BLACKRABBiTガチャセット届きました!

知り合いの塗装屋さん(GUNさん)がいつも塗っているアートトイのBLACKRABBiTのミニチュア版=ガチャの全6種セットです。どこのガチャも売り切れみたいなので入手するのが難しいらしく、だったらという事でネットで購入しました。「わざわざ買う必要無いのに!」とGUNさんに言われてしまいそうですが、Twitterのタイムラインを眺めていると私も並べて撮影してみたくなりまして(笑)。

GUNさんについては、以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければどうぞ。

マスキングシートを届けついでに

こちらはTwitterでも紹介した画像で、先ほどの6体を、パントンの色見本の上に並べて撮影した物となります。

以前SHUREのマイクを塗装した際に、色見本の上にマイクを載せて撮影をしたら華やかだったので、それと同じ方法で完成したワイヤレスマイクを撮影していたところ、丁度こちらのBLACRABBitが届いたのでついでに撮影した次第です。やはりと言うか背景が変わるだけで一気に華やかになりますね!

それぞれ色相を合わせると良い感じに映えてくれます。

こちらは塗装のご依頼を頂いていたマイクです。オーナー様に向けての紹介であれば背景はどうでも良いと思うのですが、

こんな感じの画にしてウェブサイトのトップページに掲載すれば、ご依頼を検討されている方は色々な事を想像し、塗装への意欲が増すのでは、と考えています。

ただ毎回こんな感じに色見本帳を広げて並べるのは結構面倒なので、この状態のまま仕舞っておき、何か撮影したい時にそのまま出せる背景用素材として活用しようと思います。

このキーホルダーだとちょっとちょっと合いませんが、アクセサリーとかならよく合いそうです。

撮影はかなり面倒な作業で、出来ればやりたくはないのですが、仕事としては後々間違いなく役に立ってくれるのが判っているので、如何に手間を掛けずに撮るか!と言う事に重きを置いています。ただ、まさに「ハァ~」ではありますけどね(笑)。

火の七日間

 とある企業様から、ライブで使用するワイヤレスマイクの塗装のご依頼を頂きまして、ただその納期が一週間(!)しかない為、昨日今日の休日(日曜日+山の日)を返上して作業をしています。

当方も週末から夏季休業日となりますから一度はお断りしたのですが、アーティスト様(もしくはクライアント様)がどうしても!と言う事で、超特急割増費用付きで引き受ける事となりました。要は私の休日3日分をお金に変換したような感じでしょうか(苦)。

上の画像は色を確認しているところで、ご指定頂いたCMYKの色を確認しているところです。今回は艶消し仕上げでのご指定なので、これが結構面倒なんですよね。

手前のiPadの画面の色は、adbe Illustaratorの画像をjpegに変換した物で、その右にあるiPhoneの方は、以前インプレッサのフューエルキャップのロゴを作った時にも使った「Palettes」なるアプリを使って表示した色です。わざと違うアクセス方法にし、同じCMYK値で色が変わるのを確認しています。

そしてその上にある色見本は当店で作った物で、今回の色はSTANDOXの鮮やかな赤の原色(MIX561)と白、スバルSTiのチェリーピンクそれぞれを合わせたような色になります(まあ実際はそんな単純な話では無いのですが・・・)。

ちなみにPANTONE社が提供するFind a Pantone ColorなるサイトでもCMYK値を入れて色見本を検索できるようなサービスがありまして、そちらを試してみると「PANTONE 201U」が近似色と案内されました。

実際のその色見本を見てみると・・・、

それぞれの色が余りも乖離し過ぎて噴き出してしまいました(頼みますよ・・・笑)。

モニター上で見る色はCMYK値と言いつつも実際はRGBですから、それを鵜呑みには出来ない思う反面、さすがにこんな濁った色でも無いだろうと言う事で、その辺を考慮しつつ色を作っています。

この一週間が無事に終わった場合、そのまま燃え尽き症候群になりそうな感じがするのですが、そこで丁度良く夏休みに入るので、何とかやり切っていこうと思います。ゴッホゴッホ。

色見本 MIX573グリーン完成

 先日本塗りを終えていたグリーン系の色見本が完全硬化したのでさっそくプレートに取り付ける事にしました。

レーザーで切り出したMDF板に台紙を貼り、塗装した物をそれぞれセットして完成です。

 使った原色は違うのですが、以前作ったPANTONEカラーの見本と色が似ていたので一緒に並べてみました。

こちらの色見本は今作っている物とは作り方が全然違い、被塗物のダースベイダーは石膏で作った物にベースコートのみを塗っただけなのでちゃんとした色見本としては使えません。またPANTONEの色見本に合わせて色を作っていたのでとても手間が掛かりこれ以降は作業がストップしていたんですよね。

