色見本キーホルダー イモリVer.完成

 先日キャンディーレッドで塗装をしていたイモリ型の色見本です。3ミリ厚の透明なアクリル板を、レーザー加工機で切り抜いて作っています。

 同じくレーザー加工機でカット&彫刻を施したアクリル板です。厚みは同じく3ミリで、左が艶あり黒、右が艶消し黒の物に、それぞれレーザー彫刻を施した個所に白を墨入れ(単にスプレー塗装)しています。

 台紙を剥がすとこのような感じで、レーザー彫刻をした部分が白く残ります。普通のマスキングでは出来ない精度が、レーザーを使う事で可能となります(と言っても被塗物を削ってしまうので使える場面は限られますが)。

 裏側に両面テープを貼り、

それぞれを組み合わせたら完成となります。

 ちなみに先日のワークショップで作って貰った色見本キーホルダーが「どうも何か違うような・・・」と思ったら、どうやらベース部分の艶あり黒と艶消し黒を逆にしていたようです。大変失礼しました・・・!

最後にネジ式のステンレスワイヤーを取り付けて完成です。ワイヤーが少し長い&太くて張りがあるので、鬱陶しい場合には普通のリングや紐なのに変えるのが良いかも知れません(私はせっかちなので手に引っ掛かり易いこれが気に入ってます)。

 実際にリュックのファスナーに着けてみました。

特に他に使える用途がある訳では無いのですが、これを見て少しでも塗装に興味を持って頂く方が増えてくれればと思う次第です。裏にはしっかり当ウェブサイトへ誘導するQRコードが入っていますので(笑)。

尚、こちらをご希望の方は以下Downloadのボタンを一度だけ押して、応募方法のテキストをご確認の上、メールもしくはメールフォームよりご応募下さい。

もしDownloadのボタンが押せなく「Download limit exceeded!」の表示がされている場合は在庫がなくなりましたので、誠に申し訳御座いませんが次回の機会をお待ち頂ければと思います。

 

今回の物はテスト的に作った物で、今後は塗装の(仕事の)ご依頼を頂いた方か、またはワークショップ向けになるかと思いますが、機会があればまたご案内をしたいと思います。

尾瀬国立行き②

尾瀬国立公園行き①

先日に引き続き、群馬県側から行って来た尾瀬公園行き温泉旅行(笑)の紹介となります。

 1日目は宿泊したホテル近辺のトレッキングコースを散策し、二日目の朝からこちらの尾瀬高原を訪れました。

ちなみに尾瀬と言えば水芭蕉!と言うイメージがありますが、残念ながらそちらはとっくに終わってしまっていて、ただお陰で上の画像のように公園内は非常に空いていました。ガラガラです!(笑)。

水芭蕉が咲く初夏の頃は、この道が人で渋滞する(!)との事ですから、私としてはまさに今がベストシーズンでした。

と言う事ですが、水芭蕉を発見!

言っている事が全く矛盾していますが、見つけた時は結構嬉しかったです(笑)。

 他には草原にポツンと咲くリンドウや、

何故かその範囲だけ群生しているヤマドリゼンマイの葉が紅葉していたり、

 途中で渡った川には信じられない程の水草が生えていて、

 これってうちのメダカ水槽で爆発的に増殖しまくっているのと同じなのでは・・・と(笑)。

 園内では余り水生動物の姿を見かけなく、これならいつもの(とても濁った)呑川の方が沢山居るんじゃ・・・なんて思っていたのですが、ようやく一匹だけ足元に魚が居たのを見つけました。ハヤでしょうか。

 尾瀬と言えば、てっきり最初の画像にあったような「湿原の中を通る一本道」をイメージしていたのですが、そこに至るまでが普通に山道で(全く侮っていました・・・)、ただこっちの方が多様な生き物を見れて結構楽しかったです。

 道中とても多く見かけたのがキノコの類で、

 横から見ると球体とか(笑)、普段余り見かけないようなキノコを色々見れました。

こちらは最近流行り(?)のヒカリタケなのだそうで、途中すれ違ったハイカー(?)の方が「それは毒があるよ~!」と教えてくれました。夜になると光るらしいですね。

今回の尾瀬は(も)事前調査無く思い付きみたいな感じで来てしまっていて、周りを見てみると全般的にちゃんとした装備で来られている方が多く、特にこの日は前日に雨が降っていたのでランニングシューズではちょっと歩き難かったです。

また尾瀬がこんなに広い範囲だった事も知らなかったので、是非次回は体力と装備を備えてリベンジしたいと思います。

2018.9.23塗装ワークショップ②

2018.9.23 塗装ワークショップ①

先日に続き、2018年9月23日の休日に行ったサーモス塗装ワークショップの紹介となります。

白と淡いブルーパールの水玉模様に塗装したサーモスは、最後にオーナー様自ら持ち込んだマジョ―ラカラーを塗られました。

色はマジョ―ラNEOマッキンリーで、上品なブルーグリーン~バイオレットに色変化します。

こちらのサーモスはと言うと、フェラーリレッドの上にイエローパールを重ねています。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。赤の上にイエローパールを重ねたのでオレンジ色になっていますね。面白いです。

ちなみに今回は「この方が塗り易いかも」と言う事で、サーモスを横にした状態で回して塗れるようにしました。私の場合はいつも手で持って塗るのですが、慣れていないとこうやった方が簡単に塗れるのかも知れませんね。色々発見があります。

そしてサーモスと同色で色見本用のアクリル板も一緒に塗って貰いました。

アクリル板をカットした物を塗って貰うのは今回が初めてでしたが、御参加頂いた方々からは「これは面白いかも!」と言って頂けました。

 塗装したサーモス等は恒温器(乾燥炉)で熱を掛けておき、その間に色見本キーホルダーの土台部分を作製しておきます。アクリル板に貼ってある台紙を剥がし、裏表を貼り合わせます。

そして一時間後、サーモス完成です!

