鎌倉 六国峠ハイキング行き①

 先日に引き続き、新しく購入した登山靴の足慣らしの為、再び鎌倉までハイキングに行きました。今回は前回よりも少しだけ遠く、金沢文庫駅からのスタートです。

 金沢文庫駅を降りてから住宅地の中を10分くらい歩き、六国峠ハイキングコースへ入ります。目的地は前回と同様、鎌倉天園ハイキングコースの瑞泉寺近辺を目指します。前回の時とは逆方向から行くって感じですかね。

 途中で横浜横須賀道路の下を通り、

 有料道路沿いの舗装道を歩いたりします。

見ての通り全くハイキングに来た雰囲気はありません(苦笑)。

 途中、葉っぱが裏返って丸まっているのを見つけました。多分ミノムシだと思うのですが、何故そこだけ葉が青いままなかが不明です(他にも同じようなのがもう一つありました)。

 登山道はこの金沢動物園入り口の右側に続くのですが、折角なのでこちらにもちょっと寄って行く事にしました。

 園内に入るとまずはディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドみたいなトンネルを通るのですが、多分小さなお子さんはここだけでかなりテンションが上がると思います(私もそこそこ上がりました。笑)。

 その後はかなりマッタリとした感じになります(笑)。

ここの動物園にはライオンなどの猛獣系は居ませんが、園内は広く道幅も広いので、子供を連れて家族でゆっくりしに行くには丁度良いところだと思います。ただ山の中に作られたからか園内は結構勾配があるので、ベビーカーだとちょっとキツイかも知れません。歩き始めるようになって目が離せないくらいの歳なら丁度良いかもですね。高校生以下は何と無料です(しかしその年頃には刺激が少なすぎる為か全く居ないと言う・・・)。

見どころはこちらのカンガルー広場で、二重の柵を通って人がこのスペース内に入って来る事で、カンガルーとしては比較的自由に動き回れるようになっています。檻に入れられた動物を見るより断然この方が良いですね。

園内の途中にあった休憩所にカップラーメンの自動販売機があったので、ここで少し小腹を満たし、

 園を出て登山道に戻ります。この辺は「横浜自然観察の森」の一部になるようです。

 そして再び横浜横須賀道路の下の普通の道を歩いて行きます。

 その後はまだ新しい感じのコンクリート製のトンネルを通り、

 長い階段をひたすら登ります。今回ここが一番辛かったかも知れません(苦笑)。

ふと階段を登ってうしろを振り返ってみると、柵の向こうで大掛かりな工事をしていて、どうやらここに「横浜環状道路」のトンネルを作っているようです。以下にWikipediaより抜粋して紹介しますね。


横浜環状道路は、神奈川県横浜市の、金沢区の横浜横須賀道路釜利谷JCTから栄区、鎌倉市、戸塚区、泉区、瀬谷区、旭区、緑区、都筑区を経て、鶴見区の横羽線生麦JCTに至る、計画中の自動車専用道路である。横浜の都心から10 – 15 kmを環状に結び、東側部分は既成の高速道路に接続する。


とまあこんな感じで、金沢文庫からの道中はおよそ登山っぽくは無く、普段履いているランニングシューズの方が楽だったと思えるような道でした。

が!後半になってようやくそれらしくなって来まして、そちらはまた後日紹介しますね。

鎌倉 天園ハイキング行き

 注文していた登山用の靴が出来上がったので、足慣らしの為に鎌倉に行って来ました。北鎌倉駅を降りてすぐの建長寺から行く、天園ハイキングコースです。

 行ったのはお正月休み中の1月2日と言う事もあり、この日は初詣も兼ねる感じにしました。地元の池上本門寺は余りの人の多さに近寄る事が出来ませんが、ここ建長寺は拝観料が掛かる為か、正月三が日とは思えない程にガラガラです(笑)。

 お寺の中を通って奥の方に行くと、鎌倉アルプスへの登山口(?)天園ハイキングコースがあります。

ちなみに今回用意した登山靴は、いつもお世話になっている鍼灸の先生から勧められた靴で、かの有名な登山家、植村直己氏もお世話になった「ゴロ―」さんなるお店で作って貰いました。どこかの塗装店じゃないですが、出来る上がるまで二か月待ちました(笑)。