一応以下の記事でも紹介しておりますので宜しければご参照下さいませ。

色見本グリーン完成

 今回作ったMIX573は黄色味のあるグリーン原色で、ダースベイダーの方は青味のあるMIX589のグリーン原色を使ってます。以前CORSAIRのPCケースに使用した色(PANTONE322)や、マイクのロゴに使った色(PORSCHE22R)もそちらに近いですね。

 実際は肉眼で見るとそれぞれの色はもっと違って見えるのですが、これくらい淡い色になると画像ではその差が表現が出来ません。

今まではこういった色見本が無かったので色の確認をしようが無かったのですが、ご希望の方には色板を購入して頂いて実物を見ながら色を選んで貰うと言う事が今後可能になります。

またいずれはこれらの色見本をズラ~~~と並べて、直接ご依頼店頂いて色を確認出来るようにもしようと考えています(現在は窓口を設けておりませんので直接のご来店には対応しておりません。ご注意下さいませ)。

特に2色以上の配色はそれぞれの色を並べて見るとイメージが沸き易いので、比較的POPな色を使い易いタンブラーやマイクなどの塗装には便利になると思います。気に入った色が見つかったらその色板を購入して頂き、持って帰ってじっくり検証する、と言う事も可能ですので(多分)。

と言うか色は見ているだけでも単純に楽しいですから、多分妄想が止まらなくなって大変な事になると思います(笑)。いずれはワークショップも開きたいですね。確か工場移転の時に借りたローンはあと3年くらいで終わる筈かと。

ゼンハイザーe935ロゴ 用 ピンク色検証

先日からご依頼頂いているゼンハイザーe935のマイクに入れるロゴのピンクですが、丁度良い機会なので現在作成中のPRO_Fit色見本(仮)をこの色で作成する事にしました。青と紫に続いて三色目です。

上の画像はオーナー様がご用意されたプリント用紙で、まずこの色に近いピンクをPANTONEの色見本帳から選びました。GoeGuideの32-2-2となります。

次はそれに近いSTANDOXの原色を探します。

今回は2色混ぜないと見つからないかと思いきや、MIX576の色相が丁度良さそうです。

ちなみに画像にあるSTANDOX原色色見本帳は原色の他にシルバーメタリックを混ぜた物が貼ってあって、こうする事で濃過ぎる原色も色相が判り易くなっています。尚この時点では明度と彩度は気にしなくて大丈夫です。

適当に白を混ぜてPANTONEの色見本帳と見比べてみると中々良い感じです。と言うか数ある色見本の中でここまで原色に合うなんて奇跡的ですよ…。

と言う訳で早速新たな色見本達を用意しました。塗装スタンドも先日作った二個目のVer2.2をフル活用です。取っ手はやはりあった方が移動が楽ですね。

STANDOX PRO_Fit色見本色の配合は最初に決めた通りで、「艶あり」と「艶消し」用をそれぞれ7種類、合計28個を塗装します。

日記では紹介していませんでしたが、別件でブレーキキャリパーを塗装した時に一緒にこちらも塗らせて頂きました。

ちなみにアクリルプレートの方は極力艶を出したいので、塗ったその後上の画像のように水平に置くようにしました。

と言うのも・・・

 こちらは先日塗っていたSUBARU STIのチェリーレッドの色板ですが、画面左側の艶ありの方の肌が汚いのが判ると思います。

これは使ったのがイージークリアーで(安い方のクリアーです)、且塗装時は地面に対して垂直だったので肌が作れず(垂れるので)、結果艶の無い悪い肌になってしまいました。

これをいつも通りの環境で撮影するとさらに酷く写ってしまう為、「このままお蔵入りさせるか・・・」とも思っていたのですが、それも嫌なので結局塗り直しました。

元の肌の上にそのまま塗ったのと、一部にゴミが付いてしまいましたが、先ほどの肌に比べると良くなったのが判ると思います。クリアーの種類(クリスタルです)や塗り方、そして気合(笑)によって仕上りは結構変わってしまうんですよね。

既にムラサキ系の色見本も完成しているので、近々そちらも紹介出来ると思います。