小物塗装工場物件探し

以前から行っている小物塗装が出来る郊外の物件探しですが、今回のコロナ禍の影響によってなのか、予想以上に難航しています。どうやらテレワークが可能になった人たちに今まで見向きもされてこなかった物件が注目され始め、不動産業界でも「こんな状況はバブル以来!」という事態になっているみたいです。

「毎日電話が鳴りっぱなし」温泉地でテレワーク、バブルなみの不動産「特需」

実は少し前にとても良さそうな物件を見つけていて、その週末に内見に行く予約をしていたのですが、前日になって不動産屋さんから他で契約が決まってしまったとの連絡があり、完全に白紙となってしまいました。まさか専任物件でこんな事が起きるなんて全くの寝耳に水でした・・・。

が、それでも諦めきれず、またもしかしたらキャンセルになる可能性もあるかと思い、一応現地まで行ってみる事にしました。勿論外からでしか見れませんが、理想に近かったと思います。

ちなみに当初は「作業場付き」と考えていましたが、そういった物件は私が考えている予算では殆ど無く(一件ありましたが事故物件でした・・・)、なのでとりあえずは今の工場で続けつつ10年後に「極小物」だけを対象にした塗装を普通の家でやろうと考えました。これなら見つけ易いと思ったので。

また母屋はちゃんとしていなくても良いと考えていて、それよりもある程度の広さがある敷地が重要で、そこの中に広いウッドデッキを作り、周りに目隠しの壁だけ作ってグランピングみたいな生活をしたいと思っています。これなら粉っぽい研ぎ作業を外で出来ますし、ウッドデッキなら週末に通って自分で作れると思うので。

また母屋とは別に色見本や塗装した物を保管・飾る場所が欲しくて、それにはこんな感じでコンテナハウスを利用しようと思っています。上の画像にあるような完成品は高いですが、ただのコンテナなら数十万円で買えるので、加工や塗装は自分でやれば良いかなぁと思っています。

ただこの方法だと当初考えていた「住み込みで働く」と言う事は出来ないので、自宅から遠く離れた場所は難しく、なので千葉の内房辺りを考えています。外房まで行くと結構沢山物件があるのですが、さすがに片道3時間だと行かなくなってしまうので・・・。

あと物件を探していて気付いたのですが、千葉はまだ汲み取り式のトイレも多く、浄化槽にするのに助成金を利用する方法もあるのですが、その場合は住民票を移さなければならないので、セカンドハウス的な利用だとこれも難しいです。

なのであと2~3年くらい待って、「やっぱり無理だ・・・!」となって手放すリフォーム済み物件を狙った方が得策かも、と思っています。

ちなみにもし実現出来たら、小さいバイク(コストの低い125cc未満)を置いて週末はツーリングやハイキング、海釣りやキャンプなどもやりたいと思っています。サーフィンは首がヤバそうなので諦めました(上を向けないのでパドリングが出来ない事に気づきました。笑)

動ける年齢から逆算すると、あと5年以内には何とかしたいですね・・・!

秋の昼食

工場での昼食はほぼ100%自炊で、最初の頃は近所の豆腐屋さんで厚揚げを買って食べていましたが、そちらがお店を閉めたのをきっかけに、現在は生野菜をメインにしています。少し前に始めた漬物も日曜日以外は毎日作って食べています。

ただここの所大分気温が下がって来たので生野菜だけではちょっと物足りない・・・という事で、

 ジャジャーンと!

知り合いの塗装屋さん(Gショック塗装屋さん。笑)に教えて貰った創味シャンタンです。

今まで使っていた調味料は塩と胡椒だけで(工場には醤油もみりんも御酢もありません・・・)、こういった調味料を買うのは初めてです。インスタント的な物(プチっと鍋とか)は時々使っていましたが、私の昼食ごときにそこまでする程は無いと思っていたんですよね。

と言う訳で現在の昼食はこんな感じです。日によって内容は少し変わりますが、鍋の方は人参・白菜・卵と味付けは創味シャンタンのみ、ボウルの方はレタス・サニーレタス・水菜・胡瓜・茄子・豆苗・ルッコラ・ほうれん草などで、味付けはオリーブオイルと漬物(の塩分)だけです。

火器を使う事で今までより調理時間が増えるのは嫌だったのですが、元々ゆで卵を作っていた時間を白菜に置き換えたので、ほぼ変わらない時間で出来ています。

原価はよく判らないのですが多分200円くらいで、買い物に行くのも週に一回通勤途中にするだけですから効率も悪くないと思います。

何より生野菜と漬物の乳酸菌のお陰で腸内環境が良くなっている筈ですから、これによってアレルギーが改善されているのを期待しています。来年の春(花粉!)が今から楽しみですね!