と言う訳で、駅を降りてから一時間くらいで大平山の頂上に到着です。あっという間過ぎて、これじゃいつもの通勤と余り変わらない気が(笑)。

幸いにしてこの日は快晴で(と言うか12月に入ってから雨が殆ど降っていません!)、頂上からは鎌倉の海が一望出来ます。

ハイキングコースも比較的空いていて、 途中でキツツキやリスに逢えてかなりテンションが上がりました(そこか!と。笑)。

 山を下りたところで丁度お昼くらいだったので、鎌倉宮の近くにあったお蕎麦屋さんで山掛けせいろ(炊き込みご飯付き)を頂きました。

登山と言うより、もはや観光地巡りです(苦笑)。

 ハイキングはあっと言う間に終わってしまったので、その後は鎌倉市内を歩く事にしました。予想通り鶴岡八幡宮は凄い人混みなので、ここはスルーで・・・。

江ノ電はまだ一度も乗った事が無く、今回是非ともこれに乗ろうと思ったのですが、とりあえずここも一旦素通りをして、

 そのまま歩いて由比ガ浜に出ました。

鎌倉の海って余り綺麗じゃないと記憶していましたが、この日は随分と水が綺麗に見えました。天気のせいか、冬だからなのか、もしくは昔に比べて今の方が水が綺麗になったのでしょうか。

 その後、長谷駅から江ノ電に乗り、江の島駅まで行く事にしました。

ちなみに今回初めて乗った江ノ電ですが、てっきり床は板の間で、通路の真ん中に丸い木の柱があったり、天井には何度もペンキを塗り重ねたインダストリアルな扇風機が添えつけてある物だと思っていましたが、予想していたより普通の内装でビックリしました(笑)。

 江の島に到着してからは、弁天橋から出ている乗り合い遊覧船「べんてん丸」に乗って、江ノ島の裏磯(岩屋洞窟方面)まで行きました。片道¥400と非常にリーズナブルで、ただ救命胴衣が見当たらないのがちょっと怖かったです(笑)。

 船着き場から降りて磯場を歩き、

 そのまま階段を登って、

 途中にあるお茶屋さんで、クリームあんみつとイカの丸焼きを頂きました。

ハイキングとは名ばかりで、もう食べてばかり(笑)。

帰りはモノレールで大船まで行って、京浜東北線に乗って座って帰って来れました。

自宅から鎌倉までは50分くらいなので、思い立って気軽に行けるのが良いですかね。近々もう一回来ようと思っています。

鎌倉 祇園山ハイキング

 阿~

吽!と。

と言う事ですが、本日急に思い立って鎌倉に行って来ました。画像は本覚寺の金剛力士、仁王像です。

実は元々鎌倉に行くつもりなんて全く無くて、ちょっと別の用事で新宿辺りに行っていた帰りに、まだ今日は時間があるのでだったらこのまま鎌倉まで行ってしまおう!みたいなノリで行って来ました。

と言う訳でこちらは妙本寺の仁王像で、

 特段仁王像マニアと言う訳では無いのですが、それぞれの像はやはり作風が違う為、比べて見るのが結構面白いのです。私的には前回来た時に見た杉本寺の吽形(うんぎょう)像が好みですかね~。

 ちなみに今回のルートですが、事前に下調べなどは全くしていなかったので、急遽ネットで調べた鎌倉のハイキングコースを辿ってみる事にしました。今回はその中でも多分一番短い「祇園山ハイキングコース」です。

祇園山へ登るコースはここ八雲神社の中からスタートとなります(または逆からもアリみたいですが)。

ちなみに通りかかったオジサンが、「この辺はNHKのドラマ「ツバキ文具店」のロケ地になっているよ!」と教えてくれました。へぇ~、と、今度観てみようかと思います。

 そして中に入ってい見ると、まさかここじゃ無いだろう!と言う所に本当に道がありました(笑)。

と言うか怪しさがまるでバイオハザードです。

距離としては4キロ程との事で全く期待していなかったのですが、意外にも普通に森の中を通る道のりで、これは良い意味で期待を裏切ってくれました。至るところからホトトギスの鳴き声がして凄く良かったです。

山中にはほぼ同じ場所で根を張る、全く違う種類の巨木があったり(笑)。

 そして頂上?の見晴台に到着です。

眼下には鎌倉市街地と、その向こうには由比ガ浜が見られます。

 途中殆ど人とすれ違う事が無かったので、やはりと言うか今日の鎌倉はとても空いていたようです。連休最後の日は皆さん家でグッタリしていたのかもですね。

 そして今回一番嬉しかったのは、ここを歩いている途中に野生のリスに遭遇した事でして!

