少し前から電源ステーションとして改造している元ゴミ箱のR2-D2ですが、どうせならiPadも入れたいと言う事で少々予定を変更して作業をしています。
ただ見ての通りiPadの幅は入口よりも広く、そのままでは上手く入りません。勿論縦にすれば入りますが、それだと余り宜しく無いので、何とか良い方法が無いかと考えました。
で調べてみると、 どうやら両腕の部分を使えば比較的広い空間が確保出来るので、早速その方向で作業する事にしました。
丁度この部分を切れば真横から出し入れが出来そうなので、元々あった溝に沿ってエアーソーでざっくりカットします。
早速iPadを入れてみると十分過ぎる程のスペースで、なんと普通の雑誌も入ってしまいました。なんだかとても良い気分です。
ただしこのままでは本当に出し入れするだけで、どうも何かつまらない・・・。
と言う訳でジャジャーンと!引き出し用の汎用スライドレールを買ってみました。
ちなみに最初は手前の250ミリの方を買ったのですが全く長さが足りず、少しサイズオーバーなのですが新たに30センチの3段レールを買い直して、それを加工して使っています。
今回のR2-D2は設計図どころか全て思いつきでやっているので、後からこうしたいというのが出てくるとその都度解決方法を考える必要に迫られます。ただその辺が非常に面白く、もっぱら最近は昼の休憩中に構想を練って、仕事が終わってから実際にそれを試してみる!みたいな事を繰り返しています。
結局本体側もかなり切ったり削ったりしましたが、何とか上手く収まりました。
さらに寸法を測ってデータを作成し、レーザー加工機でアクリル板をカットします。
上側にもスライドレールを取り付けて、穴を開けたらそこにタップを立て・・・
カットしたアクリル板をネジで固定し、上下のレールを合体しました。
試しに切り取った腕を仮付けしてみると、中々ロボットらしい感じがして違和感もそんなに無いと思います。
ちなみに今回使ったスライドレールはボールベアリングがふんだんに使われていて予想以上にしっかりして丈夫に出来ています。種類は長さが5センチ刻みで設定があり、値段も非常にお安いので(二個で¥2,000しませんでした!)他にも色々な場面で活躍してくれそうです。パニアケースの蓋もこんな風に横にスライドして開いたら格好良いかもしれません(笑)。
スライドレールを一番引き出せば十分な長さになってくれるので、後はここにiPadを置けるスタンドを設置すれば簡単に出し入れが出来るようになると思います。
と言うか設置場所によってはこのままの状態でiPadで動画を見たりしても良さそうで、バッテリー上がりも気にせずに使えそうですから中々便利そうな気がします。
後は両足からスピーカーがスライドして出てくれたりすると最高なんでしょうが、しかしそうなるとますます泥沼に・・・。