ウェットブラスト用ボックス改⑤

先日塗装を終えていたサンドブラスト用ボックスです。

ドレン箇所に塗ったシーラーが固まったので、水を出してテストしてみました。

ドレン部分は問題無いのですが、ブラストガンを取り付けているボルト部分から水が漏れていたので、

一旦取り外し、Oリングを挟みました。以前真空脱泡器のデシケーターを作る時に買っておいた汎用品ですね。

無事漏れが停まったので再チャレンジです。ちなみに水は外の蛇口からホースを引っ張って繋いでいます。ブース内に蛇口があれば便利なので、いずれこれも作りたいですね。

メディアには、以前ランサーヘッドカバーの足付け処理に使って余った重曹を使用します。

テストに使う対象物は端材のアクリル板です。

動画撮り忘れたのですが、大体1分くらいやってこんな感じになります。

アクリル板の表面には非常に細かい目の凸凹が出来ていて、上塗りでは全く影響が無いですから、恐らくは#1500~#2000くらいの目になっているかと思います。見た目は曇りガラスそのままです。

判り易いよう、半分だけマスキングしてウェットブラストを当ててみます。

なるほどこれは判り易いですね。

ただやはりと言うかメディが使い古した重曹なので威力はありません。そもそも剥離用では無いのでそこまで威力は必要無いのですが、時間が掛かるのは嫌なので、本番では新しい物を使うか、もしくはガラスビーズなどに換えても良いかもです。

あと残った課題としては、排気装置を付けていないので作業中はモクモクで奥が見えません(苦)。LEDライトの照射が何だか幻想的で、どこかで見た光景のような気が・・・と思ったら、多分未知との遭遇のワンシーンかな、と(判りませんか・・・笑)。

ベランダに置いてあるサンドブラストの方では、箱自体が大きいのと、使っているメディアが粗い事(重い事)、また3箇所に排気口を設けているので自然排気でも大丈夫なのですが、こちらのウェットブラストにはやはり何かしら強制排気する機構を着けないと駄目そうです。ただ排気はファン周りが汚れるのは嫌なので、送気する方法で何か考えようと思います。わざわざ電源繋ぐファンより、コンプレッサーからのエアーで風を送った方が効率良さそうですかね。

まあでもとりあえずこれで思い立ったら直ぐに作業が出来るように出来たので、今後は先日と同じ様にスバルエンブレムの星部分の塗装に対応が可能となり、今度は違う仕様で色々試してみようかと思います(ただネチネチとした作業自体は必要なので、出来れば当面はそちらも控えたいところではあるのですが・・・苦)。