BLACKRABBiTガチャセット届きました!

知り合いの塗装屋さん(GUNさん)がいつも塗っているアートトイのBLACKRABBiTのミニチュア版=ガチャの全6種セットです。どこのガチャも売り切れみたいなので入手するのが難しいらしく、だったらという事でネットで購入しました。「わざわざ買う必要無いのに!」とGUNさんに言われてしまいそうですが、Twitterのタイムラインを眺めていると私も並べて撮影してみたくなりまして(笑)。

GUNさんについては、以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければどうぞ。

マスキングシートを届けついでに

こちらはTwitterでも紹介した画像で、先ほどの6体を、パントンの色見本の上に並べて撮影した物となります。

以前SHUREのマイクを塗装した際に、色見本の上にマイクを載せて撮影をしたら華やかだったので、それと同じ方法で完成したワイヤレスマイクを撮影していたところ、丁度こちらのBLACRABBitが届いたのでついでに撮影した次第です。やはりと言うか背景が変わるだけで一気に華やかになりますね!

それぞれ色相を合わせると良い感じに映えてくれます。

こちらは塗装のご依頼を頂いていたマイクです。オーナー様に向けての紹介であれば背景はどうでも良いと思うのですが、

こんな感じの画にしてウェブサイトのトップページに掲載すれば、ご依頼を検討されている方は色々な事を想像し、塗装への意欲が増すのでは、と考えています。

ただ毎回こんな感じに色見本帳を広げて並べるのは結構面倒なので、この状態のまま仕舞っておき、何か撮影したい時にそのまま出せる背景用素材として活用しようと思います。

このキーホルダーだとちょっとちょっと合いませんが、アクセサリーとかならよく合いそうです。

撮影はかなり面倒な作業で、出来ればやりたくはないのですが、仕事としては後々間違いなく役に立ってくれるのが判っているので、如何に手間を掛けずに撮るか!と言う事に重きを置いています。ただ、まさに「ハァ~」ではありますけどね(笑)。

BLACKRABBiTピアス作製Ⅱ

先日に引き続き、GUNさんから頂いたデータを基に、アクリル板をレーザー加工機でカットしたBLACKRABBiTです。今月末に開催されるデザフェスで販売を予定しているピアスの素材となります。

今回はスプラッシュ塗装を行うのを前提に、先にクリアーだけを塗っておく事にしました。

またそれだけだと寂しいので、見る角度で色が変わる光干渉型のパールも使いました。通常は黒に塗った下地に重ねて色の変化を楽しむ為の物ですが、種類によっては粒子が見えない透明性の高いタイプがあるので、今回はそれを使います。当店規定のNo.19ですね。

挿したヒートンのネジが見えないよう耳の部分にはシルバーを塗り、続けてキャンディーブルー、最後にクリアーを塗っています。

やめておけば良いのに結局色々な種類を作ってしまっています。

GUNさんお勧めのスプラッターなのも増産しました。デザフェスではこういうのが好きな方が多いようです。大丈夫ですかね・・・。

その後60分40℃程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。意外に手間が掛かっています。PRO_Fitが崩壊し兼ねないので程ほどにしておかないとですね。

一応「24時間以内なら足付け処理無しで再塗装が可」と言う事に倣って、スプラッシュ塗装を行いました。

最初の仕様は先にスプラッシュ塗装を行ってからクリアーを塗りましたが、やはりこちらの方が盛り上がりがハッキリしていて良い感じです。

こちらは顔の部分に光干渉型パールを塗った物で、この状態だと顔の部分が水色に見えますが、

見る角度によってはこのように透明に見えます。まあでも思った程のアピールが無いので(そして凄く面倒なので)もうしないと思います。

今回やってみて判りましたが、私の性格上同じ事を繰り返すのは余り(と言うかかなり)好きでは無いようでして、今の仕事が凄く楽しいのは、オーダーメイド的な内容を、毎回違う形(被塗物)で出来ているのが大きな理由だと感じました。採算性の面で良く無いのは判っていますが、ある程度のスリルとリスクを伴いながらの方がどうしても面白く感じてしまうんですよね。

と言う訳でその後それらを自宅に持ち帰り、休日を利用して金具を取り付けました。

あとこれとは別に、キャンディーカラーの色相環と、光干渉型パールをふんだんに使った色見本キーホルダーも作成しました。

それぞれ仕様が違っていて、個別に撮影&説明分を書くのはもう無理だと思い、こういった物は今後デザフェス等で直接販売をしようかと考えています。ズラーと並べて動画を撮影し、当方のサーバーを全く圧迫させないで済むSNSに投稿し、それを見て後は実物を見て頂くか、DM=ダイレクトメールのみで対応すれば楽だと思った次第です。

後はキャンディーカラーの色相環壁時計も持って行きたいので、それを何とかしないとですね。

BLACKRABBiTピアス作製

知り合いの塗装屋さん=GUNさんから頂いたデータを基に、アクリル板をレーザー加工機でカットしています。今月末に開催されるデザフェスで販売を予定しているピアスの素材です。

GUNさんについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければどうぞ。

マスキングシートを届けついでに

ピアスにするには金具を取り付ける必要があり、3ミリ厚のアクリル板でこれを行うのが結構難儀なんですよね。

上記画像は以前紹介したイモリ(トカゲ)のピアスです。

と言う訳でジャジャーンと!

