ケーブルタップケースのその後

elie (2)先日レーザー加工機で作った ミニチュアダックスフントを催した電源タップボックスですが、実は余りのポテンシャルの高さに完全に日常使用品となってしまっていたりしまして(笑)、本当は一旦これをバラバラにしてどうやって使っているのかをちゃんと紹介しなければならないのですが、もうこれはこれで良いかな・・・なんて考えている始末です(謝)。いや、もう本当に凄い活躍ぶりでして。

犬の胴体部分にはカメラのバッテリー用充電器が3個入っていて、それぞれの配線は胴体部分に巻き付けられるのでコードが余って食み出たりする事がありませんし、バッテリーの抜き差しはこのままの状態で且つ片手で出来ますから全くストレスを感じませんし。

elie-8そして今回最も効を成したのはこの珈琲ミルを常に台の上に出して置けるようになった事で、元々これの電源コードが短かったので使う度に出したり仕舞ったりしていましたが、今回近くにケーブルタップを置けたお陰で常に電源が接続されていますから毎回一杯分だけの豆を挽くのも全く億劫では無くなったのです。なんと豆を冷凍庫から出してそれを挽いてろ紙に入れるまで一分も掛からなくなりまして、お陰でここのところ毎日挽き立ての珈琲を楽しんでいます。

ちなみにこうなる前は一度に一週間分とかを纏めて挽いていましたから、折角豆の状態のまま買っていてもそれじゃ鮮度が落ちてしまって勿体無い事をしていたんですよね。昔は手挽きなんかもやっていましたが、やはりと言うか長くは続きませんでして・・・(苦)。

とりあえず相当気に入ったので今度第二号、第三号を作ってちゃんと紹介したいと思います。もっとちゃんとした状態で撮影したかったですしね(せめてランチョンマットとか敷きたかったかなと・・・)。

ケーブルタップケース ベータ版

elie-5 レーザーでカットした板を木工用ボンドで組み付けていきます。台座となる板はあえて一枚物では無く隙間を空ける事でそこからコードを通せるようにしておきます。最近は単なる100Vケーブルだけでは無く携帯端末やらタブレットの充電用コードなど色々あってうっとおしいですよね。ちなみにこの辺の使い勝手がわかるようになったら板に予めレーザー彫刻でホゾ穴を彫っておいて固定を簡単に出来るようにするつもりです。

elie-4 そしてこんな感じで貼り合わせます。今気付きましたが一部の底板が随分と曲がっているような気が・・・(苦)。接着剤が乾いたら実際に使ってみた画像も紹介したいと思います。

elie-7試し切りの為にカットした厚紙や、切り取って不要になったMDFの板がちょっと良さげでそのまま捨てるのも何なので壁に飾ってみたりしました。MDF板の方はそのままステンシルなどにも応用出来そうです。

これくらいの単純な形ならフリーハンドでも勿論良いのですが、データを一つ作れば反転や縮小など加工が思いのままなので用途の幅が広がるのが良いですよね。文字を入れて紐を通せばショップのウェルカムボードなんかも簡単に作れますし、カッティングプロッターを使えばシールも簡単に作れますしね。アイデア次第で何でも出来そうです。

ちなみに私的には耐久性と言うか恒久的に残せる物が好きなので、レーザーでカットした物を型にしてそこにコンクリートやら樹脂を流し込んだ物を作ってみたいと思います。コンクリート打ちっぱなしで作ったワンオフの表札とか絶対ヤバイですよ(病)。

ケーブルタップケース兼スマホスタンド

elie 頭の中にあるやりたい事リストがみるみる山積みになっていて、現実世界ではそれに全然追いついていない状況なのですが、とりあえず出来そうな事からと言う事で前から構想していたケーブルタップケース兼スマホスタンド(など色々な使い方が出来る物)を作る事にしました。ケーブルボックスは今までも空いた桐箱などで使って自作していたりするのですが、今回は折角レーザー加工機があるのでそれを使って「見て使って楽しい物を!」と言う事で、実家で飼っているミニチュアダックスフントの体の特徴を活かしてみました。ここにも何度か登場している一緒に自転車に乗って出かけるのが大好きな犬です。

elie サイズは幅が40cmくらいで、これをいきなりカットして失敗したら相当ショックですから(材料が一発でゴミに・・・)、まずは厚紙を使ってテストカットを行います。厚紙は当店のお客様から頂いた廃材になる筈だった物で、また当店で発送の時に使っているダンボールやクッション材などもその方から無償で分けて貰っています。完成時の送料が無料なのはその金額が予め工賃に含まれている訳では無く、こういった無償のご協力から成り立っていたりするのです。いやはやいつもすいません・・・。

elie-2 今回使う材料はJIROちゃんが100円ショップで買って来てくれたMDF板で、サイズは幅が40センチ、高さが30センチですが、今回は出来るだけ完成品を大きくしたかったので、犬の配置は斜めにして板にギリギリ詰め、さらにテストカットを行って位置合わせも確実に行っておきます。ちなみに空いたスペースには骨組となるパーツを配置し、さらに空いたスペースも有効活用します(笑)。

elie-3そしてレーザーカット完了です!いつもの事ですがカットしている光景が楽し過ぎてついつい見入ってしまい、このまま続けていたったいずれ白内障になってしまうのではと思うくらいでして・・・(この機械は色々な意味でヤバイですよ)。

ちなみに私がMDF板をカットするのは初めてで、ただ今日はレーザー担当のJIROちゃんが不在でしたから適切な出力設定が判らず、結局こちらも何度かテストカットをしてからの実射となりました。まったくもうこの肝心な時に・・・!(と言いつつ一人でやりたい放題楽しんでいましたが。笑)。

elie-6と言う事でこんな感じで材料がカット出来ました。ミニチュアダックスのシルエット板はもう一枚カットしていて、その間に四角い板で架橋して二枚を組み合わせ、そこにケーブルタップを置いてコンセントやケーブルを隠そう、と言う事です。ちなみに犬の前足と後ろ足の設置面は地面と並行になっていて、これが二枚合わさるとそのまま床に自立するようになるのでどこに置いても大丈夫です。またはうちのような工場の場合は床に置くのではなく直接壁に打つ付けたりしますから、だったらその場合はこれを壁に固定すればそこがケーブルタップ置き場になりますし、スマートフォンやタブレットなどを充電しつつ立てかけてディスプレイを見えるようにする事も可能です(多分)。そして目のところにLEDを埋め込んで光らせると尚良いでしょうね(←多分これは間違い)。

そしていよいよ次は各部を接着してまずはベータ版を完成させたいと思います。上手く商品になりそうなら後はJIROちゃんにあげちゃって(笑)、また次にやりたい事を実現したいと思います(iMacG3の電飾をいよいよやりたくて仕方無いのです)。