アルミ縞板蓋作製

 頼んでいた縞鋼板風のアルミ板が届きました。厚みは2ミリで、240ミリ四方にカットして貰っています。

 早速バンドソーで角を落としました。

 さらにサンダーで形を整えて、全体を#240で足付け処理もしています。

亜鉛メッキされた一斗缶の蓋も同じように足付け処理を行い、さらに裏表にプライマーを塗りました。同じ轍は踏みません。

 さらに艶消し黒を塗ります。塗料はSTANDOXのベースコートで、先日本塗りを終えたPCケースシャーシと同じですが、こちらは試作なので硬化剤は入れていません。

 取り敢えず置いただけですが、汎用の蓋と組み合わせるとこんな感じです。ちょっとApple TVっぽい感じが出たのではと(全然違いますか…)。

 ちょっと黒は綺麗過ぎてクド過ぎたかもしれません。グレーか鈍いシルバーメタリックであっさり仕上げた方が良かったかもですね。

 と言う訳で仮合わせしてみました。ちょっと厚みがあって野暮ったい感じも否めませんが、キャスターの車輪が車輪が黒いので意外と悪くはないかもです。

 こちらは汎用の蓋を取り外し、アルミ縞板だけの状態です。これだとちょっと寂しいですが、MDF板を重ねて厚みを出し、蓋にも取っ手が着けばバランスが取れると思います。

ちなみにこの仕様のメリットは「座れる事」で、これがそのまま椅子にもなります。

他には天面の一部を残して強度を保ちつつフックも作る!と言う事も試していたのですが、色々微妙な所があったのでボツとしました。一応撮影はしていたのでちょっと紹介しますと・・・

 強度を保持すべく周りのフチ部分を残すようにし、

 残した凸部分を曲げてフックとし、

コンビニ袋を引っかけられるようにしました。

が!、切り口で怪我をしまくるのと、余りスマートでは無いので辞めました。そこで色々考えて見つけ出したのが例のヨトリヤマと言う訳です。

さらにフチが無いメリットとしては、

何とスタッキングが出来ます(笑)。

3個ともキャスターを着けた状態ですが、フチまで切り落としておくとスッポリ収まるんですよ。

さすがに画像のような三段重ねは危ないですが、二段にしてさらに横に並べて2×2にすれば立派なサイドテーブル兼ストッカーとして使えると思います。さらに4×4にすればちょっとした作業台にもなりそうで、うーん、益々妄想が膨らみます。

一斗缶 防水仕様

先日から取っ手やキャスターなどを取り付けたりしている一斗缶ですが、

某所より「内側を水洗い出来るようにして欲しい」と言ったリクエストがありましたので、それについても色々考えていました。

一番手っ取り早い方法はこういった自動車塗装用のアンダーコート剤を塗る事なのですが、

あ、イメージとしてはこんな感じです↓かなり昔に施工したフュージョンのFRP製サイドカーですね。

難点としては、ボディーシューツを塗る場合にはやはり先に足付け処理とプライマーの塗装が必要な為、余計に手間が掛かってしまう事でしょうか。

 と言う事でジャジャーンと!

建築塗装業界ではメジャーかも知れませんが、車の塗装屋さんでは余り知られていないであろう、なんとヨトリヤマの18L用です(笑)。

 ヨトリヤマと言えば、車の塗装屋さんなら知らない人は居ないと言うくらい有名な塗料容器(のメーカー)ですが、まさか一斗缶用の物があったとは・・・私も全く知りませんでした。と言うか普段そこまでのサイズは使いませんし、床を塗る場合などにはそもそも一斗缶自体を容器として使い捨ててしまう訳でして・・・。

ちなみに上の画像の物は1L用の物で、今までずっとヨトリヤマかと思っていたら大塚刷毛でビックリしました(笑)。容器だけ(スティック&持ち手無し)を選ぶとこれになるっぽいです。

 そして実際に装着してみると、良いじゃないですか・・・(惚)。

防水どころかゴミ箱の中にもう一個ゴミ箱が入ってしまったような感じで、さすがヨトリヤマ、厚みが全然違います。使い捨て感は全くなく、一斗缶より長持ちしそうな感じです(苦笑)。PPポッドは各メーカーから色々出ていて、中には値段は安いけど薄くて使えないような粗悪品もありますからね。

