2021箱根行き①

先日の休日を利用して箱根に行ってきました。溜まった(凄い量の)休日出勤分を利用しての、日曜日~月曜日の一泊旅行となります。平日に休むなんて何年ぶりでしょう・・・。

箱根なら車でも行けますが、過去に激しい渋滞に巻き込まれて「二度と箱根には車で行かない」と決めたので電車を使っての移動となります。トータルのリスクで考えればこの方が断然安心ですしね。

品川から小田原までは踊り子号を使って、ここから箱根湯本まで登山鉄道に乗り換えます。

そして次の目的地まではバスで!

若い頃は電車とかバスが本当に嫌いだったのですが(自分のペースで動けないというもどかしさが理由で)、今は車の運転が本当に嫌になってしまったので、逆に公共交通機関を積極的に利用しています。乗り換えアプリの存在も大きいですね。

そして今回の目的地に到着です!念願のポーラ美術館・・・!

道さえ混んでいなければ自宅から一時間半くらいで来れるのですが、前記した理由で車は使いたくなく、かといって日帰りで電車とバスを使うと結構面倒な気がして中々来れなかったんですよね。

ポーラ美術館は山の中に埋まっているような立地で、建物自体とそのロケーションに憧れていました。

展示されている数は多くはなかったのですが、それ故に広々とした空間と、建物の美しさを感じられます。ここに居るだけでテンションが上がって、心の中でヤバイな~ヤバいな~を繰り返していました(笑)。

美術館に着いたのはちょうど昼頃で、館内を巡る前に食事を頂く事にしました。事前に調べてみた感じでは美術館の周りにもお店はあるようでしたが、実際に行ってみると本当に山の中にはこの美術館だけしかないような感じだったので、館内のレストランを利用する事にしました。窓側の席が空いていなかったのが残念でしたが、全体的にとても良かったです。

と言う訳でいよいよ企画展に!ロニ・ホーン氏、国内では初の個展です。

作品は写真・彫刻・ドローイング等の展示で、正直写真は良く判らなかったのですが、こちらの立体作品はとても良かったです。

作品自体もそうですが、展示の仕方とかロケーションが凄く良かったです。作品に樹とか空とか自然の物が写り込むのが好きなのかもですね。

ぱっと見は余ったクリアーがカップの中で固まった物のお化けみたいな感じですが、こちらは樹脂では無くガラスなのだそうです。ヒビを入れないようしてここまでの厚みの物を作るのは凄く大変なのではないでしょうか(そしてそれをここまで運んだ事も・・・)。

他にはモネの作品を集めた展示があって、

こちらも単に壁に掛けるだけでなく、曲面で構成された壁のレイアウトがとても面白く感じました。近代的な波状のテクスチャーと絵画の対比が何だか凄く合っています(そしてこの補色の瞬間も)。

他には中嶋浩子氏の作品が展示されていました。

私的に凄く好みだったのですが、位置的な事からこのスペースに入り難い(居続け難い)感じがあって余り長くは見れませんでした。周りと隔てる何かがあればもっとゆっくり見れたかもですね(もしくは心理的に何かそういう作用が働いていたのでしょうか)。

他には師であるラファエル・コランと、氏に師事した黒田清輝氏の師弟作品を並べた展示がありました。こういうの面白いですよね。

そして屋外に!

ポーラ美術館は周りに遊歩道があって、そこを散歩しつつ展示された作品を眺める事が出来ます。予想以上に森っぽくて(当然ですが)、ここでもテンションが上がります。

作品名とかいちいち調べたりする事をしなくても、

歩いて眺めているだけでかなり楽しめます(笑)。

外から美術館を眺めてみると建物が不思議な感じになっているのが判ります。大きな穴を掘って、そこに美術館を浮かしているような構造でしょうか。不思議に思って色々と調べてみたらオフィシャルページに詳しく書いてありました。なるほどですね。

建物の構造と職員の方が働く場所、そして作品が同時に見えるシチュエーションが面白いです。

めっちゃ楽しそうで見ている方も和みます(笑)。

そして森の奥の方に。

先ほど紹介したロニ・ホーン氏の作品が、屋外にも展示されています。

森の奥に、さらに大きなガラスの塊が!

