ウェットブラスト用ボックス改⑥

先日とりあえず使えるようにまで復活したサンドブラスト用ボックス改、ウェットブラストシステムです。ちょっと寂しかったので、昔造ったカッティングシートを貼ってみました。

取り敢えず上塗り前の足付け処理として使える事は実証出来たのですが、

如何せん連続で使っているとモヤモヤで中が見えなくなってしまうので、

既存の穴を広げて、

排気用のパイプを通しました。

チープ感が凄いですが、まあ機能面を重視すると言う事でヨシとします。

それの対角となる位置にエアー給気口を設けます。ここから入ったエアーが箱内に舞った霧を外に排出すると言う算段です。

元々開いていた穴にエアー調整ができるレギュレーターを取り付けただけですが、下手なファンより強力で、且つ電源を必要としないと言うお手軽さが良いところですかね(手抜きとも言いますが・・・)。

まあこれでダメだったら換気ファンを考えてみようと思います。

現在はメディアに重曹を使っていますが、周りに飛散させないこちらの箱の方では、もう少し作業効率の良い物を使おうと思っています。上塗り前の足付け処理用としてなので、#320のガラスビーズといったところでしょうか(他にお勧めありましたらご教示ください・・・!)。

取り敢えず何か案件が入ったら試してみようと思います。次は視界良好になると良いですね~。

ウェットブラスト用ボックス改⑤

先日塗装を終えていたサンドブラスト用ボックスです。

ドレン箇所に塗ったシーラーが固まったので、水を出してテストしてみました。

ドレン部分は問題無いのですが、ブラストガンを取り付けているボルト部分から水が漏れていたので、

一旦取り外し、Oリングを挟みました。以前真空脱泡器のデシケーターを作る時に買っておいた汎用品ですね。

無事漏れが停まったので再チャレンジです。ちなみに水は外の蛇口からホースを引っ張って繋いでいます。ブース内に蛇口があれば便利なので、いずれこれも作りたいですね。

メディアには、以前ランサーヘッドカバーの足付け処理に使って余った重曹を使用します。

テストに使う対象物は端材のアクリル板です。

動画撮り忘れたのですが、大体1分くらいやってこんな感じになります。

アクリル板の表面には非常に細かい目の凸凹が出来ていて、上塗りでは全く影響が無いですから、恐らくは#1500~#2000くらいの目になっているかと思います。見た目は曇りガラスそのままです。

判り易いよう、半分だけマスキングしてウェットブラストを当ててみます。

なるほどこれは判り易いですね。

ただやはりと言うかメディが使い古した重曹なので威力はありません。そもそも剥離用では無いのでそこまで威力は必要無いのですが、時間が掛かるのは嫌なので、本番では新しい物を使うか、もしくはガラスビーズなどに換えても良いかもです。

あと残った課題としては、排気装置を付けていないので作業中はモクモクで奥が見えません(苦)。LEDライトの照射が何だか幻想的で、どこかで見た光景のような気が・・・と思ったら、多分未知との遭遇のワンシーンかな、と(判りませんか・・・笑)。

ベランダに置いてあるサンドブラストの方では、箱自体が大きいのと、使っているメディアが粗い事(重い事)、また3箇所に排気口を設けているので自然排気でも大丈夫なのですが、こちらのウェットブラストにはやはり何かしら強制排気する機構を着けないと駄目そうです。ただ排気はファン周りが汚れるのは嫌なので、送気する方法で何か考えようと思います。わざわざ電源繋ぐファンより、コンプレッサーからのエアーで風を送った方が効率良さそうですかね。

まあでもとりあえずこれで思い立ったら直ぐに作業が出来るように出来たので、今後は先日と同じ様にスバルエンブレムの星部分の塗装に対応が可能となり、今度は違う仕様で色々試してみようかと思います(ただネチネチとした作業自体は必要なので、出来れば当面はそちらも控えたいところではあるのですが・・・苦)。