週休三日制

先日観たニュースでみずほフィナンシャルグループが週休3・4日制を導入するかもという事を知ったのですが、私が最初に勤めていた職場ではまさにこれと同じような事が実施されていました。当時勤めていた会社は外資系の自動車メーカーのサービスセンターで、その施設には整備と車体補修(板金塗装)が入っていたのですが、私の居た板金塗装部だけは上司が外国人で、他とは独立したような体制だったのです。

元々は他の部(整備部等)と同じく普通の週休二日制だったのですが、ある時に都内近郊の販売店から一気に修理車両を集めるという事をやり始め、さらに外注さんも募集し、元々居た塗装屋4人が6人になりました。

工場にあった塗装ブースは4基で、現場のスペースは十分に広く、通常であれば6人でも問題無かったのですが、「分業は絶対駄目。一から十まで一人でやりきる」と言う謎のスタイルだった為、これによって「ブースが足りない!」と言う事態が発生してしまいました(ちなみに普通なら「下地・塗装・磨き」といった分業にした方が効率も上がるので、ブースは4基もあれば十分です)。

という事でアメリカ人の上司(とさらにその上のイギリス人)が考えたのが「三勤三交代制」で、三日働いたら三日休みと言う、当時としてはかなり珍しい勤務体制になりました。ちなみに休みが増えた分は一日の業務時間を長くして補い、確か一日13時間が定時だったと思います。それでよく労基の許可が下りたと(笑)。

この辞令については当初全員が猛反対したのですが、外資系企業でそんな事はまかり通る筈は無く、ただいざ始まってみるとこれが素晴らしい事だと皆気付きました(笑)。

やってみて判った事は、人は一日13時間でも簡単に慣れてしまい、またそれだけで仕事が終わらない場合もあるので「休日出勤」として休みの一日も来たりして、勿論それは休日出勤扱いになりますから、当時給料の良かった親方(日本人の上司)はウハウハだったようです。

私は増えた休日を利用して自宅から近い町工場にアルバイトに行っていて、お陰で関ペのPG80やパナロックなど、普段は使わなかった塗料を使わせて貰う機会があったり、行く度にベンツの色替えオールペンなど、通常のディーラー勤務では余り得られない経験などをさせて頂きました。当時はW124が全盛の時代で、不人気色を安く買って色を変えて高く売ると言うのが中古車業界で流行っていたんですよね。

ただそういった働き方からして実質週6日勤務(しかもアルバイトの方が労働時間が長い)となっていたので、今だったら確実に死んでいると思います(笑)。

私の場合は休みが増えても給料は減りませんでしたが、もしそうだったとしても十分メリットはあると思うので、私的にはこの制度に羨ましい限りなのです。

私も固定経費(主に工場の家賃)が無くなれば塗装の仕事を半分くらいに減らし、全く違うけど一応関係性のある業種で働きたいと思っています。例えばスマホの修理屋さんとかメガネの製造工場とかオーディオメーカーのメンテナンス事業部とかで、専門工具と知識が無いと分解出来ないような物が出来るようになれば塗装の幅がもっと広がって面白くなるかな~と。

夏の昼食

   以前は週に5日以上食べていた生揚げ(豆腐の厚揚げ)ですが、工場の近くにあった豆腐屋さんが少し前にお店を締めてしまった為、それをきっかけに昼食を生野菜に切り替え、さらに最近は漬物を自分で作るようにと変化しています。

きっかけは買い物に行ったスーパー(あおば)にこれが売っていた事で、それまでまるで興味が無かったのですが、「漬物って素人でも出来るのか・・・?」と言う疑問が脳内で逡巡し、とりあえずやってみようと思って買ってみた次第です。

キット化されている物って素人でも手が出易く良いですよね。

身近で漬物をやっている人を見た事が無かったので、てっきりこれって代々引き継がれて行くような絶対素人では手が出せない物かと思っていましたが、単に混ぜて埋めるだけって!(驚)。しかも半日~一日で出来るとは・・・(出来上がるまでに数カ月を要するのかと本気で思っていました)。

と言う訳で今年の夏はほぼこういった生野菜メインの昼食で、これに新たに漬物が加わった内容です。味付けはオリーブオイルにマジックソルト、味噌、マヨネーズ等ですが、これに漬物が加わると何とも言えません。

そして先日紹介していた案件ですが、その後予定通りJIROちゃんにアルバイトに来て貰い、今回の連休を利用して本塗りを行っていました。

今は中々休みが取れない状況ですが、いずれ郊外に工場を移したら超低コストで運営し、今の半分以下の仕事量でゆっくり過ごそうとおもっています。毎日仕事前に砂浜で犬と一緒に散歩を楽しむような隠遁生活を楽しみたいですね(まるで死亡フラグみたいですが一応頸椎以外は健康です。笑)。