ウェットブラスト用ボックス 改

先日絶体絶命の状況を救ってくれたウェットブラストですが、

8年間屋外に置いておいたブラストボックスは、塗られた塗装が紫外線で劣化して褪色してしまっているので、今回を機に活躍出来る場を与えてあげる事とし、新たに塗り直してあげようかと考えました。

また折角なら使い易いようにと、脚を伸ばしてあげる事にします。使う度に台に乗せるのも大変ですし、使わない間これをどこに置いておくのか!と言う問題も解消したい訳です。

使う材料は、この工場に来たばかりの時に作った塗装ブースの余り材料、60×30のC型鋼です。

長さは3200程で、少しでも楽が出来る&無駄がないよう、きっちり4等分にカットします。

キャスターを取り付ける箇所は、こちらも余っていた端材のアルミアングルを使います。

カットしたアルミアングルへ、工場二階にあるボール盤で穴を開けます。

こちらのボール盤は今の工場に来た時に置いてあった残物で、危うく産業廃棄物になる所だった物を直して今も使っています。

本来なら各所はボルトナットで固定してあげたい所ですが、取りあえず手っ取り早くドリルビスを打ち込んでいきます。

各脚を本体に取り付けます。

どこかで見た事あるような姿だと思ったら、スターウォーズのAT-ATウォーカーですね(笑)。

キャスターは以前まとめて50個買っておいた物がまだ残っていたので、

それらを利用します。

ブラストボックス専用の台は1万円くらいで売っているのですが、そちらも組み立て式で、またキャスターもついていないので、だったら時間的に変わりないだろうと思って自作する事にしました。その方が愛着も湧きますしね。

と言う訳で脚の完成です!

強度を考えると脚の途中に補強材や棚板を着けた方が良いのですが、

こんな感じで下に色々仕舞えると便利なので、とりあえず棚板は付けず、縦方向にだけ補強材を入れようかと思っています。

あとはウェットブラストとして使えるよう内部にシャワーの取り付けや送気ファン、水抜き用のドレンなどを取り付けようと思います。あと照明も強化しないとですね。

大きい物は今まで通り開放式で問題無いのですが、小さい物の場合、思いついたら直ぐに使える!と言う風に出来たらと考えています。