 ただ難点もあって、あまりの厚さの為にフチに嵌めていたエッジモールが入らなくなってしまいました(苦)。

まあそもそもこれは缶をカットした所で怪我をしないようにと保護用の為に着けた物なので、そういった点ではヨトリヤマがあれば問題は無いですかね。

ちなみにこちらは先日紹介した画像ですが、実はこの時点でも既にヨトリヤマを装着しています。

この蓋はアレですが、なんにしても何かしらの蓋は付ける予定なので、フチの余分はカットして使えば大丈夫だと思います。

尚蓋については別途検討していた素材が本日届きましたので、そちらも後日改めて紹介したいと思います。素体キットも早く作らないとですし、他のカモフラ柄も早く塗りたいなぁ、と。

一斗缶用補器類

ちょっと仕事の方が激しく忙しくなってしまっている為、こちらの趣味的な事は余り進んでいません。いよいよもうご依頼品の置き場所が無くなってしまいそうな為、そろそろ受付制限をさせて頂こうと思っています。

と言う訳ですが、取りあえず色々届いている物があるのでそちらを紹介しようと思います。上の画像は少し前に買った一斗缶用の缶切りで、ただいざ使ってみるとちょっと微妙な感じが…。

 と言う訳で新たに購入してみました。まだ使っていませんが、何かこれならサクっと切れそうなイメージがして(笑)。

 そしてこちらも届きました!M12のピッチ1.25のナットです。普通のネジでこんな細いピッチの物はありませんが、Monotaroでは普通に売ってくれていました。

 実際に嵌めてみると、思った通りピッタリです。スバル用のホイールナットとか買わなくて済みました(笑)。

ついでに幅の薄いスパナも。と言うか¥3,000を超えないと送料が無料にならない訳でして(苦)。

ちなみにキャスター取り付け固定部の隙間は4ミリしかない為、普通のスパナでは締め付けられません。最初は良いのですが、締めている内にスパナ自体が抜けなくなると言う(苦笑)。

ちなみにSATAガンを持っている方なら付属する万能レンチに19ミリの設定もあるのでそれでも大丈夫です(マニアック過ぎますか)。

そして買ったボルトは早速専用のケース(笑)に収納です。

ちなみにケースはこんな感じで作れます↓もう飲み終わって捨てている場合じゃないですよ。

ペットボトル改 cases

こちらはかなり前に購入していた一斗缶の蓋ですが、色々問題があって今日までお蔵入りとしていました。

何故かと言うと・・・ 。

これは酷い・・・(苦)。

一斗缶本体の鈍い鉄色に対して、メッキが掛かっている蓋は輝き過ぎて浮いてしまうんですよね。形も業務用ラードみたいですし。

機能的にはとても便利なのですが、これはちょっと使えないかなぁ、と。

と言う事ですが、一応試作品のカモフラバージョンに着けてみました。

対極する位置にキャスターがあるせいか、こちらは先ほどよりマシな感じです。天面に縞鋼板を貼ったり、取っ手を替えて全体をOD色のカモフラにすれば弾薬箱の蓋に見えなくも無いかも知れません(ちょっと無理がありますか・・・)。

取り敢えず時間が出来たら取っ手とキャスターを着けただけの「素体キット」みたいな物を作って、好きなように加工してレビューして頂けると言う方をモニター募集したいと思います。どうぞお気軽にご利用下さいませ。

一斗缶改 ダスト・カー

先日塗装を終えていたPINKカモフラージュ柄の一斗缶です。

他の缶の底には、ホームセンターで買ってきたキャスターを取り付けたのですが、

ちょっと小さ過ぎて、何か違う…。

と言う事で、もっとしっかりとした50mm径のキャスターを買い直してみました。

一個当たりの耐荷重は40daN(デカニュートン)なので、安全荷重(×0.7)を考えても100キロくらいは大丈夫です。二個並べれば高見山も乗れますね。

ただ一斗缶の鉄板は薄い為、余り重たい物が乗ると底が歪んでしまう恐れがあったので、応力が分散するようにMDF板を挟む事にしました。

MDF板はいつもの6mm厚の物で、縦横のサイズと角のアールを合わせてレーザー加工機でカットしています。また装着前にはつや消し黒で塗りました。

 と言う訳で、キャスター装着完了です。

最初のキャスターに比べるとかなり無骨な感じがして、まあまあ良くはなったと思うのですが、出来ればもうちょっとキャスターが外に出て見た目の安定感が欲しい感じです。

と言う訳で違うタイプのキャスターを購入しました。またどうせならと言う事で150個を(笑)。

最初に取り付けたのが奥のプレートタイプで、今回買ったのが手前の一軸タイプです。またリクエストに応じてストッパー付きにしました。

恐らくこれで今より数センチ外側にオフセット出来る為、多少なりとも末広がり的な感じに出来るのではと思っています。

あと外側に貼った色見本はやめて、普通にアクリルプレートをレーザーカットした物を貼った方が良さそうですね。もう少し考えてみます。