自宅ベランダタープシェード検証

つくね(保護猫)がベランダに出るようになったので取り付けたタープですが、今回台風がやって来るという事で取り外しておく事にしました。

ちなみにタープの取り付けは、このようなプラスチック製のクリップやパラコードで固定しているだけので、取り外しはとても簡単です。2分くらいでしょうか。

主につくねが居る自宅リビングの室温はSwitchbotを使って外出先からスマホでチェックできるのですが、タープを外したその日はなんと31℃を超える事に!

この日の外気温は36℃くらいで、昼までの室温は比較的安定して28℃以下を保っていたのですが、西日が射す15時くらいからみるみる温度が上がり、17時には31℃を超えてしまいました。ちなみにカーテンは全閉、設定温度は23℃、風力も強にしてあります。

ちなみに心配だったつくねはいつも通りで(カメラは三か所あって会話も出来ます)、もっと涼しい場所(床)にも行かずよく寝ていました(笑)。

その翌日、台風は無事通り過ぎてくれました。ただこの日の予想気温は37℃とまた暑くなるとの事で、早めに起きて再びタープを張っておく事にしました。フックをひっかける箇所が判っているので取り付けも5分程度、めっちゃ楽に出来ました。

尚、エアコンは買ってから10年以上経っているので100%の性能では無い事、またタープを張る事で室外機も日陰になる事で今回効果が大きく表れたのだと思います。

なんにしてもタープのお陰でかなり省エネになっているのが判ったので、夏はもう欠かせませんね。

塗装ブース床塗装

自作塗装ブースの床が大分汚れて来たので、夏季休暇の雰囲気を利用して塗り直す事にしました(実際には今年の夏季休暇は取っておらず、ただ世の中の雰囲気が連休モードなので私も普段の仕事とは違う工場のメンテナンスをしてみようと思った次第です)。

ちなみに前回は使用期限が切れて不要になったクリアーにパウダータイプの顔料を入れてグレー色の塗料を作りましたが、

今回は同じく古くなって使えなくなった塗料を再利用してみよう!と思った次第です。

こちらは通称ノンストップサフェ=サンディング無しでウェットオンウェットで使う2液性のプライマーサーフェサーで、現在は新しいタイプが出ていますが、そもそも余り使う機会がなく、工場の隅で長く眠っていました。

同じくこちらも使用期限が過ぎてどうしようも使い道がクリアーですが、今回のサフェに混ぜて使ってしまおうと思った次第です。どちらもMSハードナーと2:1で使うので問題は無いかと思った次第です(勿論仕事としては使いませんが)。

あとそれだけだとグレー色が明るすぎるので、こちらも古く在庫していた2Kエナメルの艶消し黒=オペルのピラー用に販売されていたパッケージタイプの塗料です(多分世の中的には流通していない物だと思います)。同じくMSハードナーと2:1で使うので問題ないですかね。

と思って早速混ぜて使ってみたところ、みるみる塗料が反応して膨らみまるで発砲ウレタンのように!(笑)

尚、使ったハードナーも相当古い物で、恐らくはそれが原因だったのではないかと思っています。

改めてもう少し新しい(それでも期限切れの)ハードナーを使ってみたところ問題無く、ブース内の床全面を塗り終わりました!

ちなみにローラーではは無くスプレーガンを使っています。1度塗りなのでそんなに手間では無く、塗膜の厚みがつかないので塗り重ねていくこのスタイルにはとても適していると思います。ローラーで10回とか塗り重ねたら相当の膜厚になりますからね…。

ちなみにその前のローラー塗りの時は、専用のエポキシ系塗料を使っていました。車が乗る場合はやはりある程度の強度(密着性&耐溶剤性)が必要だと思いますが、小物専門になった今は私が歩くだけなので、2液ウレタンのスプレー塗りで十分だと思っています。

ちなみに先日自宅のベランダに塗った水性塗料を使う事も考えたのですが、これだとやはり厚塗りになり過ぎてしまい、また塗料やシンナーを零した時に溶けてしまう恐れがあったのでやめました。

そして後日、作業スペース側のこちらの床も同じようにして塗りました。何もこの暑い時期にやらなくても良かったのですが、工場一階にもクーラーがある事、また先日購入した冷却ベストと空調服の組み合わせ、さらに送気マスクを着けて行ったので、大きなストレス無く作業する事が出来ました。というよりこの高温高湿度の時期に本塗りをするとトラブルが起こる可能性が高いので、むしろこういった雑用的な事を今の内にやっておければと思った次第です。

