ヤモリ型色見本キーホルダー制作

以前テスト的に作ったクロマフレアカラーのイモリ型色見本キーホルダーですが、

ちょっと隙間があって見た目が残念な感じと、

クリアーを塗って直ぐにピースをくっ付けたら先に塗った塗膜(完全硬化済み)がチヂレてしまう!という事が発覚し、製作を諦めていました。

ちなみにこちらのソリッドカラーのモデルは元々枠が黒い物を使っているので(枠を塗っていないので)チヂレの心配はありませんから、一度商品化しています。

ただあまりにも手間が掛かるので、どうにかならないかと思い、今回改めて施工方法を変えて挑戦をしてみました。

方法としては、枠は前回と同じく先に組付け、

各ピースを配置して接着してしまいます。隙間を狭くするようピースも12個から正規の13個に増やしました。

枠をマスキングし、

その隙間にエアーブラシでクリアーを塗る!という方法となります。

ただこの方法だと当然隙間にクリアーを入れる前に手前がモリモリになってしまい、

塗膜中に気泡が発生してしまうワキのリスクが非常に高くなるのですが、

口径0.5mmのエアーブラシの空気量を絞ってガン距離を極限まで近づけて塗る事で、

なんとか隙間の奥までクリアーを入れる事に成功しました。

クリアーも常温硬化タイプのスタンドックスエクストリームプラスに変更しています。

こちらの仕様ではヤモリと色相環12色はミラーアクリルにキャンディーカラー塗装を、

枠は見る角度で色が変わるクロマフレア顔料を採用しています。マジョーラにも使われている米JDSU社の「ChromaFlair」なる物を、STANDOXのベースコート樹脂=MIX599に添加して使っています。こちらはアンドロメダに該当するカラーですね。

こちらの枠はマジョーラマゼランに該当する顔料です。

こちらはトラぺジウム該当の顔料ですね。

ちなみにマジョーラは日本ペイントの塗料で、それに使われている樹脂も同社に対応された物となります。となると下色に使う黒はnaxアドミラで、クリアーもそれに準じた物(日本ペイント社製)を使う必要があります。うちはそれが出来ないので、スタンドックスの塗装システムで使えるようにしている訳ですね(恐らく他で聞いた事が無いのでわざわざこんな事をしているのは世界でもうちだけかも知れません)。

完成品は11月のデザフェスと、その後在庫が出来ればウェブショップでも販売予定です。

色見本キーホルダー CF-SYF

趣味で作成している色見本キーホルダーです。こちらは枠にマジョーラセイファートに該当するクロマフレア顔料を使用しています。クロマフレア顔料=「ChromaFlair」は米JDSU社の製品で、それをSTANDOXのベースコート用樹脂=MIX599に添加してスタンドックスの塗装システムとして使えるようにしています。巷で勘違いされているマジョーラ風の物とは違う、本物の顔料を使用しています。

今回の枠では初めての販売となるのでどれが良いのか作ってみないと判らない所もあり、色々な種類で作成してみました。画像の物は同じくマジョーラカラーであるマゼラン該当のクロマフレア顔料のCF-MGEを、ラップを使ってマーブル柄にした物となります。

↓こちらですね。

表面は赤茶色で、透かしはゴールドに変化します。

こちらは背板にウォルナットを組み合わせてみました。

合成樹脂(アクリル)と天然素材の組み合わせはどうかと思いましたが、緑と茶色が自然な感じで合っています。

好みにもよりますが、意外と良いかもですね。

左から、先ほどのCF-MGEマーブル柄→シルバーホログラムラメ→CF-ANDⅡ(マジョーラアンドロメダⅡ該当)となります。

左からウォルナット→CFーANDⅡ→CF-MGEマーブルとなります。

結晶塗装の黒は間違いが無いというか大体なんでも合いますね。

裏側にはRGB値の色相環を記しているので、仕事にも活用できるのでは、と思います。

デザフェス間近という事もあり、連日アルバイトに来て貰って色々と準備を進めています。画像は工場二階で仮想デザフェスのブースを設置しているところで、単に並べるだけだと何が違うのか判らなくなるので、この後POPを施していきます。

色見本キーホルダー AND+黒結晶塗装

趣味で作成している色見本キーホルダーです。

仕様としては以下の通りとなります。


■枠:CF-AND (マジョーラアンドロメダ該当クロマフレアカラー)

■背板:結晶塗装 黒

■色相環:ミラーキャンディ

■文字:白(MIX870)


枠に使用しているCF-ANDは、マジョーラアンドロメダにも採用されている米JDSU社のクロマフレア顔料「ChromaFlair」をSTANDOXの塗装システムで使えるようにした仕様となります。巷で勘違いされているマジョーラ風の物とは違う本物の顔料を使用しています。

