KORGショルダーキーボード 分解

先日より塗装の仕事でご依頼を頂いているKORG社のショルダーキーボードです。

分解については仕事としてはお受付しておりませんので、PRO_Fitの仕事とは関係の無い、こちらの個人的なblog=社外記で紹介します(稀にですが分解のみや修理などのお問合せが入ってしまうので誤解を招かないようにです)。

キーボード表面には一部突起したレバースイッチが着いているので、

そこを囲むようにしてクッションシートを貼っておきます。ひっくり返して作業した際、スイッチ部分の破損を防止する為ですね。

分解は比較的簡単で、各ネジを外しただけでキーボードの機械部分から木製の枠が取り外せました。

さらにネック部分を本体から分離し、コンソールパネルも取り外します。

何故か違う穴にネジを打った痕が残っていたので、組み付ける時に間違えないよう印を着けておきました。

コンソールパネルを固定している土台部分のプレートも取り外しました。

と言う訳で分解が完了です。各ネジは元々着いていた位置等が判るよう印を着け、さらに何枚も撮影をしながらの作業でしたが、一時間しないくらいで無事完了しました。少し前に分解した、同じくKORGのキーボードに比べると大分楽に出来ました。

塗装するのはこちらの木製外装パーツで、この後はいつも通り仕事の方のblog=PRO_Fit日記の方で紹介をさせて頂きます。

2021等々力渓谷

先週城山で食べたカキ氷がとても美味しかったので、近場で食べられる所が無いかとGoogle Mapで探したところ、何度か行っている等々力渓谷のお茶屋さんで意外と本格的なのを出しているみたいな事を知り、早速やって来ました。

ちなみにいつもは自転車か車で来ていたので、ここに来る時は目黒通り沿いの等々力不動尊から入っていましたが、今回は電車なので等々力駅側、画像のめがね橋がある方からの入場(入谷?)となります。いつもとは逆の方向で、こちら側から入るのは初めてです。

地上ではじっとしていても汗が出て来る程の灼熱具合でしたが、階段を一段降りる度に気温が下がっていき、水辺まで来ると気持ちの良い涼しさを感じます。

まさに天然のクーラーとはこの事で、何故かテンションが上がります。地上とのギャップが激しいからですかね。

水はちょっと白く濁った感じですが、ここが普通に住宅街の中と言う事を考えると十分綺麗に感じます。って言うか多摩川も昔に比べると随分と綺麗になったようで、しかしそれく比べて呑川は・・・(いい加減下水からの流入を何とかして欲しいです)。

一部では水の中に入る事も出来るようになっています。これは羨ましい・・・。

川沿いの遊歩道は歩いて10分程と短い距離ですが、森の中を歩いているような感覚に浸れるので、十分な程にリフレッシュ出来ます。毎朝ここを通って通勤したい・・・。

撮影は全てスマホ(Google Pixel3a)で、以前来た時はSIGMA DP2Mで撮影していました。当時は睡眠時間を削って画像の編集をするのも楽しかったのですが、頚椎症を患ってからは一日7時間は睡眠を取るようにしているので、その辺が出来なくなったのは少々残念ですが、その分以前に比べると身体は健康的になったと思います。今はやる事リストより、やらない事を増やすのに重きを置いた感じですかね。

そして今回の主目的でもあるこちらの雪月花さんに!

以前何度かここでくず餅やら甘酒やらを頂いていていましたが、カキ氷をやっているとは知りませんでした。と言うかいつも外のベンチで頂いていましたが、中に入ったのも初めてです。母体である等々力不動尊がいよいよ本気を出してきたといった感じでしょうか(?)。

いつもはここから降りる所ですが、今回は逆側(等々力駅)から来たのでここが終点で、この後は環八沿いにある雑貨屋さんD&DEPARTMENTに寄って、そのまま田園調布駅から多摩川線で帰りました。

ちなみにこの日の昼食は、等々力駅から降りて直ぐにある「西麻布しゅういち 等々力店」で、

こちらのカレーつけ麺を頂きました!