塗装の仕上がりには直接関係はありませんが、床が綺麗だとテンションが上がってやる気が出るので非常に満足です。とは言っても床の塗装はそれなりに体力を使うので、出来るだけ汚さないで綺麗な状態が長く維持できるようにしていければと思います。

自宅ベランダ タープシェード設置

つくね(保護猫)は日中このリビングに居る事が多く、ベランダ窓からの日当たりが良い場所なので冬場は暖かくて良いのですが、夏は室温が上昇し、時間帯によってエアコンの設定温度や風量をこまめに変える必要がありました。勿論自動モードにはしているのですが、それだけだと追いつかない感じだったんですよね。

ちなみに室内の温度はこちらのSwitchBotで計測し、

SwitchBot 温湿度計 デジタル

部屋に設置したこちらのハブミニを使い、Wifi経由でスマホに情報を送る事が出来るようになっています。所謂IoT化する為の製品ですね。

SwitchBot スマートリモコン ハブミニ

それらの情報はスマホで見れるので、職場や出先でもリアルタイムに確認&操作が出来るようになっています。

スマホ画面はこんな感じで、専用のアプリを使って照明やテレビ、エアコンの操作が出来るようになっています。

通常は27℃設定にしていて、これまでは29℃を超えた際にスマホにアラーム通知が来て、その都度丁度良い室温になるようエアコンの設定をコントロールしていたのですが、今後のつくねの環境を考えると根本的原因を改善する必要があると思った次第です。

そこで見つけたのが以下の投稿で、

うちの場合はこの右下の状態で、これを左下の状態にしよう!という感じですね。

 

元々一階作業場のシャッター前には遮光用があって風通しの良いシートを張っていたのですが、今回は「雨」も凌げるよう、防水タイプのタープを使う事にしました。

ホームセンターでも探したのですが丁度良いサイズは無く、ネットで色々探してみたところ、細かいサイズ指定が出来てロープ固定用のハトメ穴が沢山付いている物という事でこちらを選びました。

クールシェード 1.6M x 2.4M 撥水 耐久性 窓用

尚、模様が着いていた方がお洒落っぽく見えたり、黒い方が光を遮断出来そうに思いましたが、元々何もつけたくない(空を見たい)という事もあって、景観的に違和感が無い白を選んでいます。なので明るい水色でも良かった感じですかね。

ベランダには元々アルミ材で組まれた規格物のポリカーボネート屋根が付いていて、今回はそこのボルト穴を利用して、追加で1メートル程のアルミパイプを2本突き出すようにしました。アルミパイプは端材を使っていて、これはホームセンター等で売っているアングル等でも大丈夫だと思います。先端はタープを破かないようプラスチックカバーを取り付けています。

ちなみに買ったタープの写真にはハトメ穴がいくつも開いていたのですが、届いてみると角の四つしかない!(酷い!)という事だったので、仕方ないですからそれを固定する為のクリップを購入しました。ハトメ穴に比べると弱そうと思っていましたが、実際に使ってみた感じではしっかり固定出来て良かったです。

テントクリップ タープクリップ

ロープは自在金具付きのこちらを購入しました。失敗したのは黒色の物を買った事で、使っている内にこれにしみ込んだ雨水が染料を含んで流れる事で、その通り道に中々落ちない水垢が付いてしまいました。なので出来るだけ色が着いていない物(白等)が良いかと思います。折角塗り直した床が・・・。

パラコード ガイロープ 4mm 反射 テントロープ – 耐荷重400kg 12芯 30m巻 自在金具付き

フックは100円ショップ等で買ったアルミS字フックを使っていたりしますが、躯体を傷つけたくないのでこちらの樹脂製のフックも併用しています。

キャンプテントフック

室内から見た感じです。ベランダ出入り口付近がしっかりタープで覆われているのが判るかと思います。

これを着けておくのは夏だけと考えているので、比較的着脱が簡単なロープ(パラコード)と自在フックだけで固定するスタイルとしています。キャンプ等で実際にタープを張った事がある方なら判ると思いますが、ロープを張る箇所(立木や岩や地面に挿すペグ等)さえ間違えなければ、一見簡易的に見えるこの張り方でもかなりしっかり固定する事が出来ます。

空が完全に覆われてしまうのは嫌だったので、大体ベランダの半分くらい、横幅2.4メートルのタープを中央に張っています。多少の雨なら十分凌げる範囲で、太陽からの光も室内に殆ど入らないようになりました。風でバタバタと音が鳴る音に最初は驚いていたつくねですが直ぐに慣れました(笑)。

その後の経過はというと、エアコンの設定温度を27℃、風量は「弱」の状態で固定、全ての時間帯で±1℃の範囲で収まるようになりました!つくねの快適さは勿論、今回の遮光でかなりの省エネになったと思います。

