結晶塗装オレンジ 色見本キーホルダー作成

  先日本業の方で塗装作業を行っていたコペンのヘッドカバーです。結晶塗装のオレンジです。

この時一緒に色見本用のアクリル板(5mm厚)を塗っていたので、これを使って色見本用キーホルダーを作っておく事にしました。

ちなみに以前イモリ型の結晶塗装色見本キーホルダーを作っていますが、現在こちらは在庫切れとなっております(すいません・・・)。

今回もイモリ型に塗ろうと思っていたのですが、作り置きが2ミリ厚の物しかなく、さすがにそれだと熱を掛けた時に反ってしまうだろうと思い、急遽在庫していた端材を使ったという訳です。

まとめて作る時以外は一個¥3,000~としていますが、今回は土台部分のアクリル板が在庫品なので(小傷があるので)¥1,800(税別)で販売します。別途メール便¥180と消費税をご負担くださいませ。

一応オーナー様優先で、余った物のみ一般販売となります。

結晶塗装でお貸出ししている色見本はありませんから、「実際の色味を見てみたい!」と言う方にはお勧めかと思います。在庫無くなり次第終了で、先着順となります。何卒ご了承くださいませ。

お問合せはメールフォームからか、直接メールでも大丈夫です。ウェブショップでは販売しませんのでご了承くださいませ(無料で掲載出来る数を超えてしまって面倒な事になっています。すいません・・・)。

色相環キーホルダー試作完成②

 先日に引き続き、調色して作製した色相環12色を使って塗装した色見本キーホルダーの作製です。

 前回は取り敢えず的にベースコートだけの塗装でしたが、今回はしっかり2液ウレタンクリアーの艶消し仕上げにしています。見た目は変わりませんが耐久性が向上しました。

 が、キーホルダー用の土台は底をついてしまったので、取り敢えず5個までの制作となります。また材料を仕入れないとですね。

各部のクリアランスがかなり厳しいので、フチのバリをカッターで取り除きます。

 それぞれ組み合わせて完成です。

・・・が!

 

 折角なので結晶塗装Ver.も作る事にしました。

 いつもご贔屓頂いている業者様から結晶塗装のご依頼があったので一緒に塗らせて頂きました。

前回のイモリの時と同様、タイミングベルトカバーに乗せて撮影してみました。ダクトファンが増設されたみたいで何だか格好良く見えます(笑)。

下のタイミングベルトカバーに比べて、今回塗装したアクリルの方が結晶目が細かいのが判ると思います。サイズの大きいヘッドカバーなどはさらに結晶目を大きくします。

 そして色相環12色に塗装したピースです。一つ6ミリくらいなので食塩の空き瓶に入れて保管しています。

 こんな感じで嵌め込んでいきます。ピッタリに作ってあるので嵌め込むだけでも結構大変です。

 と言う訳で完成です!

 これは中々ヤバいです。

当面のところ量産は難しそうですが、出来上がったらウェブショップで販売したいと思います。後日改めてリュックに装着した状態でも撮影しておきますね。

結晶塗装目

 業者様からご依頼を頂いているフェラーリのヘッドカバーですが、先日塗装したイモリVer.の色見本と比べると結晶目のサイズが大分違うのが判るかと思います。

こちらの少し前に紹介した結晶塗装の見本は、ある部品を参考にしてそれに近づけるようかなり細かい目に仕上げていて、パッと見は凄く綺麗に見えますが、これをヘッドカバーのような鋳造製品に塗っても粗が隠せないので、「素地の粗さを隠しつつ美しく見せる」と言う結晶塗装のメリットが出せません。しかも今回のような結晶目が荒いフェラーリ系のヘッドカバーに塗ると非常に格好悪く見えてしまいます。

と言う事もあって、自動車のヘッドカバー、特に昔のフェラーリは結晶目が粗いのでそれに合わせた塗装が必用です。

ちなみに今回のヘッドカバーは塗膜が¥劣化したから剥がれた訳では無く下地の問題です。素地調整(サンドブラストやリン酸処理など)とプライマーの塗装がしてあればこのようにはなりません。

尚、結晶目は膜厚に比例するので、余って時間が経った塗料は缶の中でこんな事になっていたりと(恐)。

結晶塗装色々

 年末が近くなるにつれて業者様からの結晶塗装のご依頼が増えています。一体何故・・・。

 と言う事ですが、塗装で溜まったストレスは塗装で解消する!と言う感じで、前回の赤に引き続き今回は黒の結晶塗装をアクリル板に施してみました。また追い込まれている私の心境を塗装したイモリで表現しています。ゴッホゴッホ(疲)。

アクリルは熱伝導しなく、もしくは仕事では無かったので気合が足りなかったせいか、イモリの幾つかは上手く結晶目が出ていない物もありましたが(見せられるのは半分程度です)、比較的まともに出来たイモリを選んで後日土台のアクリル板に貼ってキーホルダー化しようと思います。

そう言えばうっかりクロマフレア風塗装をし忘れて(!)、仕方ないので下色に塗った黒にそのままクリアーを塗って仕上げたイモリですが、意外に格好良くてビックリです(笑)。

ただこれだけだと塗装屋の仕事としては残念過ぎるので、背板を艶消し黒では無く「結晶塗装の黒」にすれば、色々な塗装が組み合わさった色見本と言う感じでもう少し見れるようになるような気がしないでも無いかと思っています。

が、それよりも先に色相環キーホルダーですね。画的にも映えそうで今から楽しみです。