セキセイインコ用巣箱Ver.1.2完成

inco-46 修正点はまだあるのですがとりあえず素組みは出来るようになりました。レーザー加工機のみで作ったセキセイインコ用の巣箱です。

inco-44 接着剤は一切使わずともしっかり組めますが、掃除の度にバラバラにする必要は無いので屋根と側面パネル以外は木工用ボンドで固定してしまって大丈夫だと思います。ベランダ部分はもう少し広い方が警戒心無く中に入ってくれそうなので今後拡張予定です。

inco-47インコの人形はミニチュアなので本物のインコが入ると丁度良くなると思います。

inco-48板の厚みは4mmで高さは約25センチと結構大きなサイズになるのですがセキセイインコだとこれくらいは必要みたいです。今回作った物は板の厚みが3mmでそれに合わせて全体のデータを75%に縮小していますが、やはり成鳥したセキセイインコには少し窮屈そうです。後日4mm厚のベニヤを用意して新たに作りたいと思います。既にそれに合わせて鳥かごは大きいサイズの物を購入しました(笑)。

とりあえずこのデータはベースとなる物で、今後はベランダ部分の拡張や窓風の飾りなどを作ってもう少し華やかにしてあげたいと思います。データはpdf形式でダウンロード出来るようにしてありますがIllustratorで編集可能ですので宜しければご活用下さい。データさえ出来ていれっば最近流行りのFAB Cafeなどに材料を持ち込んでレーザーでカットして来れば画像のような巣箱が簡単に出来上がると言う訳です。または例えば1mm厚のアクリル板を使い、データを25%に縮小してカットすれば飾り用の透明なミニチュア巣箱も作れたりしますので、上の画像に写っているようなインコの置物を飾ったり、または貯金箱として使ったりするのも良さそうですね。何にしても加工するのはモニター上だけで、一番面倒なカットはほぼ自動でやってくれると言うのが手軽で有り難いです。

私的な使い方としては実用性重視と言うことなので、取り敢えずはベランダの拡張&そこに架かる登りハシゴを作ってあげようと思っています。しかし入ってくれますかね~(超ビビリなんですよ。笑)。

巣箱のデータ作成(ベータ版)

inco-11元々コザクラインコの為に作った巣箱を後から来たセキセイインコ(上の画像のインコ)にお下がりとして使っていたのですが、どうも巣箱の中に入っている気配が無く、まあ最初はそんなものかと思っていましたがどうやらインコの種類によって巣箱の構造は変えないといけないみたいです。まあそう言う事があるのは知っていたのですが、折角なので使ってくれると嬉しいなぁ、なんて願っていたりもした訳でして・・・(笑)。

birdbox1ただ今回は完全な手作りでは無く、材料のカットは先日導入したレーザー加工機にやって貰おう!と言う事でデータを作成しました。使ったのはいつものIllustratorなるソフトで、ラフ画などの作成は一切なく、構想から設計までこれ一つで行いました。最初に使っていたCSに比べ今使っているCS5にもなるとアンカーポイントの吸着などが凄く便利で、ほぞの位置の作成もかなり簡単に出来ました。

inco-(2)最後にパスを結合してこんな感じで完成です。ちょっと画的に寂しかったので完成イメージイラストを追加してみましたが、こちらは何も考えずに作ったので実際の数値に比べ奥行きが変です(苦)。

サイズに関してはネット上の作例を参考にしていて結構大きいのですが、ベクトルデータなのでこれの変更は自由自在です。一応参考になればと思い、データはpdf形式にしてダウンロード出来るようにしてみました。ただ今回のデータはまだ実際にカットも組み合わせもしていない物で、設計上のミスもあるかも知れませんからとりあえずはベータ版としておきます。後日私も会社からこのファイルをダウンロードし、改めてIllustratorで開いてそれをレーザー加工機でカットしてみようと思います。

ちなみに今回のデータでは見た目を重視して底板は内側に納めた造りですが、屋根と同じく外側に食み出るような形にすればさらにしっかりとした組み付けが可能になります。まあほぞさえしっかりしていれば多分上記の設計でも接着剤無しで簡単には壊れない小屋には出来ると思います。鳥を飼っているかたなら判ると思いますが、屋根より下にヘリが出ている所があるとそこに糞が溜まってしまうんですよね。

と言う事でまずはベースとなるベータ版として、後はこれを元に色々作り足していきたいと思います。レーザーで焼き切れる分などの調整も必要だと思いますしね。ああそれと出来ればドールハウスみたいなかわいい窓も付けたいなぁ、なんて・・・(病)。

セキセイインコ用巣箱のPDFファイルデータです。まだ試作ですが宜しければどうぞ。
ベースとなるデータが出来ました。pdfファイルですがIllustratorで開いて編集も出来ますので使い易いように改造して下さい。今後ベランダ部分を拡張したりする予定です。