思い立ったらハンティングトロフィー

factory-34今回のハンティングトロフィーの作成は思い立ったが吉日!と言う訳ではなく、結構前から計画はしていまして、上の画像は以前ここで紹介したものですが、これに写っている手前の鹿がこの日の為に準備しておいた見本と言う訳です。ちなみに奥のは今回は気にしないで大丈夫です(笑)。

deerハンティングトロフィーは壁に掛けて飾るのが一般的で(私もそうする予定です)、ただ結構な重みになるとそれを支える「骨」が必要となりますから、今回は端材の木でそれを作る事にしました。全て自己流なので色々間違っていたらすいません。

deer1余り深くは考えていないので取り敢えずこんな感じで造ってみました。重みで落ちたら怖いので一応根元の木材は二重にして、親の敵ばりにネジは打ち込んでいます。

deer2発泡スチロールも端材でと考えていたのですが、形が揃っていないと作るのが面倒そうな気がしましたのでこちらのシート状の物を買っておきました。コーナンで¥500くらいだったと思います。

deer3 本当は溶剤に強い発砲ウレタンを使えばよかったのですがそれだと結構コストが高くなってしまいますので、今回は普通の発砲スチロールを使っています。ただこれの場合溶剤系の接着剤だと溶けてしまいますから接着は木工用ボンドを使用しました。ちなみにこの特性からして発泡スチロールへの溶剤系の塗装は非常に難しいです。PS(ポリスチレン)樹脂自体への塗装が難しいと言うのはこう言う事ですね。

deer4そして一日目が完了です。この時点では作っている本人も心配になる程でしたが(苦)、後は粘土の力で何とかしよう!という事で、取り敢えず骨組みはこれで完成です。

仕事以外だとパワープレイが多いのですが、昨日紹介した通り後は紙粘土でなんとかなった訳でして、そこまでの工程の画像もありますのでそちらはまた後ほど紹介しますね。

ちなみになぜ粘土の前に発泡スチロールで形を造っているかと言うと、重量を抑える為と粘土の厚みを抑えて割れを防止する為でして、中学生の頃に授業で習った時は針金と割り箸?で骨組みを作った記憶がありましたが、今回程のサイズとなると針金ではどうにもならないんじゃ無いか?と思ってこうしてみました。

気になる所は発泡スチロールと紙粘土の密着性ですが、この辺も一応考えて作業していますのでこれも併せて紹介しますね。

作業はちょっと大変でしたが使っている物は極身近にある物なので思い立ってさえしてしまえば誰でも出来ると思います。技術云々はともかく、粘土を捏ねて貼り付けているだけでも普段では味わえない高揚感と言うか(危)、我を忘れるくらい楽しい時間を過ごせましたので。これはちょっと癖になりそうです。

安定の休日

inco-38 台風が近づいている為か本日は一日中雨で、自宅に引き篭もって色々やっていたのですが取り合えずはいつも通りの鳥小屋の掃除です。

セキセイインコも最近ようやく水浴びを覚えてくれたのですが、どうも何か違うような気が・・・。

inco-39そして「今日こそは飛ぶ姿を!」と思ったのですがやはりそう簡単な事では無く、代わりに「飛ぶ風」みたいな画になります。体を目一杯使って騒いでいるといった所ですかね。

deer9ちなみに今回の連休でメインだったのはこちらの造形物で、数ヶ月前から準備はしていたのですが中々時間が取れなかったので着手するまでに随分と時間が経ってしまいました。まあいつもの事ですけどね。

実は以前から工場の壁に飾る何かが欲しくて、ラグが割れたALANの自転車フレームとかを買っていたのですが、どうもそれだと仕事チックな感じがしてやる気がせず(仕事外で塗装はやりたく無いのでして・・・)、代わりに何か楽しい物が造れないかと思って考えていたのがこれです。えーと、鹿ですね(笑)。

よく壁に動物の首だけを飾る「ハンティングトロフィー」と言うものがありますが、私的にはそういった趣味は無く、ただそれなりにインパクトはあるのでそれのカワイイVer.といった物は無いかと?探してみたところ、あるのはぬいぐるみの様な物だったりサイズが凄く小さかったりと、中々これだ!と言うものは見つからなかったのです。なので自分で造る事にしました。

使っているのはその辺で売っている紙粘土で、ただそれだけで作ると大変な量と重さになりますから中身は発泡スチロールをベースに作っています。一応各工程は撮影していますので後日まとめて紹介しますね。

それにしても粘土造形なんて恐らく中学生の時以来だと思いますが、これがもう楽し過ぎるというか何と言うか、これほどまで何かに熱中出来た時間は凄く久しい気がします。本当はここまで進めるつもりは無かったのですが、一度勢いが付いてしまうと中々止まれないんですよね。うっかり私服で作業しているのも忘れてしまっていまして・・・(もう作業着行きです)。

取り合えずこれが乾燥したら次は耳を取り付けますが、角は付けない予定です。そもそも色は「淡いピンク」に決めていますから、雄雄しいと言うよりは雌のやわらかい感じにしたかったんですよね。なのでここまで筋肉質にする予定も無かったのですが・・・。

ちなみに塗装は工場の壁の塗装につかったエマルジョン(水性)の艶消し白に、プラモデル用の水性塗料の赤を混ぜてピンクを作る予定です。違うメーカーの塗料なので下手をするとゲル化してしまうかも知れませんが、これも前から試してみたかったので丁度良い機会なんですよね。さらにはこれのお陰でALANのフレームもある程度方向性が決まったので、色々片付いたらそちらも進行させたいと思います。

うーん、貴重な睡眠時間が・・・。