ウェットブラスト用ボックス改④

先日照明の仮組みを終えていたサンドブラスト用のボックスです。いつでも気軽にウェットブラストが使えるよう、脚を着けたりして復活を試みています。

取り付けた脚はドリルビスでの仮止めだったので、それを取り外してM6のボルト用の穴を開け、タップを立てます。

全体を足付け処理してよく脱脂清掃しておきます。

キャスター部分もドリルビスからボルトに交換します。

バリはダブルアクションサンダーで均して、

全体をスコッチ#320で足付け処理し、

まずはプライマーを塗布します。

塗る時は回転台に乗せているのでわざわざ自分の位置を変えたりせず、定位置に立ったまま楽に塗れます。車体を塗っていた時は自分が動くのが当たり前だと思っていたので、これを使った時は目から鱗でした。

ブラストボックスにもプライマーを塗っておきます。

脚は濃いグレーにしようと思っていたのですが、メタリックの原色がかなり余っているので、早めに消費してしまおうと考えシルバーにしました。

表側は艶消しクリアーも塗っています。

排水用のホースも掃除したついでに塗ってみる事に。

しかし何だかおもちゃみたいになってしまって、これは失敗しましたかね・・・。

本体はフェラーリロッソコルサ(300)で、こちらも艶消しクリアーを塗っています。塗料も余っていて長く使っていなかった物を再利用しています。

さすがに恒温機(乾燥炉)には入らないので、赤外線ヒーターで熱を掛けています。

外しておいたアングル(キャスター)を取り付けます。

脚を取り付けます。

無用に開けてしまった穴がちょっと残念ですが、やはりと言うか皿ネジよりボルトの方が断然格好良いですね!

そもそも長くベランダに放置されてゴミになりかけていたブラストボックスと、

在庫していた部材や廃材を使っているので、コストが殆ど掛かっていないのが良いところでしょうか(そもそも専用台が1万円で売っているのでそれに負ける訳には行かないという・・・)。

照明も取り付けて配線を繋ぎ、実際に点灯してみました。十分な光量と、左右からの照射なので影が出来なくてとても見やすいです!

あとは送気(または排気)ファンを取り付けないといけないのですが、とりあえずシーラーが乾いたら実際に水を入れて試してみようと思います。ファンじゃなくてコンプレサーからのエアーをそのまま入れても良さそうですかね。

ウェットブラスト用ボックス改③

先日より作業を行っているサンドブラスト用のボックスです。キャスターと脚が着いて、排水弁とシャワーの仮取付までが済みました(塗装は最後に行います)。

中には12Vの蛍光灯(5Wくらい)が着いているのですが、正直これでは何も見えないので、

取り外して捨てちゃって~(電気グルーヴ風に。って判りませんか…)。

新たに防水タイプのLED投光器を2基購入しました。

10W×2です。20Wを一個にした方が安かったのですが、全方向から光を当てたかったので2個に別けました。

配線を箱の中に通す為、一旦取り外します。

面倒そうなら途中で切ってまた繋げばよいかとも思ったのですが、簡単に開いてくれたので圧着端子の所で一旦切り取ります。

ブラストボックスに穴を開け、仮止めをします。

元々着いていた箇所だと作業者の目線の対角になってしまうので多分凄く見難く、なので本当は手前に取り付けたかったのですが、そうなると投光器自体が邪魔になってしまうので、今回は二個をそれぞれ左右に別けたと言う訳です。

ちなみに既に使っているドライブラスト用の箱では、右手前と左奥に250wのハロゲン投光器を取り付けています。やはりと言うか左手前にも欲しいので、時間があればこちらも増設しようと思います。

一旦取り外した電源コートはこんな感じで開けた穴を通します。配線を繋ぐのは箱を塗装した後ですね。

この後は一旦脚を取り外し、仮で取り付けたドリルビスをM6のボルトに交換し、それぞれ塗装を行おうと思います。箱は外しか塗らないので赤で、脚はグレーかシルバーを予定しています。