つくねが来てからベランダが快適になったので、さらに居心地を良くしようと思い、ポータブル扇風機も買いました。

ドウシシャ WindGEAR 扇風機 アウトドア向け 20㎝ 

ベランダにもコンセントはあるのですが、うっかり出しっぱなしで漏電とかしたら怖かったのでバッテリー内臓の防水タイプを選びました。

LED照明も着いていて、
内部バッテリーからスマホなどの充電にも使えるので非常時にも役立ちます。

万が一の時には自家ソーラー発電から充電も出来るので安心ですね。めっちゃ大活躍しています。

自宅ベランダ床の塗装

自宅のベランダはこれまで余り使う事が無かったので気にしなかったのですが、つくね(保護猫)を迎えてから頻繁にここを利用する事になって、床全体に細かいクラックが生じている事に気が付きました。

ちゃんと撮影していなかったので判り難いのですが、床に細かいクラックが入っているのが判るかと思います(つくねの毛では無くひび割れています)。

調べてみるとベランダは防水FRPなる物で、使われている塗料はポリエステル樹脂、これが剥き出しになっています。自動車部品で言うと社外品FRP製バンパーのゲルコートままの状態ですから、耐候性の低いこの樹脂がそのまま露出していれば割れてしまうのは当然ですよね。これなら割れる前に耐候性の高い自動車補修用塗料を使って塗っておけば良かったです。

と言う訳でいつもお世話になっている塗料屋さんに相談してみたところ、こちらがお勧めという事で取り寄せて貰う事に!水性一液性の塗料です。

フローンFRP防水面用アクアトップ – (防水材|トップコート)

下地処理はいつもと同様ペーパーとスコッチで足付け処理を行い、よく脱脂清掃を行いました。ちなみに塗料の説明書には「アセトンで脱脂」と説明されていて、これはいつも使っているシリコンオフ=ノルマルヘキサンよりかなり強い物ですが(揮発も非常に速い)、なんでだろう?と考えてみたところ、もしかしたらポリエステル樹脂表面を若干溶かしつつ(侵しつつ)、これから塗る塗料の密着性を高めているのかも、と思った次第です。プラモデルの樹脂(PS=ポリスチレン)に塗装を行う際、塗料事態が母材(樹脂部品)を溶かして密着するので足付け処理が必要無いのと同じような感じですかね。

という感じですが比較的早く終わりました。マスキングから足付け処理、片付けまで含めても3時間といった所です。際や角など塗り難い所は刷毛で、その他はローラーを使いました。いつもやっている塗装とは気にする度合いが1%くらいで済むので、精神的に凄く楽なのは良かったです(笑)。

ちなみにこれを行ったのはまだ涼しい時期で、真夏だったら体力面でもヤバかったと思います(なのでこれからの季節は全くお勧め出来ません!)。

結果としては良好で、説明書に記載してあったとおり全面に出ていた細かいひび割れは塗装だけで全て埋まりました!パテとかサフェとか要らないなんてまるで夢のような塗料です(笑)。

使ってみた感じとしては、今回の塗料は比較的弾力性があるようで、ひび割れを充填する程に厚塗りしても割れたり感じがしません。現時点で塗り終わってから二カ月程経ち、真夏の熱々の状態に入っても元々あったクラックが出て来る様子は全くありません。塗装後の乾燥(重合)も早く、塗り終わってから半日で使えるというのもGOODです。本当に素晴らしい塗料です!

尚、ひび割れの原因はやはり紫外線の可能性が高く、こことは別にある3階の余り日が当たらない同じような防水FRPのベランダの床はまだクラックが出ていませんでした。なので今回塗装は行いましたが、出来るだけ真夏の紫外線を遮られるようにとベランダにタープを張る事にしました!

尚、ベランダには元々ポリカーボネートの庇があるのですが、全体を覆う程のサイズでは無く、なのでつくねが雨の日でもベランダで遊べるよう何かしらを張っておきたかったんですよね。

ただそのままタープシェード等を張るとベランダ面積=天井高が低くなって狭く感じてしまうので、既存の庇にアルミ棒を固定し、柱を延長する事にしました(画像で2本飛び出た棒)。キャンプなどでテントタープを張る際に主柱となるポールを2本立てますが、それと同じ役目のような物です。ただここにポールを立てるのは凄く邪魔だし見た目も良くないので、横から柱を突き出す形としました。

製作時の画像が殆ど無いのですが、使った材料は判るので後日こちらも紹介しようと思います。現時点でタープ張ってから一カ月程経ちますがめっちゃ快適でお勧めです!