暑いのでラーメンは避けたいと思っていましたが、その点麺が冷えたつけ麺は食べやすく、またスパイスが効いてとても美味しく頂けました。

比較的身近な所での散歩となりましたが、良い運動が出来て、また森の感じも楽しめ、美味しい物も頂き、楽しそうな物を眺め、帰ってからはamazon Primeで映画を観ると言う(ホテルムンバイ)、心身ともに良い休日となったと思います。

ウェットブラスト用ボックス改⑤

先日塗装を終えていたサンドブラスト用ボックスです。

ドレン箇所に塗ったシーラーが固まったので、水を出してテストしてみました。

ドレン部分は問題無いのですが、ブラストガンを取り付けているボルト部分から水が漏れていたので、

一旦取り外し、Oリングを挟みました。以前真空脱泡器のデシケーターを作る時に買っておいた汎用品ですね。

無事漏れが停まったので再チャレンジです。ちなみに水は外の蛇口からホースを引っ張って繋いでいます。ブース内に蛇口があれば便利なので、いずれこれも作りたいですね。

メディアには、以前ランサーヘッドカバーの足付け処理に使って余った重曹を使用します。

テストに使う対象物は端材のアクリル板です。

動画撮り忘れたのですが、大体1分くらいやってこんな感じになります。

アクリル板の表面には非常に細かい目の凸凹が出来ていて、上塗りでは全く影響が無いですから、恐らくは#1500~#2000くらいの目になっているかと思います。見た目は曇りガラスそのままです。

判り易いよう、半分だけマスキングしてウェットブラストを当ててみます。

なるほどこれは判り易いですね。

ただやはりと言うかメディが使い古した重曹なので威力はありません。そもそも剥離用では無いのでそこまで威力は必要無いのですが、時間が掛かるのは嫌なので、本番では新しい物を使うか、もしくはガラスビーズなどに換えても良いかもです。

あと残った課題としては、排気装置を付けていないので作業中はモクモクで奥が見えません(苦)。LEDライトの照射が何だか幻想的で、どこかで見た光景のような気が・・・と思ったら、多分未知との遭遇のワンシーンかな、と(判りませんか・・・笑)。

ベランダに置いてあるサンドブラストの方では、箱自体が大きいのと、使っているメディアが粗い事(重い事)、また3箇所に排気口を設けているので自然排気でも大丈夫なのですが、こちらのウェットブラストにはやはり何かしら強制排気する機構を着けないと駄目そうです。ただ排気はファン周りが汚れるのは嫌なので、送気する方法で何か考えようと思います。わざわざ電源繋ぐファンより、コンプレッサーからのエアーで風を送った方が効率良さそうですかね。

まあでもとりあえずこれで思い立ったら直ぐに作業が出来るように出来たので、今後は先日と同じ様にスバルエンブレムの星部分の塗装に対応が可能となり、今度は違う仕様で色々試してみようかと思います(ただネチネチとした作業自体は必要なので、出来れば当面はそちらも控えたいところではあるのですが・・・苦)。

ウェットブラスト用ボックス改④

先日照明の仮組みを終えていたサンドブラスト用のボックスです。いつでも気軽にウェットブラストが使えるよう、脚を着けたりして復活を試みています。

取り付けた脚はドリルビスでの仮止めだったので、それを取り外してM6のボルト用の穴を開け、タップを立てます。

全体を足付け処理してよく脱脂清掃しておきます。

キャスター部分もドリルビスからボルトに交換します。

バリはダブルアクションサンダーで均して、

全体をスコッチ#320で足付け処理し、

まずはプライマーを塗布します。

塗る時は回転台に乗せているのでわざわざ自分の位置を変えたりせず、定位置に立ったまま楽に塗れます。車体を塗っていた時は自分が動くのが当たり前だと思っていたので、これを使った時は目から鱗でした。

ブラストボックスにもプライマーを塗っておきます。

脚は濃いグレーにしようと思っていたのですが、メタリックの原色がかなり余っているので、早めに消費してしまおうと考えシルバーにしました。

表側は艶消しクリアーも塗っています。

排水用のホースも掃除したついでに塗ってみる事に。

しかし何だかおもちゃみたいになってしまって、これは失敗しましたかね・・・。

本体はフェラーリロッソコルサ(300)で、こちらも艶消しクリアーを塗っています。塗料も余っていて長く使っていなかった物を再利用しています。

さすがに恒温機(乾燥炉)には入らないので、赤外線ヒーターで熱を掛けています。

外しておいたアングル(キャスター)を取り付けます。

脚を取り付けます。

無用に開けてしまった穴がちょっと残念ですが、やはりと言うか皿ネジよりボルトの方が断然格好良いですね!

そもそも長くベランダに放置されてゴミになりかけていたブラストボックスと、

在庫していた部材や廃材を使っているので、コストが殆ど掛かっていないのが良いところでしょうか(そもそも専用台が1万円で売っているのでそれに負ける訳には行かないという・・・)。

照明も取り付けて配線を繋ぎ、実際に点灯してみました。十分な光量と、左右からの照射なので影が出来なくてとても見やすいです!

あとは送気(または排気)ファンを取り付けないといけないのですが、とりあえずシーラーが乾いたら実際に水を入れて試してみようと思います。ファンじゃなくてコンプレサーからのエアーをそのまま入れても良さそうですかね。