色相環キャンディーカラー 修正

先日紹介したキャンディーカラーの色相環ですが、11時の色味がやはり気になったので、

改めて塗り直しました。壁時計のピースも同じ色で塗っていたので、こちらも新たに制作しています。

またついでにイモリの形にカットしたアクリル板(3ミリ厚)にも塗っておきました。

さらにミラーアクリル(同じく3ミリ厚)にも。

色相環「11時」にあたる部分の色は、キャンディーレッドとマゼンタキャンディーを1:1に混ぜて作っている物で、配合自体は最初と同じですが、今回は塗り重ね(含有量)を増やして色を濃くしています。

ついでなので他にも色々と塗っておきました。

また端材のアクリル板も心許なくなって来た為、新たに追加しました。

さらに背板部分も追加制作しました。

背板は2ミリ厚としていましたが、キャンディーカラーはフリップフロップ性こそが大きな特徴となる為、出来るだけ側面も見せようと今回は1ミリ厚のアクリル板を採用しました。最初は変形してしまいましたが、今回は貼り方を工夫してなんとか熱で曲がらないように出来ました。

背面のパネルもある程度の数が出来たので、これでようやくキャンディーカラー色相環用の材料が揃いました。

知り合いの塗装屋さん(GUNさん。笑)が今度のデザインフェスタに出店する予定で、そこで一緒に販売しないかと声を掛けて頂いたので、都合が合えば壁時計やこれらの品を出品しようかと考えています。

色見本キーホルダー 裏面塗装

色相環キーホルダーの裏面は、艶消し黒のアクリル板にレーザー彫刻&白で塗装を施していましたが、

今回は違うバージョンを作製してみました。

透明のアクリル板にレーザー彫刻&白で塗装を施し、その裏側に当店規定のクロマフレア風No.4の塗装を施しました。主にマイクの塗装に使用している顔料ですね。

正面から見ると鮮やかなマゼンタピンクで、

透かすとゴールド色に変化する塗料です。

表面に施した塗装が陰になって落ちる表現が何とも言えません。

ただ隠ぺい力の弱い白だとどうしても厚塗りになってしまう為、今度はこれを黒で塗ってみようと思います。

キャンディーカラー色相環

少し前から着手していた、キャンディーカラーの色相環用ピースです。

下地に隠ぺい力の高いシルバー(VWリフレックスシルバー)を敷き、その上に粗目のシルバー(STANDOX MIX598)、その上に透過性の塗色、最後にクリアーを塗っています。

まだテスト段階なのですが、とりあえず枠に組み付けてみました。

一部決まりきっていない色があるのですが、丁度黒いリュックがあったので撮影しました(普段はドイターの赤いリュックで通勤しています)。

キャンディーカラーはフリップフロップの明度差が大きい為、既存のソリッドカラー に比べるとやはりアピール度が高いです。

11時の部分は薄いピンクで、ただこれがちょっと全体のバランスを(明度・色相差)崩してしまっています。ただ「色見本」として使うにはピンクを入れたいので、この辺をもう少し考えてみようと思います。

現在色相環のピースは厚みが3ミリ、背板が2ミリで、その差は1ミリです。

ただ折角の見る角度によって色味が変わるキャンデイーカラーですから、これを2ミリにしようと画策中です。

キャンディーカラーは画像で見るより実物の方が遥かに映えるので、出来ればリアルの場で販売出来ればと思っています。

またこちらの壁時計Ver.も作っていますので、後日そちらも紹介しようと思います。まあでも室内に派手な色相環は必要ないかもですね(笑)。

色見本イモリキーホルダー ティファニーグリーン

 

新たにご依頼を頂きました、色相環のピースを使った色見本キーホルダーイモリVer.の制作です。

当初はピンクのイモリでご依頼頂いていたのですが、その後こちらのブガッティ ティファニーグリーン(ブルー)に塗装した物が出来ましたので、急遽こちらへの変更で承りました。

周りに散りばめるピースは、こちらの色相環から選んで頂く方法で、 今回は「1時のオレンジ」と、「9時の紫」の二種類でご指定頂きました。

それらを使って組み合わせ、完成したのがこちらとなります。

ティファニーブルーは以前サーモスの塗装を行った時に塗っていて、最初はパッケージの色を参考に作っていたのですが、その後知り合いの塗装屋さんからブガッティ社の車体にTIFFANY GREEN(V603)なる色が存在するという事を教えて頂き、こっちの方が体裁が良さそうという事で(笑)採用する事にしました。

イモリと色相環は3ミリ厚のアクリル板で、それの背板には結晶塗装の黒を施した2ミリ厚のアクリル板を嵌め込んでいます。塗装屋的にはより広い表面積を見せたいところですが(笑)、イモリ単体だと外れてしまう恐れがある事と、埃が溜まってしまいそうという事で段差(深さ)を一ミリに留めている次第です。

立てて撮影しました。

尚、各画像はいつもの通りサイズの縮小以外は未加工となります。

ただ背板を入れると入れられるピースの数が限られてしまうので(もっちギチギチに入れたいです)、今後樹脂を流し込んで固める仕様で作ってみようと思っています。

まさにこんな感じで、これの隙間にシリンジでエポキシ樹脂を流し込んで固める感じです。下地にシルバー敷いてレジンをグラデーションさせたら良いかもですね。

ただ現在企業様案件が大量に入っていて(どれも納期指定オプション付き)、当面は遊んで居られないような状況です。何とかしないとですね・・・。