この日は雨が降っていたので作品の上に水が溜まってさらに水らしく(笑)見えました。

それにしてもよくこれをここに運び入れたなぁと、関係者の方々を労わずにはいられません。

そして美術館から今日の宿までです。

宿はポーラ美術館から歩いて行ける距離という事で、強羅温泉近くに取りました。

この日は生憎の雨でしたが、むしろ樹々が瑞々しくてとても気持ちが良かったです。

道の途中には凄くお洒落で雰囲気の良い建物が!

こういった少し開けた場所に点在する建物も最高です。老後はこういった森の中で細々と仕事をしたいんですよね。

他にも画像あるので、また後日紹介したいと思います。

YAMAHA セロー250 納車後整備

前回に引き続き、新たに購入したヤマハセロー250の紹介となります。到着してからまずは全体を洗浄した状態ですね。

エキパイはSP忠雄のPOWER BOXが着いていて、

マフラーはFMFのPOWER CORE4が着いています。

・・・が!何か変なところから音が・・・

エキパイとマフラーの接合部が見るからにスカスカです。っていうか外してみて判りましたが、スリット入っていないそこにホースバンド着けても全く意味が無いんですが・・・。

と言う訳でh外しました。

マフラー側の接合部はストレートになっていて、

エキパイ側が広くフランジ加工されています。

接合部周りを綺麗にして、

それぞれの径を測ってみると、隙間が1ミリ程あるようです。これをパテで埋めるのはちょっと厳しいと思い、

一斗缶を切り取って厚みを測ってみると0.3ミリくらいなので、

これを切って隙間に埋めるようにします。

板金ハンマーである程度の丸味を形成し、

余分をカットして調整し、

エキパイのフランジ部に挿し込んで、

マフラーを時計回りに回しながら挿し込んでいきます(巻いている鉄板の向きの確認用です。外す時はネジと同じく逆回しじゃないと外せません)。

その後アルミテープを貼り、挟んだ鉄板が抜けないようマフラー側にホースバンドを巻いておきます。現状排気漏れは完全に止まりましたが、これはとりあえずの仮止めで、いずれマフラーを塗った際に鉄板に耐熱の液体ガスケットを塗っておこうと思います。マフラーは艶消し黒に、遮熱版はエキパイのとお揃いで結晶塗装の黒にしようと思っています。

その後試走も兼ねて自宅まで乗って帰ってきました。工場では油が使えないので、可動部への油の塗布やチェーンルブ等を行っています。エンジンオイルも交換しないとですね。

ちなみにいつもはここにスーパーカブが置いてあって、今は入れ替えで工場に置いてあるので大丈夫なのですが、いずれこの奥にある机をどかして2台置けるようにしようと思います。カブは工場と自宅とで大きな荷物を運ぶ際に使うので、そちらは今後も維持し続ける予定です(セローに大きな箱を着けたくはないので・・・)。

とりあえずこれで普通に乗れるようになったので、まずは体を慣らしていき、いずれキャンプや登山等にバリバリ乗っていこうと思います。始発前から山に入れたら絶対良いですよね・・・!

YAMAHA セロー250 整備前清掃

先日に引き続き、新たに購入したヤマハセロー250の紹介となります。

ちなみに購入はヤフーオークションで、ただ個人売買では無く、バイク王の「そのまんま現状オークション」というのを利用しました。

私的には余り利用したい感じでは無かったのですが、一応は母体が上場企業なのと、陸送までの手配がしっかりしているところで決めました。このコロナ禍でバイクがブームとなり、選ぶほどの球数が無かったのが厳しい感じでしたかね。トータルの金額は消費税と陸送費合わせて42万円程となりました。

届いてみた車体としては、さすがというか全くメンテナンスはされている様子はなく、まずは洗車からの作業となりました。全オーナーから買い取って各部の点検と敷地内での走行(動画あり)だけ行い、そのまま出品されたような状態と思われます。

この日は休日出勤という事もあり、ブース内の掃除と一緒に高圧洗浄機でガツンと洗ってあげる事にしました。

カウルの裏に溜まっていた泥も吹き飛ばしておきます。

各パーツは塗装はされておらず、ポリプロピレン樹脂製の着色樹脂にシールが貼られた状態です。いずれ全部黒に塗る予定です。

こういったシートを外したところにも泥が溜まっていて、ただこの辺はテールランプの塗装前清掃で慣れていますからスッキリ綺麗にしておきました。気分が良いですね!