中々ファンシーな柄になりましたが(笑)、今回御参加頂いた方は「一度STANDOXを使ってみたかった!」と言う事なので、柄や色にはそんなにこだわっていなかった模様です(普段は自分で作られた塗装ブースでバイクのカウルなどを塗装しているそうです)。

そしてこちらの色見本キーホルダーも、塗装した物を組み付けて完成です。

こちらは淡いブルーパールの上にマジョ―ラNEOマッキンリーを塗り重ねた色で、画像では全くその良さを表現出来ていないのですが、GUNさんがこの色を超気に入ったようで、次回 BLACK RABBiTの塗装に採用するそうです。この日帰ってから既に塗っていたのでは無いでしょうか(笑)。

GUNさんには今回2種類試して貰いまして、こちらを見て頂いている弟さんに色見本キーホルダーが気に入って貰えているとの事なので、もしかしたら今回のこれもそちらに届くかもです。

ちなみに裏にはQRコードも塗装で入っていて、これをスマホなどで読み込むと、今回の記事にジャンプする(!)と言う訳です。カバン等に着けておけば無くしても安心ですね(ただしうちに連絡が来る訳ですが・・・)。

 次回のワークショップは知り合いが参加したいとの事なので、一般の方のお受付は恐らく出来ないと思うのですが、御希望があれば色見本キーホルダー(またはそれの変則型)には対応出来るようにしたいと思います。この場合の作業は30分~1時間程で、費用は¥980、塗装した物は後日ネコポス便で発送するような感じを想定しています。事前に予約だけ入れて貰えれば時間はフリーにして、散歩のついでに寄ってみたのですが・・・!、みたいな感じにしようかと思っています。

また別件で、アクリル板を塗装したアクセサリー的な物を、GUNさんがいつも参加しているイベント(デザインフェスタ)に一緒に並べてくれるとの事ですので、時間が出来たらそちらも色々作ってみようかと思います。

アクセサリーとなると当店のお客様層向けでは無い気がしますが、今回御参加頂いた方に色々とアドヴァイスを頂き、取り敢えず間口を広くとってみようと思った次第です。

ただ普通に作っても面白くはないので、ちょっと毒毒した感じの、蛙とか蜘蛛のピアスなどを(笑)。

2018.9.23 塗装ワークショップ①

 2018年9月23日の休日を利用して、当工場でサーモス塗装のワークショップを行いました。模擬も含めると今回で5回目でしょうか。

 また今回は現在試作中の色見本キーホルダーの塗装~制作も行って頂きました。

 アクリル板から切り出した物を選んで頂き、それも塗装して貰います。

 まずは色を作成して貰います。画像はブルーパールを入れているところですね。

 今回初参加のこちらの方は水色の水玉を入れられるとの事で、青と白、ブルーパールとホワイトパールの原色を混ぜて色を作って貰います。

また今回ご参加いただいた方はご自宅で塗装を嗜んでいると言う事でマジョ―ラカラーをお持ち込み頂きました。前回に引き続き、こちらの方もまさかのガチ勢のようです(笑)。

 ちなみに今回直前になって2名がキャンセルとなり、急遽GUNさんもワークショップに参加する事になりました。色はフェラーリのロッソコルサを使った水玉模様(!)にするとの事です。自分の耳を疑って二度聞きしてしまいました(笑)。

 まずは白を塗り、この後丸いシールを貼って赤を塗り、その後シールを剥がして全体にイエローパール&クリアーを塗ると言う工程となります。

 同色で色見本キーホルダー用のアクリルも一緒に塗って貰いました。

 こちらはブルーパールを塗って貰い、

 やはり同じようにアクリル板にも塗装して貰います。

 取り敢えずこんな感じで下色の塗装が完了です。

この後40℃くらいの熱を掛けて乾燥させ、一旦休憩とします。

その後8ミリ径にカットしたマスキングシートを貼っていきます。

ちなみにワークショップで行う作業は特に決まったやり方などは無く(勿論やり方は教えますし、難しい作業は代わりに対応もします)、自由にゆっくりマッタリやって頂いています。イメージとしては文化系の部室みたいな感じでしょうか。

 皆さん自由過ぎる感じで(笑)、今回ご参加された方は元バイクのレーサーだったと言う事で、同じくバイク好きのGUNさんと話が盛り上がっていました(私も乗っていましたが主にツーリング派でしたので)。

そして再び工場一階に戻り、次の工程はフェラーリレッドの塗装となります。

こちらも水玉模様で、淡いブルーパールの上に白を塗り重ねています。

この後マスキングシートを剥がすと、最初に塗った色が出て来ると言う訳ですね。

水玉のマスキングを剥がし終えたら、次は全体にパール(と持ち込みマジョ―ラ)を塗り重ね、最後にクリアーをコーティングします。まだ結構画像があるので次回に続きますね。

アップしました!→2018.9.23塗装ワークショップ②