色相環のピースはミラーアクリル板をレーザー加工機で切り出し、それぞれに透過性塗装=キャンディー塗装を施しています。

初期の頃と基本設計は変わらないのですが、レーザーで切り出す位置を工夫したり、パーツ毎の隙間を調整したりして細部のクオリティを上げています。

ドロー部(文字の部分)はレーザー彫刻でアクリル板を彫り、そこにSTANDOXの白(MIX870)を塗装しています。ちなみに「墨入れ」というと、毛細管現象を利用して墨(黒)を流しいれるような方法となりますが、この場合は比較的粘度の高い塗料を押し込むように入れていて、どちらかと言うと「シルク印刷」に近い感じです。

こういったドロー部の塗装もちゃんと塗料が入りきらなく擦れて文字が消えてしまったりなど色々課題があったのですが、レーザーのパラメーターを素材や雰囲気温度毎に変えたり作業方法を工夫したりして安定して仕上げられるようになりました。同じことの繰り返しかと思いきや、少しずつても数をこなす毎に仕上がりが良くなっていくのがとても楽しいです。

クロマフレア顔料の大きな特徴は見る角度によって変わる色相の変化で、今回のCF-ANDの場合は表面がグリーン味のあるブルーで、

透かすと深みのある紫に変わります。マジョーラもどきの比較的安価なパールだとここまで色が濃くならないんですよね。恐らくパール顔料表面にコーティングされた被膜が、透過より反射の方が強くなってしまうのを抑えきれていないのだと思います。かなり微妙な塩梅なんでしょうね。

他にもマジョーラーセイファート該当のクロマフレアで枠を塗装した物がありますので、後日そちらも紹介します。

いずれも来月7月に開催されるでデザインフェスタVol.61に出展して販売する予定です。宜しければ是非!

.NUKO(ドットぬこ)ピンバッジ

猫型色見本キーホルダーのバッジ仕様は以前から作成していたのですが、留め具の固定が接着剤の為に使っている内に外れる!という事態があり、改めて構造を見直す事にしました。

と言う訳で、今回のピンバッジは金具が絶対外れないよう、留め具のパーツを内部に埋め込む事にしました。凹みはレーザ彫刻で行っています。

その後表面と張り合わせると、

こんな感じで完成です。これはかわいい・・・!

またデザフェスで販売するにあたってピンバッジ単体だと安定感が無いので台紙を作る事にしました。

最初は印刷&厚紙にしようと思ったのですが、どうもチープな感じが否めないので、

改めてアクリル板で作り直しました。

めっちゃ格好良い!

ただしこのままだとピンバッジがくるくる回ってしまう為、

新たに1mmの小さな孔を開け(画像は面取りです)、

虫ピンをその穴に通し、

接着剤で固定します。

虫ピンはポッチが着いているので抜けたりはしませんが、ぐらつきがあるので接着剤で固定しています。UVタイプの接着剤を使っているので最後に纏めてしっかり照射して硬化させておきます。

外側から見るとこんな感じで虫ピンが飛び出ているので、

余分をカットします。尚、飛び出た虫ピンは固定金具で隠れるので安全性は問題ありません。

ちなみにこういった回転防止付きの留め具も売っているのですが、それだと結局外側に取り付けなくてはいけなく、ピンバッジ本体が金具なら溶接でしっかりくっ付けられますが、バッジがアクリル樹脂製だと接着するしか方法が無いので今回の方法としています。しかし当初考えていたよりかなり面倒な事になっちゃってますね。

また折角ならと、色見本キーホルダーと同じように枠も取り付けました。さらに高級感が増したと思います。

そして完成です。

枠に着けた状態ならキーホルダーにもなりますし、

留め具を外して帽子や鞄などにピンバッジとして取り付ける事も可能です。

パーツの種類が多いので実は色相環キーホルダーよりも大変だったりするのですが、老後も塗装を仕事として続けていけられるよう、身体が動く今のうちに色々やっておくようにしています。

そして完成です!

やはり枠があると格好良いですね!

めっちゃ高級感があります。

枠の色は色相環キーホルダーと同じく色々変えられて、今回はキャンディーレッドも作ってみました。

色相環キーホルダーの方は普遍的なデザインを基にしていますが、

こちらは完全オリジナルなので、それぞれ並行して作っていければ面白いかと思っています。

最初はこのつくねのドット画から始まっていて、その後他の種類の猫に派生していってます。色の数は無限大なので(ちなみに「白が200色」とかいう概念は余りにも少な過ぎます)、愛猫とお揃いの物が作れる!というのが良いですよね。いずれは既存のパーツをマスキングで塗り分けて複雑な模様(ブチなど)にも対応できるようにと考えています。