と言う訳で無事洗車が完了です。汚れていると部品を外すのも嫌になりますから、これでようやく整備前の準備が完了です。

走行距離はちょうど3万キロで、さすがインジェクションという事でエンジンはセル一発で始動!(今まで乗っているバイクでこんな事はありませんでしたから感動しました。笑)、試走してみた感じも非常に良好でした。

ただやってきたばかりの時は余り可愛がられていたようには見えなかったので(バイク王に売るくらいですからその辺はしょうがないかな…と)、これから色々な所に手を掛けてあげようと思います。

YAMAHA セロー250 納車

少し前に購入していたヤマハセロー250が届きました!DG17Jなる2個前の型、10年落ちの中古車です。オレンジのホイールが気に入ってこちらに決めました。

このコロナ禍で中古車市場が高騰し、中々良い物が見つからなかったのですが、今回は未整備車という事で店頭で買うよりは大分安く買えたと思います。愛知から陸送で運んで貰いました。

と言う訳で、届いた次の日にナンバーを取りに鮫洲に向かいます。関東陸運局は8:45から始まっているのでバイク(カブ)で行けば十分始業までに間に合う感じですが、今は交通安全週間という事で自転車で行く事にしました。頚椎を痛めるまでは良く通っていた海岸通りですね。

途中の大井競馬場はワクチンの接種会場になっていました。車庫も沢山あるのでこれは良い使い方ですね!

と言う訳で無事ナンバー取得しました!

仕事が忙しいのでお金を出して代書屋さんにお願いしても良かったのですが、湾岸ミッドナイトでアキオが自分の手でFC3Sを名義変更したのを思い出し、今回それに倣って私も自分で行ってみた次第です。やはりと言うかナンバー受け取った時はこれで自分のバイクになるのかと感動してしまいました(笑)。

と言う訳で、とりあえず工場の中にバイクを入れて各部を確認します。

さすが未整備車という事もあり、なんと到着時にはバッテリーが死んでいました。なので受け取った際にはエンジンの始動すら確認出来て居ません(ナンバーが無かったので押し掛けする気もありませんでした)。

まあ購入前には一応各機構の確認はしていますし、実際に走っている動画も見ているのでそんなに心配はしていませんでしたが・・・。

と言う訳でヨドバシカメラさんにてバッテリーを注文し、翌日に到着しました。本日早速取り付けをし、無事エンジンが掛かる事を確認しました。ほっ(笑)

外装には傷や凹みが多数あります。この辺も問題ありません。どうせ塗りますし(笑)。

前オーナーが取り付けていた良く判らない物も色々あります。このゴールドアルマイト製の物が何なのか全く判らなかったのですが、配線を辿ってみるとどうやらバッテリーに直結されていて、

蓋を開けてみると、なんとそこにはUSB電源が!

なるほど納得です(笑)。

隣に着いていたスマホ取り付けステー等、既存の付属品はそれぞれ見た目がイマイチなのでさっさと取り外してしまおうかと思たのですが、とりあえず使える事を確認したので全塗装するまではこのまま使おうかと思っています。

イメージとしては全体を艶消し黒と艶あり黒(または半艶黒)の混合で、そしてワンポイントとしてホイールのアルマイトオレンジに合わせたオレンジを塗るか、またはオレンジアルマイト加工をお願いしてしまおうかと思います。ハンドルバーも黒い物に交換し、マフラーは敢えて耐熱性では無い普通の2液ウレタンの艶消し黒を塗ってみようかと思っています。

任意保険については、既に加入している三井ダイレクトの二台目割引を適用して契約しようかと思ったのですが、等級が6から7になるだけと余り大きな割引がされなく、また対物賠償が無制限では無く1000万、弁護士特約無しでおよそ¥26,000,それに対しチューリッヒは対人対物無制限、しかも弁護士特約付きで新規契約がおよそ¥17,000と全然安かったのでこちらで契約しました。証書は自分でダウロードする等今までの損害保険とはちょっと勝手が違いますが、万が一のロードサービスや宿泊先まで手配してくれる(みたいな)ので、断然こっちの方が良さそうに感じました。外資とはここまで差がついてしまったのですか・・・。

と言う訳で、まだ色々手直ししないといけない箇所がありますが、また改めて紹介しようと思います(まあこれは私が後で見る為の記録も兼ねている訳ですが。笑)。