BOSE101MM改 Bluetooth⑤

 先日フロントパネルから切り取っておいたバスレフポート部分です。

フロントパネルと一体成型な為、これを利用するにはその部分を削り落とす必要があります。

と言う訳でベルトサンダーで余分を削り落としました。

新たに制作した(仮の)フロントパネルに挿し込んでみるととても良い感じです。バスレフポートは汎用品が売っているのでわざわざ再利用する必要は無かったのですが、101オリジナルの部分を残しておきたかったという訳でして。

そしてジャジャーンと!頼んでいたBluetoothデジタルアンプの到着です。

電源は5V、出力は5W×2、想像していた通りかなりチープで、ちょっと心配になりました・・・。

早速バッテリーにつないでみましたが、消費電力が少な過ぎる為か、モバイルバッテリー側の電源が勝手に落ちてしまいます。なので取りあえず適当なバッテリーを繋いで電源が流れ続けるようにしました。

スマホの設定でBluetooth機器を探してみると、予想に反して簡単に認識してくれました。こんな小さい基盤から音を飛ばせるなんて何だか不思議です。

早速ジャンク品のBOSE SoundDock Series IIから取り外した小型のフルレンジスピーカーに繋いでみると、ぉぉおおおお!普通に鳴るじゃないですか・・・!(当たり前ですが)。

折角なので101MMの筐体に装着して音を確認したところ、ぉぉぉおお・・・悪くありません!

音割れなども無く、しっかりした低音も感じられました。スピーカーを抑えるとさらにシャープになるので、各部しっかり固定して裏側の蓋も締めればさらに期待出来そうです。これはヤバイ・・・(惚)。

BOSE101MM改 Bluetooth③

  先日の続きで、中にアンプとバッテリーを内蔵してBluetoothで鳴らそうとしているBOSE101MMです。

元々着いていたスピーカーを新たに着ける内蔵アンプで鳴らすにはちょっと大きいので、

新たにそれ用のドナーを入手しました。

2008年に発売されていたBOSE SoundDock Series II digital music systemです。

当時スピーカーから音楽を流すには、CDやパソコンの中から音源を持ってくると言う方法が一般的でしたが、これは本体前面にAppleのiPodを挿す事で端末の中の音楽を直接スピーカーから鳴らせる!と言う画期的な物でした。端子の形が懐かしいですが、まだ12年しか経っていないとい事に驚愕です。

当時の定価は34,860円との事ですが、今回の物はアダプターが無いので動作未確認と言う事でジャンク品扱いの1,000円で買えました。なんて可哀そうに・・・。

と言う事で分解です。フロントネットを外すとスピーカーが出て来ました。。

今回使わせて頂くのはこちらについている6cmくらいの小型スピーカーで、

これを今回の101MMの筐体に使おうと言う作戦です。MONOなのにSTEREO!、みたいな感じでしょうか(笑)。

アンプはまだ届いていないのですが、折角なのでちょっとでも試し聴きをしてみたいと思いまして・・・、

途中で作業が止まってしまっているiMacに久しぶりに登場して貰いました。な、懐かしい!

当時は知人の工場に間借りしていたので比較的時間に余裕があり、帰宅してからや休みの日に自宅の作業場でコツコツと作っていたのですが、その後今の工場に引っ越しとなってそれどころでは無くなってしまったんですよね。これもBOSEのスピーカーを着けていて、iPodやiPadの充電をしながら音楽を流せるようにしようとしていました。

恐る恐る久しぶりに電顕を入れると・・・、

ぉぉおおお・・・!(惚)

当時作ったDA138デジタルアンプキットのパワーアンプに無事火が灯りました。

パワーアンプは10W程で、この剥き出し状態でも十分な音を確認出来ましたから、これが筐体に納まればさらに素晴らしい事になりそうです。

ちなみに画中で流しているのは電気グルーブの「虹」のRemix版で、オリジナルはエウレカセブンに採用されていた曲ですが、私的にどちらも大好きです(電気グルーブは1stアルバムから聴いていてその後BOOM BOOM SATELLITESと派生してきました)。YouTubeからダウンロードもできます↓

