本塗りの時に使う空調服を作ろうと、Monotaroで色々資材を購入しました。
外径6ミリのナイロン&ポリウレタン製エアーホースです。自動車の塗装工場では殆ど見かけませんが(この太さでは流量が足りませんので)、エアーブラシには多用されるみたいです。
チーズやエルボー、スピードコントローラー(レギュレーター)なども買っておきました。
・・・が!
一部部品を間違えてしまったようで、本塗り用空調服=クーラーinタイベックの制作は一時断念です。まあこの辺は通販あるあるで、やはりと言うか見て買わないと駄目ですね。
と言う訳ですが、以前から使っている送気マスクが少々お疲れ気味でしたので、こちらを新調する事にしました。
ただ専用の物は結構高いので・・・
今は使っていない、こちらの3Mの防毒マスクを改造する事にしました。
これなら¥3,000しないので、汚れたら交換すれば良いですしね(お使いの方は良くご存じかと思いますが、これ、加水分解してベタベタになってしまうんです・・・)。
今回はこの3Mのマスクに、直接エアーホースを繋いでしまおう!と言う作戦です。
使うのはこちらのハーフユニオンで、片方をM5のナットで固定し、6ミリ径のホースを繋ぐだけと言う単純な内容です。
正面に着けつならアングルタイプだと思っていましたが、マスク下型が良さそうだったので、ストレートを使う事にしました。
マスクのゴム部分に穴を開け、ネジが切ってある先端を挿して貫通させたらナットで取り付ける、と言う事だけです。
エアーはスプレーガンに繋げるホースを単に分岐するだけなのですが、今回それを間違えてしまったので空調服が作れませんでした。マスクは新調するだけなのでホースは既存の物を使います。
と言う訳で完成です。穴を開けてナット締めてホースを挿すだけなのでアッと言う間ですね。
実際に使う場合は両サイドに装着した吸収缶は必要無く、これを外してもマスク内はプラス圧なので大丈夫です。
もしくはホースを抜いた時も(一応フィルターを通って)呼吸が出来るよう、着けたままでも良いかもですね(今までのは弁が無いので窒息しそうでした・・・)。
今まで使っていたマスクはベルトにフックが無かったので、その点でも今回のマスクになって便利になりました。
吸収缶は手軽な反面、防毒の効果としては5時間しか無いので、まともに使おうとすると超ハイコストになる筈なんですよね。「俺は時々しか使わないから大丈夫だぜ!」と思っている方も居るかも知れませんが、活性炭はパッケージを開けた時点で劣化が始まるので、初日以降は毒を吸いまくり、と言う訳です(恐)。
まあでも、そこまで気にしていたらそもそも塗装なんてやってませんか(笑)。