今回も穴を開ける為のジグを作成しました。画像だと肝心なパーツが映っていませんが(1ミリの穴が開いた上側に装着されるパネル)、これを使えば真っ直ぐ穴を開けられるという代物です。

中にピアスの素材となるBLACKRABBiTを挟み込み、上の穴からドリルの刃を挿し込みます。

すると、横から飛び出さずに真っ直ぐの穴を開ける事が出来ました。素晴らしい・・・(惚)。

しかしながら塗装をするとなると、足付け処理も必要です。側面はさすがに大変なので、そこはガスプライマーを使って対応するとします。

色は以前塗装したイモリのピアス等を参考にします。

その他、見る角度で色が変わって見える光干渉型のパールも使ってみます。

シリコンオフで洗い流すように脱脂し、側面をガスプライマーで炙り、全体にプラスチックプライマーを塗布します。一般的にやられているようにスプレー糊のような密着剤を使えばすこぶる作業が楽になるのですが、長い間やっている事が体に染みついてしまい、なんだかんだ手が抜けません・・・。

と言う訳で本塗り完了です。予定以上に色々なレパートリーを作ってしまい、かなり時間を費やしてしまいました・・・。

こちらは先ほど紹介したイモリ(トカゲ)のピアスと同じ配色です。下色に粗目のシルバー(SATNDOX MIX598)を敷き、その上に青のキャンディーカラーを2種塗っています。

こちらは耳の部分を黒に、顔をキャンディーレッドに塗装しています。

こちらも以前塗装したイモリピアスと同様、淡いピンクの上に一部蛍光ピンクを重ねています。

こちらは垂れた仕様のBLACKRABBiTで、顔の部分をキャンディーレッド、耳とタレを黒にしています。

こちらもイモリのピアスで試した、ブガッティのティファニーブルーと、蛍光グリーンの組み合わせです。野菜みたいで可愛いです(笑)。

こちらはピンク+蛍光ピンクのタレバージョンとなります。

こちらも以前イモリのピアスで試した物と同じ配色で、キャンディーマゼンタの上に、一部キャンディーブルー(HOKバープル) を重ねて紫にしています。

可愛くてちょっと不気味なBLACKRABBiTにとても似合う感じです。

塗り過ぎたキャンディーカラーが垂れた感じが面白いかなと思います(実際はキャンディーカラーのベースコートで塗っているのでこんなに垂れる筈はないのですが。笑)。

余り面白味が無かったかな?と思ったブラック+キャンディーレッドでしたが、垂れた部分がまるで血みたいで、こういうのが好みの方には良いかも知れません。

ちなみにいずれも既に強制乾燥~完全硬化後の画像で、サイズの縮小以外は加工もしていません。

完成後の画像が面倒そうなので、このままデザフェスで販売しようかと思っています。GUNさんのBLACKRABBiTファンは大量に押し寄せると思われるので、これらの物も便乗して売れてくれればと思う次第です(笑)。

水中花風溶けウサギ③ 完成

 先日より作業を行っていたエポキシ樹脂製製の水中花風溶けウサギです。

仕事では無いのでこれで利益が出る事は無く、なので何かの序に一緒に作業を行うようにしている為、今回はかなり時間が空いてしまっていました。

 何度かのクリアー塗装を経て、ようやく巣穴が埋まりました。

ドライフラワーは隙間に空気が残る為か、今回のように樹脂中に埋めるには予めそれらを除去しておかないと激しく気泡が混入する!と言うのが良く判り、それだけでも今回の作業は十分収穫はあったと思います(と思わざるを得ません。笑)。

3個作ったうちの一個(一番手前)は、このトロビットの権利を持っているGUNさんに差し上げて、残りは見本と言うか戒めの為に(笑)私の手元に置いておくようにしました。

GUNさんについてはこちらの記事が判り易いかと思いますので宜しければどうぞ。

それを先日GUNさんがTwitterにアップしてくれていたりもしました。塗っていて思ったのですが、これのメッキ調とかあったらメタルスライムみたいで面白そうです(笑)。