あとは内蔵するBluetoothアンプですが、こちらはまだ当分届かなそうなので、取りあえずそれまでにこれらのスピーカーを装着するパネルの製作と、背面のスイッチ類の作業を進めて行こうと思います。電飾用のLEDと、スマホを上に置いてQi充電が出来るようにしようと思います。

BOSE101MM改 Bluetooth②

先日裏側のパネルを切り取っていたBOSE101MMスピーカーです。

カットした断面をパテで整えようと思っていましたが、ここはきっちりと並行&直角を出したかったので、

新たにアクリル板をレーザーでカットし、それを嵌めて構造用エポキシ接着剤で固定する事にしました。

普段やっている事(塗装)は感覚に頼るところが大きいですが、「長年の経験と勘で」とかに頼るのが好きでは無いので、きっちり数字を出してくれる機械加工は安心が出来ます。

面はパテで整えます。

そして背面パネルです。まだ中身のアンプとかは届いていないのですが、とりあえず試作としてレーザー彫刻&カットしてみました。今回はデータを小分けにしてレーザー加工機のエラーを出さないようにしています。

あとは適当にその辺にあった部品を仮組みしてみました。が、アクリルの厚みが5ミリなのでナットが嵌りません(苦)。色々探してみましたが5mm厚を想定したボリュームとかトグルスイッチとかって殆ど無いみたいで、仕方ありませんが2mmに変更しないとです。また秀ちゃん(機械制御の仕事をしている友人)に相談してみますか・・・。

バッテリーはとりあえず使っていなかった物をそのまま穴に挿し込んだ感じで、パネルの色が白なのでちょっと合っていませんが、簡単なのでこの方法で行こうかと思っています。

と言う訳で筐体に嵌めてみました。おお~、格好良いですね!

”改”を付けました。

下の文字も変えたのですが、atでは無くbyの方が良いですかね?

バッテリーは飛び出てしまうのでもう少し小さいのにするか、普通に中に置いてUSB端子(電源)だけを出した方が良いかもです。USB差込口を固定するのが面倒ですね・・・。

アンプの到着はまだ時間が掛かりそうですが、スピーカーは近々届く予定なので、次はフロントパネルの改造になるかと思います。持ち運びが出来るよう取っ手を着けるかそのままのデザインを残すか、その辺も考えないとです。

BOSE101MM改 Bluetooth①

新たに購入した3セット目のボーズ101MMのスピーカーと、天吊り用ブラケットのセットです。随分安く落札出来たと思っていたら、ブラケットは左右で形が違う!という事を、届いてから気付きました・・・。普段仕事の方で気を遣うからか、自分の事になるといつもこんな感じです。

見た目も汚れていたのですが、掃除をしてみると今まで買った2台より断然状態が良い事に気付きます。

今回これを使うのはちょっと勿体ないですかね・・・。

ちなみに今回は塗装だけでは無く改造も行います。

裏のスピーカー端子はネジを外しても取れなかったのは接着剤で固定されているからでした。どうりで!

ただ今回はそのスピーカー端子も使わないのでカットしてしまいます。

本体は熱可塑性樹脂で(多分PP)、厚みがあるせいかエアーソーだと切ったところが摩擦熱再び溶着していってキリがありませんでした。位置を合わせてレーザーで切った方が良かったかも知れませんね(そんな使い方は普通しませんが)。

切った部分には新たにアクリルプレートを嵌めるので、とりあえずそれも仮で作ってみました。が、途中でエラーが出て止まってしまって中途半端な状態です。この辺がちゃんとしたメーカー品との違いですかね。

 カットした断面は後で整えるとして、とりあえずこんな感じで装着されます。

今回は中にBlurtooth対応のアンプとバッテリーを入れ、背面にはボリュームや電源、AUXの端子などを取り付ける予定です。本番ではアクリルをガラスっぽいタイプに、折角なので電飾もやろうと思います。

色は敢えて艶消し黒で純正風か、またはオレンジ、ライムグリーン、アイボリーなんかも試してみたいですね。当時は買えなかった物が今は一個¥3,000ですから、楽しくて仕方ありません(笑)。