ただどうやらここ鎌倉に居るのは特定外来種のタイワンリスのようで、ある方面では困った事のようです。うーん、勿体ないと言うか複雑な心境です。

それにしてもこうなると、いずれはその辺でハリネズミを見かける日も来るんじゃ・・・(なんて思っていたら既に野生化していた模様です)。

 と言う訳で一応今回のゴール地点、「高時腹切りやぐら」です。

東勝寺合戦で倒幕軍に追いつめられた北条高時氏らがここで自害したとの事で有名な場所で、この戦いで北条一族や幕府の主要御家人など数百人が自害して鎌倉幕府は滅亡したそうです。

その戦闘の後、この地で死んだ北条一族を弔うため足利尊氏によって建てられたのがここ宝戒寺、との事です。

昼食時間も含め滞在したのは4時間程度でしたが、やはりと言うかちゃんとした観光地になっているので予想以上に楽しめました。

そして最後はお約束の鳩サブレーをお土産に(笑)。

いざ、鎌倉

kamakura-1-1 本日11月23日は勤労感謝の日と言う事で、たまには仕事の事も忘れて鎌倉まで遊びに行く事にしました(何か違う気が…)。

鎌倉と言うと自宅からは結構遠い場所と思っていましたが、距離も時間も塗装屋になる為に毎日通っていた立川の職業訓練学校よりも全然近いんですよね。電車で一時間程で着いてしまいました。

kamakura-1-1-2 目的地は予め決めていたのですが、ここはその途中でちょっと佇まいが良い雰囲気だったので立ち寄った荏柄天神社です。どうやら菅原道真を学問の神様としてまつる神社のようで、合格祈願の絵馬が沢山吊るされていました。

kamakura-1-1-3最初の画像が参道の入口になりますが、交差したビャクシン?はわざとそうさせたのか自然にそうなったのかどっちなんでしょう。まるで実物大の盆栽のようでかなり迫力がありました。

ちなみに大樹の途中の平らな場所にハゼらしき植物が寄生(と言うかそこに溜まった土に根を張ったか)していて思わぬところで紅葉を楽しめて得をした気分です。

kamakura-1-1-4 そしてこちらも全く訪うつもりが無かった杉本寺です。苔が凄い階段があって、何かの番組でこれを見た事があります。実際はここを登るのではなく脇にある階段を使うのですが、確かにここは手摺が無いと危なくて使えませんね(笑)。

kamakura-1-1-5 先ほどの階段の途中には、いつもの池上本門寺でも御馴染みの仁王像が!

kamakura-1-1-6 いつも見ている金剛力士よりもサイズは小さいのですが、間には金網など隔てる物が無く、距離も近いのでとても迫力があります。帰って調べてみたらどうやら運慶作(!)との事でした。

kamakura-1-1-7ふと頭上の方になにやら不穏な気配を感じたのですが、なんだ抜け殻ですか(笑)。

ちなみにこの杉本寺、鎌倉最古のお寺だそうで、天平6年(734)創建だそうです。

kamakura-1-1-8 そして本日の目的地だった報国寺です。竹のお寺として有名なようですね。確かに凄い竹林が(笑)。

kamakura-1-1-9報国寺は永享の乱で敗れた鎌倉公方足利持氏の子義久が自刃した寺との事で、岩の壁には洞窟のように掘られた足利一族のお墓もあったりします(画像はそれとは関係ありません・・・)。

ただ「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で3つ星を獲得した人気の観光スポットらしく、外国人観光客もかなり多いので、私的には最初に寄った二カ所の方が落ち着いて見れてよかった感じですかね。

kamakura-1-1-10 そして今回二つ目の目的地がこちらの「樹ガーデン」です。

ネットでは「森に浮かぶ天空のカフェ」「まるでラピュタの世界!」といった評判で、私も一度来てみたかったのでして・・・。

kamakura-1-1-11 ただ紅葉にはちょっと早かったようで、それでいて結構寒い!

店内ではブランケットを用意してくれているのですが、それにしても今日はちょっと軽装し過ぎた為かかなり寒かったです。冬も営業しているとの事ですが、これから行くならインナーをしっかり着込むなどして半身を強化していかないとゆっくりは出来ないかもですね。ケーキと珈琲はとても美味しかったです。

kamakura-1-1-14後はそのまま帰ろうと思って鎌倉駅に向かっていたのですが、途中に通った鶴岡八幡宮が思いの他空いていたのでこちらも立ち寄ってみる事にしました。

kamakura-1-1-13こちらは本堂では無く神前式の結婚式を行う舞殿ですかね。「君の名は。」のワンシーンを彷彿させるような幻想的な雰囲気でした。

今回の鎌倉行きは目的地を二個だけ決めて来ましたが、実際は予定外の場所や行動の方が楽しめた感じです。時間に余裕があったのも良かったようで、出掛けるなら今後もこのパターンが良さそうですね。思っていた以上に鎌倉を楽しめました。