は肩では無く腰がゴキゴキっと鳴っていい感じに解れたようなので実用性はとても良いと思います。見た目を無視すれば自転車用のグリップなどを通せば楽にぶら下れそうです。

家用にも作ろうかなぁ、と検討中です。

ケイデンスって!

tamagawa-57 少し前に似たようなタイトルがあったような気がしますが、それからもずっと悩んで走っていました。もうここ最近の帰り道はほぼ足がつっています(壊)。

ただ昨日の強風向かい風のお陰でか、下手に力を入れないで足の重みだけでも楽にクルクル回せるような感覚に気付きました。回転数にしても一度100まで行くと90くらいでも余りシャカシャカ漕いでいるように感じる事も無く、むしろ慣れてくると回転数には余り気にもならなくなった気がします。さらにスピードが上がり、「なるほどこれがケイデンスなのか!」と調子に乗っていたら、実は単に追い風になっていただけだったりもするのですが(苦笑)。まあお陰で姿勢は随分と良くなったと思います。とにかくそこを意識するようになりましたかね。

そう言えば実は少し前にミニ三脚のゴリラボッドの脚が折れてしまい帰り道での撮影が出来ない状況が続いていたのですが、ようやく先日新しい物を入手出来たので夜間での撮影も復活出来ました。それにしても疲労で脚が折れるって、どれだけ酷使しているんだって感じではありますが・・・。

tamagawa-59 通勤路の多摩川サイクリングロードは自転車を乗る人にとっては暗くて有名らしく、確かに慣れていないと夜間の走行は結構怖いところはありますが、そのお陰でちょっと停まって上を見上げれば空はこんな感じで綺麗な星空を見る事が出来たりします。最近は日に日に空気が澄んで来ていて、ちょっと前に比べると断然景色も良くなっています。

ちなみに以前のTREKオーナーさんは日中しか乗らなかったらしく、今の私のライト2個付けを見てビックリしていました。と言うか二個無いとここは怖くて走れませんよ(笑)。最初の画像では比較的明るそうな場所ですが、これは陸橋の上を電車が通過した時の灯りで明るくなっているだけですから、道中の殆どは二枚目の画像のような暗闇の中での走行となっています。

三脚が復活したので今後はまたこちらのコースでの帰宅が増えそうですね。ハイスピードな国道コースも面白いところはあるのですが、帰宅路のメインとなる第一京浜は二車線しか無いので夜間の走行でも凄く怖いんですよね。今後の拡張工事に期待していますが、完成はまだ当分先のようですし・・・。

思い立ったらハンティングトロフィー④

deer 先日耳の取り付けを行った自家製ハンティングトロフィーですが、やはりと言うか耳の根元部分にクラックが入っていました。まあ発泡スチロールがベースでそれに割り箸3本の固定じゃちょっと力弱かったのかも知れませんね。

deer1 という事でヒビが入っていた箇所はカッターでV字に切り込みを入れ、さらにドリルで穴を数箇所開けておきます。この辺は仕事でいつもやっている事なので悩んだりする前に手が動きますが、それより大変だったのは左右の形を対象に整える作業です。先日仕事で行ったマルボロカラーの塗装も大変でしたが、これが仕事だったらと思うと確実に寿命が縮まっていたと思います。

deer2という事でヒビの入った耳の根元はエポキシ接着剤で固定します。

今回作業していて判った事としては、どうやら紙粘土に「強度」は殆どありません(苦)。まあその分不飽和ポリエステルやウレタン樹脂の硬化剤のような毒成分はありませし、これ以上コスト安な材料もありませんからその辺は了解済みなんですけどね。そもそも遊びですし。

ちなみに接着剤など既存の材料を入れなければ今回の制作費は¥1,500程で出来ています。紙粘土は1キロなんと¥150ですしね(恐)。

deer3 それにしても難しかったのはエポキシ接着材の塗布で、削った部分は予め雑巾で拭いて乾かしておきましたが、もう単なる粉の塊というか塗り込んでも接着剤が全然付いてくれないのです。例えて言うと、これ以上パン粉付かないよ!って言うコロッケに、さらに何かを盛ってやろうとする感じです(判りませんか・・・)。

deer4 で考え付いたのが木工用ボンドと紙粘土を混ぜてしまえば粘土内の紙成分?が架橋繊維みたいになってくれるのでは?という事です。どちらも水溶性ですから多分大丈夫だと思うのですが、さすがにこれはちょっと抵抗がありました。

が、このまま全体に紙粘土を盛ってもまたヒビが割れてしまう箇所が出来てしまうと思うので、今後の事も考えてちょっと試しにやってみました。

deer6結果としては多分良好で、手や体がちょっと大変な事になりましたが中々良さそうな食いつき感はあったと思います。実際本日になって見てみましたが良い感じに固まっていました。

ちなみに今回は最初から作業着で挑んだのでむしろ思い切り作業出来て非常に楽しく、いい歳になると汚れ仕事みたいなのを避ける傾向にありますからたまにはこういうのがあっても良いと思いました。ちょっと癖になりそうですね。

deer5 割れた耳の根元も含め全体に粘土を盛って形を整え、一応これにて造形作業は完了となります。あとはいよいよ塗装ですね。うーん、楽しみです。

ちなみにシカの周りにあるハートマークは本作とは全く関係無く、実はこれの「型」もちょっと前に作っていましてただそちらはまだ紹介していません。ちなみにハートに見えますが本当は桜の花びらです。

多分壁にこのシカ一つ飾っても余りインパクトは無いと思いますので、出来れば同じような物を何個か並べるか、または塗装屋らしく発泡ウレタン(これは溶剤で大丈夫です)をベースにFRPで造形し、「ありえ得ない程艶々なシカ」か、またはメッキ調に塗装した「金属的なシカ」を作ろうかと考えています。ただ仕事っぽい作業になるとどうしても長丁場は不可能なので(最近気付きました・・・)、まずやるとしたら多分前者でしょうし、それにしても二個目はモティベーションが下がりますから、だったら先ずは壁に同じピンクで桜吹雪を・・・という事で型を作っておいたのです。余った紙粘土はそのままだと固まって使い物にならなくなってしましますから、ダースベイダーのシリコン型よろしくこれで要らなくなった紙粘土を再利用しよう!、という事です。画像だけ見るとなんか競馬のトロフィーみたいで嫌になっちゃうんですけどね(笑)。

次はいよいよ色の作成で、工場二階の壁塗りに使った水性艶消し白に、プラモデル用の同じく水性の赤を混ぜてピンクを作る予定です。どちらもエマルジョン(水性系)なので多分混ぜても大丈夫だとは思いますが、上手くいかなければゲル化してしまうかもです。ただこれが上手くいけば今後はパステルカラーがどんな色でも作れますから、ピンクの他に淡いグリーンのゾウやムラサキのバッファロー何かも可能になるんですよね。色々楽しみです。